1話 初日に限ってこうなる
最後まで読んでいって下さい。
俺は疾風。15歳。ごく普通の高校生になったばかりの男。悲しいことにヘタレである。
とんでもない高校に入学してしまった。そして初日そうそうケンカに巻き込まれてしまった。
この高校は少々、いや、かなり変わっている。校舎はとても広い。設備も良い。授業内容も良いらしい。しかも成績が上位で卒業できれば、大学の入学支援までしてくれるらしい。ここまではとても良い進学校だが、パンフレットには「魔法使いや戦士を育てる世界で唯一の高校」と書いてあった。意味がわからんわ。そもそも魔法使いなんているのか、この時代に…。そんなこの学校にいるのは間違いなく変人だけであろう。むしろまともな人なんているのか?
俺の家は大昔から続く名家らしい。小さいころから剣術、武術、書道、茶道、華道etc...をやらされていた。何故か分からないがこの学校の推薦枠の試験を受けさせられ、合格してしまった。そして見事特待生となってしまった。
サムライソード(日本刀だ。かなりすごいものらしい)をもって学校に来ている。サムライは戦士に分類されるんだと。ジャパニーズが珍しいのかじろじろ見てきやがる。周りを睨んだとき、怖そうないかにも不良って感じのやつら、4人と目が会ってしまった。
ヤバイ(;´д`) 俺は、焦った。
「おい、兄ちゃん。急に睨んできてなんか文句あんのか?ゴラァ。」
不良は流暢(?)な日本語を使ってギロリと怖い顔で睨んできた。
で、ケンカに発展してしまったんだ。
最後まで読んでいって下さって有り難うございます。まだ、私自身未熟なものなので感想、意見等あったらよろしくお願いいたします。
次回も読んで下さい!