暇な魔王はどうやら勇者たちを育てるようです。
魔王城~門前~
そこに、魔物と戦う人間達がいた。
「ぐはぁ、な、なんて強さなんだだが、俺たちは絶対に負けない!それに、俺は勇者として魔王を倒さないといけない使命があるんだ、だから、お前たち行くぞ!!」
勇者が立ち上がったあとに、仲間たちに大きな声で呼び掛けた。
「「「おう、分かったぜ!(わかりました。)」」」
(勇者の)仲間たちが勇者の呼び掛けに答えると、勇者は剣を魔物の群れが居る方向に指しながら
「よし、じゃあ、行くぞ!!」
と勇者が言うと(勇者の)仲間たちはそれに続いて自分の武器をしっかりと構えたあと
「「「「ウォォォォーーーーー!!!!」」」」
と、叫びながら勇者たちは魔物の群れに再び突っ込んで行った。
魔王城~最上階 魔王室~
そこに、向かう足音が一つあった、その足音は、ゆっくりとした足取りで向かっていた。そして、そのゆったりとした足音がピタッと止まった。その時、魔王室の硬くて頑丈な扉が重々しくゆっくりと開けられた。その真正面には、頭に角が二本生えていて、禍々しい魔力を纏っている魔王が目を閉じ、堂々とした姿で禍々しい椅子に座っていた。その時、魔王が口を開きその足音を発した音源に向かって語りかけてきた。
「よくぞ、ここまで来れたな勇者よ。まずはその強さを褒め称えよう。そして我を倒してみs」
その時、その足音の音源の正体が見えた時、魔王がガッカリした表情でこう言った。
「また、お前か。」
そう、魔王が言うとその足音を発した音源が言い返してきた。
「正体が、私で悪かったわですね魔王様。」
少し嫌みのある言い方をしてきた彼女の正体は中世ヨーロッパのメイド服のような服を着ていて、白銀色のショートヘアーでいつも虚ろな目をしていて、この魔王城の管理者でもありメイド長でもあり作戦を建てる言わば参謀でもある。
「て言うかお前が来たと言うことは?」
少し悟った口振りで魔王がメイド長に問いかけると、メイド長は冷静に返事を返してきた。
「はい、また勇者たちが門前で倒れていました。」
メイド長がそう言うと魔王が深くため息をつきながらあきれた声で
「ハァ、またか、これで何回目だ?」
魔王がそう問いかけるとメイド長が冷静な声で答えてきた。
「今回のを含めるとこれでちょうど100回目ですね。」
そう聞くと魔王が間の抜けた声で
「100回目か、そろそろ暇で暇で滅びそうだ。」
魔王がため息をつきながらそう言うとメイド長が冷徹な声で魔王に問いかけた。
「でも、勇者が勝手に倒れてくれて楽じゃないですか?」
魔王が退屈なそうな顔でメイド長の問いに応答した。
「そうだが、何かいい方法は、あるか?」
魔王がメイド長に問いかけると少し考えた後に、メイド長が魔王に提案を出してきた。
「そうですね?いい方法か分からないですが方法は、2つあります。」
「まず、方法その1、“強い勇者が来るまでただひたすら待て”という方法です。」
メイド長が1つ目の方法を言い終わると、魔王は手を縦にして2、3回振り、メイド長が1つ目に提案した方法に反論した。
「却下だ、大体、我はもう待ちくたびれているし、そもそもいつ来るか分からないのを待たなければいけないのだろう、それこそ暇で暇で滅びてしまうぞ。だから却下だ。さぁ、次の方法は何だ?」
魔王が反論し終わると、メイド長が頭を下げたあと、次の方法を提案してきた。
「承知いたしました。では次の方法その2、“魔法やアイテムなどで勇者たちを強化させる”という方法です。」
メイド長が2つ目の方法を言い終わると、魔王が少し食い気味にメイド長に質問した。
「具体的にはどうゆう方法なんだ?」
メイド長が「ゴホン」と軽く咳払いをした後に冷静な声で魔王に説明をした。
「まず、人間のふりをして勇者たちに近づき強化魔法やこの怪しげな薬をかけたり飲ませたりすると言うような方法です。」
メイド長が説明をし終わると、魔王は不思議そうな顔でメイド長に質問をした。
「そうか分かった。だが、1つ不可解な点がある、その手に持っているものは、なんだ?」
魔王がメイド長の手に持っている怪しげな薬に指を指すとメイド長が流暢な口振りで答えてきた。
「これですか?これはですね簡単に言うとかけたり、飲ませたりした相手を魔物化させると言う薬です。ですが、安心してください改良に改良を重ねてなんと、魔物化しても理性を保つことができる優れものなんです。ちなみにお値段は1つ899ルビ(魔界料込)で売ろうかと思うのですけど、どうですか魔王様?」
メイド長が流暢に喋り終わると、魔王は即反論した。
「却下だな。大体、世界を救う勇者が魔物になって魔王と戦っうなんて話聞いたこともないぞ。それにもし、魔物化した勇者が我(魔王)の所までたどり着いたときにいろいろ困らないか?」
魔王は困った表情でメイド長に質問すると、メイド長は少し首を傾けて魔王に問いかけた。
「どんなふうにですか?」
すると、魔王は悩んだ表情でメイド長の問いに答えた。
「どんなふうにか?そうだな、例えばだが」
~~~~~~~~~~~妄想~~~~~~~~~~
「フハハハ、よくぞ、ここまで来れたな勇者よ。まずは、その強さを褒め称えよう」
「ヴェアアアーー!!(くそ、勇者であるこの俺をナメやがって!)」
「まぁ、そう吠えるな、愚かな勇者よ。今ここで叩き潰して地下牢に幽閉して思う存分に遊んでやるからその時に存分に吠えるがよい。」
「ヴェアアアーー!!(くそ、この俺をとことんナメやがってまぁあ、いいだろう存分に今から遊んでやるよ!)」
「さぁ、本気でかかってこいそして、我をたのしませてみよ!」
~~~~~~~~~~妄想終了~~~~~~~~~
「みたいな感じになるワケだ。」
と、妄想話が終わるとメイド長が少し不思議そうな顔で魔王に質問をしてきた。
「魔王様、先ほどの妄想話を聞いていましたが困るような点が見当たりませんでしたけど、いったい何処に困るようなところがあったんですか?」
メイド長が魔王に質問をぶつけると魔王が半分驚いた顔と半分困ったような顔でメイド長の質問に答えた。
「ハァ、困るようなところが2ヶ所もあったんだぞ。」
すると、メイド長が困った顔で魔王に質問をした。
「困るようなところが2ヶ所もいったい何処にあったんですか?」
魔王が少し考え込んでからメイド長の質問に答えた。
「そうだなぁ、まず困るような点の1ヶ所目だが、1ヶ所目は“雰囲気”だな。」
少し首を傾けながら、メイド長が魔王の回答で気になるところをそのまま繰り返して魔王に質問した。
「“雰囲気”ですか?」
まだビンときてないメイド長の顔を見て、魔王が少し声を大きくしてメイド長の疑問に答えた。
「そう、雰囲気がないと最終決戦感がでないんだよ。例えばだが、村の温泉宿で魔王と勇者が会話をしていても最終決戦感が全くないだろう。」
例え話を聞いたメイド長が少しドスの効いた声を発したあと通常の冷静でゆったりとした声に戻し理解した表情で魔王に話かけた。
「何で魔王様が人間どものところに居るかわともかく、確かに魔王城と比べたら最終決戦感が微塵も感じられませんね。」
魔王は2,3回うなづいたあと、少し嬉しそうな表情でメイド長に力説した。
「だろう、だから雰囲気はとても大事だしほかの魔王たちもよく魔王城で戦っているだろ、あれも雰囲気を大事にしているからこそ魔王城で戦っているんだ。」
魔王がメイド長に力説し終わると、メイド長は興味無さそうな顔で魔王に共感したあと、すぐに話を戻した。
「そうだったんですか(棒読み)。それでもう1つの困るようなところは何処なんですか?」
メイド長が質問すると、魔王はすぐに答えた。
「もう1ヵ所は、“会話”だ。」
そう聞いたメイド長は先ほどと同じように魔王の回答で気になるところをそのまま繰り返して魔王に質問した。
「“会話”ですか?」
魔王も先ほどと同じようにまだビンときてないメイド長の顔を見て、少し声を大きくしてメイド長の質問に答えた。
「そう、会話だ。先ほどの妄想話に出てくる勇者の声がただ叫ぶだけだっただろう、それが困るんだ。」
魔王は先ほどの妄想話で困った点を挙げて説明すると、メイド長は冷静な声で
「でも、会話はちゃんと成立していましたよ。」
と正論すると、魔王は困った顔でメイド長に質問した。
「だが、傍から見たらおかしいと思わないか?」
メイド長が共感したあと、本音を言った。
「まぁ、傍から見たら魔物と話し合いっている変な格好をしていて角の生えている変なやつとただ吠えている魔物がいるって感じですね。」
メイド長が本音を言い終わると、魔王は少し冷たい声でメイド長に注意したあと、凹んだ表情でメイド長に話かけた。
「お前、流石に言い過ぎじゃないか?我は少し傷付いたぞ。」
メイド長は魔王の言葉を無視して話を戻し
「それで、話は戻りますが結局どうしますか?」
と、魔王に問いかけた。
「何がだ?」
魔王は理解していない表情で返事をすると、メイド長はため息を付き、魔王に説明すると
「ハァ、もう忘れたんですか魔王様?どうやって勇者たちをいい感じに強くするかの方法ですよ。」
魔王は思い出した表情で、メイド長に話かけた。
「あぁ、そうだったなぁ。さてどうしたものか。」
魔王が悩んでいたその時、魔王の脳内に電流が走り魔王が何かいい方法を閃いて思わず座っていた椅子から立ち上がってしまい。それに反応したメイド長が少し冷たい声で
「どうしたんですか魔王様?」
と言うと、魔王はメイド長に謝ったあと、静かに椅子に座った。
「すまんな、いい方法が思いついてつい立ち上がってしまってな。」
メイド長は魔王が言っていた方法がどんな方法なのか少しだけ気になり魔王に質問した。
「“いい方法”ですか?それはいったいどう言う方法なんですか?」
すると、魔王は自信のある表情と声でメイド長の質問に答えた。
「それはなぁ、“我が勇者たちを育てる”と言う方法だ!」
メイド長は、深呼吸をして息を整えからドスの効いた声ですぐさま反論をしてきた。
「却下です。そもそもなんで魔王様直々に勇者たちを育てないといけないのですか?意味がわかりませんし、魔王様は馬鹿なのですか?」
メイド長は理解に苦しんだ表情で魔王に問いかけたあと、魔王を小馬鹿にした。
「我は別に馬鹿では無いぞ。それに、我が勇者たちを育てる理由があるぞ。」
魔王は馬鹿であることを否定したあと、魔王は自信ありげな表情と声で言うと
「それはいったいどうゆう理由なんですか魔王様?」
と、あきれた声でメイド長が理由を聞くと、魔王は流暢に理由を説明した。
「それはなぁ、もしお前が勇者たちを育てる間、我は暇になるからだ!だから、我が勇者たちを育てるのだ。それだったら我が暇を持て余す時間も無くなるし勇者たちもいい感じに強くなって一石二鳥ではないか。」
魔王が流暢に理由を説明し終わると
「ハァ、魔王様に理由を聞いた私が馬鹿でした。」
メイド長はため息を付いたあと、魔王をまた小馬鹿にすると、魔王はイラついた表情と声で
「また我を馬鹿と言いやがって今度はゆるさn」
メイド長、目掛けて突進して殴ろうとしていたその時、メイド長が条件を出してきた。
「もし行きたいのなら条件が1つあります。」
そう聞くと魔王はメイド長を殴ろうとふり上げていた拳を下ろし自分が座っていた椅子へと戻り、息を整えて怒りを鎮めると冷静な声で
「その条件は何だ?」
と魔王はメイド長が何の条件を出したか聞くと、メイド長は落ち着いた声で回答した。
「それは、“私の部下を一人だけ同行させる”と言う条件です。」
メイド長が人間たちのところに行くための条件を提示すると、魔王は不思議そうに首を傾けた。
「別に、良いがなんでお前が直接、我と同行しないのだ?」
魔王がメイド長に疑問をぶつけると、メイド長は少し早口で魔王の疑問に答えた。
「それは、私は魔王様と違ってメイドたちの教育や、魔王様が居ない間の魔王代理として魔王城に居ないといけないからです。ですから、私は魔王様と同行することができないと言う訳です。理解していただけましたか魔王様?」
魔王はうなづき、申し訳なさそうな顔で
「なんか、いろいろとすまんな。」
と、メイド長に謝ったあと、その条件を承諾すると、メイド長が冷静な声で魔王の返事に答えた。
「いえ、お気遣いいただいただけでもありがとうございます。それでは魔王様は門前でお待ち下さい。」
メイド長が集合場所を伝えると魔王はうなづきいた後に
「うむ、分かった。」
と言ったあと、魔王は立ち上がり魔王室を後にし、魔王城の門前へと向かった。
ー約1時間後ー
魔王城~門前~
そこには腕を組ながら静かに待っている魔王の姿があった。そこに、メイド服のような服を着ていて、ピンク色のロングヘアーでルビーのような赤い瞳をした少女が小走りで魔王の所に手を振り近づきながら魔王に話かけてきた。
「魔王様ーーー!!遅れてごめんなさ、ぶヘぇ!!」
少女は小石につまずき、まえのめりになりドシャンと音をたてて転倒した。魔王は少し心配しながら少女のほうに駆け寄って手を差し伸べながら少女に話かけた。
「お前、大丈夫か?」
魔王がそう言うと、少女は魔王が差し伸べた手を握って立ち上がり、先ほど転倒してよぼれてしまった服を手ではたきながら再度、魔王に話かけた。
「先ほどは転倒してしまいあまつさえ魔王様に手を差し伸べていただき本当に申し訳ございませんでした。」
そう言うと少女は深く頭をさげた。すると、魔王は少女の深くさげた頭を優しく撫でた後に
「気にするな、もう良い。それより怪我は無いか?」
少女は深くさげた頭を上げて元気な声で
「はい。大丈夫です。」
そう聞くと魔王はほっと一安心をして少女に話かけた。
「そうか、なら良かった。それで、お前がメイド長の言っていた条件のやつだな。」
少女はうなづいたあと、胸に手を当てて少し嬉しそうな顔と声で魔王の質問に答えた。
「はい。そうです。ちなみに、私の名前はクロルと言います。これから、よろしくお願いいたします魔王様。」
すると、魔王は少し高めの声でクロルに返事をした。
「あぁ、これから、よろしく頼むなクロル。」
クロルは嬉しそうな表情で魔王の返事に答えた。
「はい。よろしくお願いします。」
すると、魔王は左手をグーにして腕を挙げて、大きな声でクロルを呼び掛けた。
「よし、それじゃあ、挨拶も済んだし出発するか!」
腕を挙げる魔王の姿を見たクロルもつられて、左手をグーにして腕を挙げながら、楽しいそうな声で魔王の返事に答えた。
「はい。出発しましょう魔王様!」
こうして、魔王とクロルは勇者を探しに旅に出た。
~深林~
そこに、魔王とクロルがゆっくりと歩きながら話をしていた。
「魔王様、私ふと思ったんですが。勇者の居る場所の手掛かりなんてあるんですか?」
クロルが魔王に問いかけると魔王は自信ありげな声でクロルの問いに答えた。
「あぁ、手掛かりはあるさ。なんたって魔王の直感があるからな。」
クロルはそう聞くと魔王に純粋無垢な瞳を向けながら。
「さすがですね。魔王様!」
魔王は気まずそうな顔でクロルの純粋無垢な瞳を避けてから、少し震えた声でクロルに話しかけたあと、魔王は心の中で呟いた。
「あぁ、すごいだろ。(本当はメイド長に千里眼で見てもらっただけだなんて言えないな。)」
魔王は心の中で罪悪感を感じていた。そんなことを知らないクロルは楽しいそうな声で魔王に話しかけた。
「それじゃあ、魔王様が直感を感じた場所に早く行きましょう!」
そう言いながら、魔王から数センチ先離れてから魔王に手を振った。魔王はそれに反応してクロルに返事を返した。
「そうだな。それじゃあ、早めに目的の場所まで行くとするか。」
そう言いながら、深林を抜けて魔王とクロルは目的地へと向かった。
ー4時間後ー
~ミルセ町~
この町は農業が盛んな町である。ちなみに、この町で勇者が誕生したのはこれで2回目である。そこに魔王とクロルがたどり着いた。
「ハァハァ、やっと目的地に着きましたね魔王様。私もう足がヘトヘトです。」
元気のない声でクロルが話かけた。
「あぁ、流石に4時間も歩きっぱなしだと少し疲れるな。」
そう言うと魔王は近くの酒場に指を指しながらクロルに問いかけた。
「あそこで情報収集兼休憩しないか?」
クロルが元気な声で返事をした。
「はい。わかりました。」
そうして、魔王とクロルは近くの酒場へと向かった。
~酒場~
ここはハンターや冒険者などが依頼を受けたり食事したりする場所である。そこに魔王がドアを開けて一直線にカウンター席へと向かい椅子に座り、そのあとをクロルが目立たないようについていってクロルも椅子に座った。
「なぁ、ちょっと聞きたいことがあるんだがいいか?」
魔王が少し威圧感のある声で受付人に話かけた。
「はい。な…何でしょうか?」
震えた声で受付人が返事をした。そのあと、魔王はもう一度受付人に質問をした。
「この町に住んでいる勇者は今どこに居るんだ?」
少し震えた声で受付人が答えた。
「こ…この町の勇者様は、今は学校に通っています。」
魔王は納得した表情で
「そうか。邪魔したな。」
と言いながら先ほどのドアを開けた所から出ていった。クロルは受付人に向けて軽くお辞儀をした後に魔王を追いかけた。
~ミルセ町 街中~
クロルが不思議そうな顔で魔王に話かけた。
「魔王様が魔王だってこと、人間たち気づかれませんでしたね。」
自信のある声で魔王は返事をした。
「そりゃそうだろうだって変身魔法をしているからな。」
「だから、人間たちから見た我の姿は威圧感のある冒険者の見た目になっているからな。」
「それと、人間たちが居るときは魔王じゃなくて、“オウギ”と読んでくれ。」
そう言うと、クロルは疑問に思い
「なぜですか?」
と魔王に問いかけると、魔王は理由を説明した。
「クロルが魔王様と言っているのを人間たちにもしも、聞かれたら我が魔王とバレてしまうからだ。」
理由を説明し終わると、クロルは理解した表情で了承した。
「そう言うことですね。了解しました魔王様でわなく、オウギ様。」
魔王は優しい声でクロルに軽く指摘した。
「今は魔王で良いぞ。」
クロルが話を戻し、魔王に質問した。
「了解しました。それで、魔王様これからどうしますか?」
すると、魔王がクロルの質問に答えた。
「今から勇者たちが居る学校に行くのだ。」
そう言うと、クロルは首を傾げて魔王に質問をした。
「何でですか?」
魔王は少しやる気のある声で質問に答えた。
「勇者たちの教育係を我がやるためにだ!」
クロルは納得した表情で返事をした。
「さすがですね、魔王様。では、行きましょう!」
クロルと魔王は勇者たちが居る学校へと向かった。
~学校~
ここは勇者に選ばれし子を教育したり、冒険者や旅人などを目指す少年少女が修行や勉強する場所である。
「ここに勇者たちの教育係をしているやつは居るか?」
魔王がこの学校の先生らしき人に質問すると、先生らしき人が質問に答えた。
「それは、私ですけど何かご用ですか?」
そう言うと、魔王は威圧感のある声でしゃべった。
「ほお、お前がか。まぁ、探す手間が省けて助かったな。」
と言ったあとに、勇者たちの教育係をしている先生の腹を手加減して殴った。
「がはぁ!?」
と言ったあと、勇者たちの教育係をしている先生は気絶した。
「よし、これでやっと我の目的が果たせれるぞ。」
クロルは気絶した勇者たちの教育係をしている先生を持ち上げた。
「では、私は空間魔法でこの人を牢獄に閉じ込めておきますね。」
クロルは空間魔法で一旦、魔王城へと戻り気絶した勇者たちの教育係をしている先生を牢獄に閉じ込めた。
ちなみに、空間魔法は一度行ったことのある場所じゃないと空間移動ができないので注意!
ー翌朝ー
~学校 勇者たちの教室~
「なぁ、知ってるか?俺たちの教育係を担当している先生が行方不明になったって話。」
勇者が隣の席に座って居る少女に話かけた。
「知ってるも何も私たちの担当の先生なんだし知ってて当然でしょ。」
少女は冷静な声で返事をした。すると、もう一人の少女が少し小さな声で話に入ってきた。
「先生が無事ならいいんだけど。」
少し元気のない声でもう一人の少女が話かけると、少年は少し暗い表情で話しに入ってきた。
「そうだな。無事に帰ってくることを祈るしかないな。それで、話が変わるんだげど新しくオレたちの教育を担当する先生が決まったらしいぜ。いったいどんな先生何だろうな?」
少年は話を変えて少女たちに質問をした。
「噂によれば、超目付きの悪い冒険者って聞いているわ。」
少女が聞いた噂を話すと、もう一人の少女が不安な表情で話した。
「うまく馴染めると良いけど。」
勇者たちが話していると、チャイムの音が鳴り勇者たちが自分の席に座り新しい先生を待っていると、教室の扉がゆっくりと開き新しい先生が教室に入って来た。
「我が今日からお前たちの新しい教育係だ。ちなみに、名前はオウギと言う。そしてこちらが。」
オウギが自己紹介をし終わり、クロルの居る方向に手を向けると、クロルが自己紹介をした。
「オウギ様の助手を務めています。名前はクロルと言います。」
オウギとクロルの自己紹介が終わると、男子用のズボンがある学生服を着ていて、茶髪のショートヘアーで薄緑色の瞳をした勇者が椅子から立ち上がり自己紹介をした。
「俺の名前はカマル、職業は勇者で武器は双剣だ。これからよろしくなオウギ先生!」
カマルが自己紹介し終わり席に着くと、隣の席に座っている、女子用のスカートがある学生服を着ていて、紫髪のショートツインテールで紫色の瞳をした少女が椅子から立ち上がり自己紹介をした。
「私の名前はニルヴァよ。ちなみに、職業は魔法使いで武器はお察しの通り杖よ。まぁ、これからよろしくね先生。」
ニルヴァが自己紹介し終わり席に着くと、次は少し怖がっている、女子用の学生服を着ていて、青髪の三つ編みヘアーで紺色の瞳をした少女が勇気を振り絞って椅子から立ち上がり自己紹介をした。
「わ…私の名前はカナミアとい…言います。職業は僧侶でぶ…武器はメイスです。これからよ…よろしくお願いします。」
カナミアが自己紹介し終わり急いで席に着くと、最後は男子用の学生服を着ていて、赤髪のV字ヘアーで茶色の瞳をした少年が椅子から立ち上がり自己紹介をした。
「最後はオレだな。オレの名前はマグだ。職業はガンガン攻める戦士で武器は威力が十分にある片盾斧だ。これからご指導よろしくお願いいたしますオウギ先生!」
マグが自己紹介し終わり席に着くと、オウギが「ゴホン」と軽く咳払いをしたあと、勇者たちに話かけた。
「よし、これで全員の自己紹介が終わったな。それじぁ、お前たち闘技場広場に行くぞ。」
そう言うと、勇者たちは闘技場広場へと向かった。
~闘技場広場~
ここは学校から少し離れた所にある円形の闘技場広場で、ここでは学生たちが戦いの練習をしたり、学生同士で闘ったりまた、色々なイベントをしたりする場所である。そこに、オウギたちが到着した。
「よし、じゃあ、まずはお前たちのステータスを見させてもらうぞ。」
そう言いながらオウギは勇者たちのステータスを確認した。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
カマル(10)男性
レベル:7
職業:勇者
武器:双剣
耐性:なし
体力:140
攻撃力:23
防御力:19
魔力:30
素早さ:14
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ニルヴァ(9)女性
レベル:6
職業:魔法使い
武器:杖
耐性:雷
体力:125
攻撃力:16
防御力:18
魔力:50
素早さ:13
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≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
カナミア(10)女性
レベル:7
職業:僧侶
武器:メイス
耐性:睡眠
体力:110
攻撃力:8
防御力:19
魔力:40
素早さ:12
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≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
マグ(11)男性
レベル:8
職業:戦士
武器:片盾斧
耐性:なし
体力:150
攻撃力:28
防御力:24
魔力:10
素早さ:10
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勇者たちのステータスを確認したオウギが勇者たちに少し楽しそうな声で話かけた。
「よし、それじゃあ、次に4人全員で我にかかってこい!」
そう聞くと、カマルが少し調子にのった声でオウギに話かけた。
「いいのか?もしかしたら俺たち勝つかもしれないぜ!」
すると、ニルヴァが少し調子にのったカマルに冷静な声で反論した。
「さすがにそれはないと思うけど、でも0%とは言い切れないわよね先生。」
ニルヴァが少し余裕そうな表情でオウギに話しかけると、オウギが少し殺気立った声で勇者たちに話かけた。
「ほぉ、それじぁ、我に傷一つ付けてみるがいい。そうすればお前たちの勝ちと認めてやろう!」
また、調子にのったカマルがニルヴァに話かけた。
「よし、それだったら俺たちでも勝てそうだな!」
ニルヴァはカマルの返事に答えた。
「えぇ、そうね。それだったら私たちでも勝てそうね。」
マグはテンションが上がった声でしゃべった。
「オレは燃えてきたぜ!」
勇者たちがしゃべっていると、オウギが悪巧みした顔で
「それと、言い忘れていたがもしお前たちが負けたらお前たちの頭文字を取って今後”カニカマ“たちと言うから本気でかかってこい!」
そう言うと、嫌そうな顔でカマルはオウギに反論した。
「マジかよ先生!それは酷いと思うぜ。」
ニルヴァも同じような顔で反論した。
「私はカニカマなんて絶対に嫌だからね!」
カナミアは心の中で少し気に入っていた。
「(カニカマ、意外に良いかも。)」
マグは落ち着いた声でオウギに返事を返した。
「オレは別にそれでいいですよ。」
オウギは勇者たちの声を無視してクロルに話かけた。
「よし、それじゃあ、クロル試合の合図を頼むぞ。」
そう言うと、勇者たちは武器を構えてクロルは腕を上に挙げてオウギと勇者たちを見たあとに
「それでは勝負を始めてください!」
と大きな声で言いながら上に挙げていた腕を振り下ろすとカマルとマグがほぼ同士にオウギ目掛けて突っ込んで行った。
「うぉぉぉーーー!!」
最初に仕掛けてきたのは勇者であるカマルが双剣をオウギの頭目掛けて勢いを付けて振り下ろした。
オウギはその攻撃を右腕で防いだ。すると、マグが
「うおりゃぁぁーー!!」
と言いながら地面目掛けて斧を叩きつけてオウギとカマルが立って居るところに軽く地割れが起きてオウギは素早く避けたがカマルはその場で体勢を崩した。
「何するんだよ!危ないだろ!」
カマルはマグに怒りをぶつけると、マグは反省した表情で謝った。
「申し訳ない。」
とカマルとマグが仲直りしていると、遠くから大きな声でニルヴァが話かけた。
「なにやってんのよ!アンタたち!早く前線に戻って来てよ!」
ニルヴァがそう言ったあとに、オウギに攻撃を仕掛けてた。
「くらいなさい!雷魔法 “雷球”」
ニルヴァが魔法を放つと、オウギはそれを軽々しく避けたあとに
「お前の魔法はそんなものか?」
とニルヴァを挑発した。
「言ってくれるじゃない先生!なら、これならどうかしら?雷魔法 “雷球ー連射ー”」
ニルヴァはオウギの挑発にのっかり本気を出した。
それでもオウギは軽々しく避けた。
「ちっ、全然当たらないわ。」
ニルヴァが小さな声で少し弱音を吐いていると、突然オウギが立ち止まり勇者たちに話かけた。
「お前たちのために少し本気を出してやろう。」
そう言いながら、手を開いたまま上に挙げて魔方陣を出した。
「天候操作魔法 “雨の合図”」
オウギが魔法を放つとさっきまで晴れていた空が急に曇りだして闘技場広場全体に雨が降り注いだ。
「すげぇーぜ。」
呆然としているカマルに少しいい気になったオウギが話かけてきた。
「ハハハ、どうだすごいだろう!」
ニルヴァはオウギに返事を返した。
「確かにすごいけれど、私の雷魔法と相性が良いけど大丈夫なの先生?」
オウギはニルヴァの質問に余裕の表情で答えた。
「そうだが、まだ我のターンは終わってないぞ。」
そう言いながら、再び魔法を勇者たちに向けて放った。
「変換魔法 “水を重力に”」
オウギの魔法が放たれた瞬間、勇者たちに付着していた水が一気に重力へと変わり一瞬で地面に叩き付けられ、カマルは痛みを声に出してしまった。
「ぐはぁー!!」
マグは必死にもがいだ。
「くそ!全然立ち上がれないぜ。」
ニルヴァはカナミアに問いかけた。
「カナミア、魔法の解除できそう?」
カナミアはニルヴァの問いに答えた。
「だ……ダメです!重力がつ…強くて魔法の詠唱がで…できません。」
オウギは余裕の表情でカマルに問いかけた。
「どうだ、もう勝負あっただろ?」
カマルはニルヴァたちの顔を見たあとに、オウギの問いに答えた。
「くそぉ!ま…参りました。」
勇者たちが負けを認めるとクロルが
「勝負ありです!」
と言って対戦が終わり、オウギが魔法を解除し悪巧みした顔で勇者たちに話かけた。
「さて、お前たちの実力が一通り分かったところで、明日からお前たちに地獄のような特訓をさせるから覚悟しとけよ!」
「それと、お前たちが我に負けたからお前たちを今後“カニカマ”たちと呼ぶからな。」
オウギがそう言うと、カマルが驚いた顔で返事をした。
「マジかよ先生!鬼畜すぎるぞ!」
ニルヴァはまた嫌そうな顔で反論した。
「特訓は別にいいけど、カニカマとか絶対に私は認めないからね!」
カナミアは心の中で少し不安になっていた。
「(地獄のような特訓に私ついてこれるかなぁ?)」
マグはテンションの上がった声で返事をした。
「いったいどのような特訓か、オレは楽しみです。」
それから、勇者たち改め“カニカマ”たちは地獄のような特訓が始まった。
ー1か月後ー
~闘技場広場~
「(そろそろ、1か月も経ったしカニカマたちのステータスでも確認しとくか。)」
オウギは心の中でそう言いながらカニカマたちのステータスを確認した。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
カマル(10)男性
レベル:7→13
職業:勇者
武器:双剣
耐性:なし
体力:140→250
攻撃力:23→30
防御力:19→25
魔力:30→45
素早さ:14→21
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ニルヴァ(9)女性
レベル:6→11
職業:魔法使い
武器:杖
耐性:雷
体力:125→180
攻撃力:16→22
防御力:18→26
魔力:50→85
素早さ:13→17
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カナミア(10)女性
レベル:7→10
職業:僧侶
武器:メイス
耐性:睡眠
体力:110→135
攻撃力:8→14
防御力:19→24
魔力:40→65
素早さ:12→17
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マグ(11)男性
レベル:8→13
職業:戦士
武器:片盾斧
耐性:なし→火
体力:150→280
攻撃力:28→34
防御力:24→31
魔力:10→17
素早さ:10→13
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オウギがステータスを確認し終わると、感心した声でカニカマたちに話かけた。
「カニカマたちだいぶ、強くなったなぁ。」
オウギが話をしていると、カマルが不満そうな顔で話かけてきた。
「そうだけど。やっぱ、その呼び方まだ、慣れないな俺は。」
すると、ニルヴァがオウギたちの会話に入ってきた。
「でも、仕方無いでしょ、私たちが負けたんだから!」
カマルはまた不満そうな顔でニルヴァに返事をした。
「確かにそうだが、それでもまだ、慣れないな。ハァ。」
カマルが少しため息をついていると、マグが話に入ってきた。
「負けは負けですから、しょうがないですよ。それより、オレらを集めてどうしたんですか先生?」
マグが落ち着いた声でオウギに質問した。
「それはなぁ、カニカマたちの腕試しとして今から近くの洞窟に行くからだ!」
オウギがマグの質問に答えると、カマルはすごく嬉しそうな顔とテンションの上がった声でオウギに話かけた。
「今から洞窟に行くんですか!」
カマルが嬉しがっていると、カマルの声に反応してニルヴァがイラついた表情と声でカマルに話かけた。
「うるさいわねあんた!静かにしなさいよ!」
カナミアは二人のケンカを止めようとした。
「あ…あのぉ、皆さんお……落ち着いてください。」
マグは少しテンションが上がった様子でオウギに話かけた。
「やっと、派手に暴れられますね!」
オウギはカニカマたちを半分無視した状態で
「とにかく、洞窟に行くぞ!」
と言いながら、オウギたちは洞窟に向かった。
~洞窟~
ここはミルセ町から少し離れたところにあり、初心者の冒険者たちなどがよく来る場所である。そこにオウギたちが着くとオウギが洞窟に指を指してカニカマたちに話かけた。
「カニカマたちには今からここの洞窟をカニカマたちだけで攻略してもらうぞ!」
オウギがそう言うと、カマルが嬉しそうな声でしゃべった。
「やっと、勇者ぽいことが出来るぞ!」
ニルヴァも少し嬉しそうな顔で
「やっと、私の本気が出せるわね!」
と言うと、カナミアは心の中で気合いを入れていた。
「(皆さんの足手まといにならないように頑張らなくちゃ。)」
マグは気合いの入った声でオウギに話かけた。
「どんな敵が来るのか、オレは楽しみです!」
カニカマたちがテンションを上げて話していると、オウギが大声で
「それじゃ、カニカマたち行ってこい!」
とカニカマたちに気合いを入れると
「はい。それでは、行ってきます先生!」
カマルが気合いの入った声で返事し、そのあとに、カニカマたちは洞窟に入った。すると、カニカマたちの姿が見えなくなるとオウギがクロルに話かけてきた。
「クロル、魔王城に帰るぞ。」
そう言うと、クロルは不思議そうな顔でオウギに問いかけた。
「何でですか?」
オウギはクロルの問いに答えた。
「奴らはまあまあ強くなったから、多分、我が居なくても大丈夫だろう。あと、次に会ったときにどれだけ強くなっているのかのお楽しみが欲しいからな。」
クロルは納得した表情でオウギに話かけた。
「なるほど。そう言うことですね。それでは魔王城に帰りましょうか魔王様。」
クロルが空間魔法を放っていると、オウギがクロルに話かけた。
「あと、忘れていたが、元勇者たちの教育係をしていた先生をミルセ町に戻しといてくれ。」
クロルは頷いたあと、了承した。
「はい。分かりました!」
オウギは話を戻しクロルに話かけた。
「それじゃ、魔王城に帰るか。」
そう言いながら、オウギとクロルは空間魔法で魔王城に帰った。
ー7年後ー
魔王城~最上階 魔王室~
そこに、向かう足音が一つあった、その足音は、ゆっくりとした足取りで向かっていた。そして、そのゆったりとした足音がピタッと止まった。その時、魔王室の硬くて頑丈な扉が真っ二つに壊され、その真正面には、頭に角が二本生えていて、禍々しい魔力を纏っている魔王が目を閉じ、堂々とした姿で禍々しい椅子に座っていた。その時、魔王が口を開きその足音を発した音源に向かって語りかけてきた。
「よくぞ、ここまで来れたな汝よ。まずはその強さを褒め称え、名を聞いておこうか。名は何と言う?」
威圧感のある声で魔王が名前を聞くと
「俺の名は勇者カマルだ。今からお前を倒す名だ!よく覚えておけ!」
勇者が威勢のいい声で返事を返すと、魔王が冷徹な声で勇者に話かけた。
「ほぉ、威勢がいいな勇者カマルよ。それなら我を倒しこの世界を救って見せるがいい。」
勇者が勇気のある声で返事を返した。
「言われなくともやってやるさ!さぁ、来い魔王勝負だ!」
そう言いながら、勇者は戦闘態勢に入った。すると、魔王も威圧感のある声で話しながら戦闘態勢に入った。
「さぁ、かかって来るがいい愚かな勇者よ!」
そう言いながら、魔王と勇者はお互い目掛けて勢いを付けて攻撃した。
「「ウォォォーーー!!」」
ーENDー
どうも初めまして椎名鍵と申します。まずはこのあらすじの無い僕の初投稿作品(短編小説)を読んでいただき、誠にありがとうございます。さて、話が変わりますが、最後のところは読者のご想像にお任せするので、どちらが勝ったかは読者の想像次第です。




