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魔法の姫と世紀末世界のストレンジャー  作者: ウィル・テネブリス
世紀末世界のストレンジャー
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122 対して、魔物たちはウェイストランドを愉しむ。


 この街でもう何度見たか分からない光景を辿った。

 魔物たちに占拠された自動車修理工場はすっかりこの街に馴染んでるようで。


「おい、ドワーフたちが郊外南東の丘に陣地作りたいから人よこせってよ」

「南東っつったらどのへんだよ」

「地図で言うとここじゃね? 爺さんたち横から奇襲する気満々じゃねーか」

「街の郊外は全然起伏がない荒野だ、こっちも向こうもできることは限られてる。少しでもすり減らそうって魂胆らしいな」

「これがあっちの世界だったら真っ向から堂々と殴り込んでやれるのにな」

「人間の奴らが口揃えて「必ず砲撃してくる」っていうからよ、その対策もしなくちゃなんねえぞ」

「街の最南部は捨てるっていってたぞ、あそこが第二防御線らしい」

「こっちに来てから休む暇もなくて最高だな。行くぞお前ら」


 ちょうど通りすがった俺たちの前を、屈強な獣人達がぞろぞろ行進していた。

 内側では前よりもグレードアップしたドワーフの工房が炎と熱さと罵倒怒号をまき散らしており。


「何? わしらに戦車もぶち抜ける小銃を作れと?」

「いや、作れとまでは言ってねえけどよ、うちのボスがそれくらい作って欲しいもんだって言ってたぜ」

「なんだと!? 俺たちが作れねえと思ってんのか!?」

「聞き捨てならんなァ!? ほんとに作ってビビらしてやろうじゃないの!」

「おいおいマジかよ爺さんたち……」

「大きさはどうする? さすがに人間が耐えられん反動とか出たら使い物にならんぞ」

「重さと発射ガスの調整でどうにかするしかないだろ。使う弾はどうする?」

「それなら20㎜の102の砲弾がいっぱいあったぜ。あいつらが置いてった車両に積まれてたんだけどよ」

「よしいいこと教えてくれたなヒドラの! それ使って作るぞ!」

「そうなると弾頭にもひと手間加えてどうにか貫通力も抑えておきてえな」

「……ははっ、マジかよ。よし、ボスをびっくりさせてやろうぜ」


 暇を持て余したドワーフとヒドラが何やら無邪気に働いていらっしゃった。

 亜人たちは本当によく働いてくれてる。生き生きとしてるというか、この世界で生きがいを見つけられたみたいだが。


「武器のメンテナンスが必要な奴はいるか、今のうちだぞ!」

「おい、そこのアバタールもどきとかはいいのか!? 忙しくなる前に済ませろ!」

「ローゼンベルガーの、お前のウォーハンマーも見せろ!」

「おお、かたじけない。では見てもらおうかな?」

「うちのメイドソード見てほしいっす~」


 その傍らを過ぎようとしてた俺たちにも目ざとく気づいたようだ。

 ご指名されたノルベルトと、おまけのメイドが得物を手に鉄火場に入ってしまった。


「――いいか、鍋に白エルフを近づけるな!」

「何食わされるか分からんぞ! 絶対に阻止しろ!」

「あいつアレンジが足りないとかいって野菜入れまくりやがって! 今日という今日は許さんぞ!」

「ちゃんと壁に張ったレシピ通りに作れいってるだろ!? 義勇兵の奴らも食うんだぞ、これ!?」

「配食するときも気を付けろ! 気を抜いたらきゅうり添えられてるぞ!」


 敷地内の開きっぱなしの倉庫の中では灰色のオークたちが炊事をしていた。

 中々に面白い光景だ。スティングの市民らしき人々も混ざっていて、共同で切る焼く煮るの調理作業を取り行っている。

 人間をすっぽり叩き込めそうなほどデカい鍋からは、肉と香味野菜と香辛料のごちゃまぜな香りがする。


『あの人たち、料理できたんだね……』


 ミコの言葉に気づいて遠目に見れば、意外にもオークの連中は器用だ。

 具材をぶち込む手際の良さやタイミングのはかり方と言い、本職なのかと疑うほどには慣れてる。


「……俺よりもずっと料理上手だろうな。料理慣れしてる」

「そりゃ、フランメリアじゃ老若男女種族問わずに料理ができるやつばっかだからなぁ」

「エルフは例外だがな。あいつら手先が器用なくせに他人に飯作らせる奴しかいねえんだぞ」


 料理人たちを見守ってると、思い出のある牛と熊の佇まいが近づいてくる。

 スピロスさんとプラトンさんだ、まあ、今日はそこに小さな子供と白いドッグマンもいるが。


「オスカー! 元気か?」

『あっ……オスカーくん。元気だった?』

「うん、元気」


 遠くから見たって分かるほどに顔立ちも顔色もすごくいい。しゃがんで目線を合わせると、少し微笑んでた。

 それに安心できる居場所も見つかったらしい。今じゃミノタウロスのそばにくっついて。


「……で、お前はどうしたんだ」


 更にその亜人の後ろで大人しめに立つ、白いドッグマンと目が合う。

 カルトたちに合わせる必要がなくなってさぞ気楽そうだが、威厳と共にやる気も失っていそうだ。 


「ワタシはごらんのとおりだ。こんなご時世になっていたからな、やむを得ずこのミノタウロスに連れて行ってもらっている」

「連れてった覚えはねーぞ俺は」

「まあよかったじゃねえかスピロス、これで犬手に入っただろ?」

「確かに犬は欲しいっつったけどよぉ……なんか違うんだよな……」

「案ずるな、あるじ。ワタシは元々白いジャーマンシェパードだ」

「飼った覚えもねえんだよな……」

「良かったな、次の勤め先が見つかって」

「狩りなら得意だぞ、あるじ」

「カミさんのとこ戻ったらどう説明すりゃいいんだろうなこれ」


 ついでに崇拝対象から農家の放牧犬に格落ちしたらしい。お前も就職先が見つかって良かったな。


「そうだ、他の子どもたちはどうしたんだ?」


 牛男と元白狼様に挟まれる子供に合わせつつ、ふと気になったことを尋ねた。


「保護したガキども? それなら街の奴らのところだ。心配すんな、お前が心配するほど苦労してないさ」


 疑問には熊人間の視線が答えを出している。いまごろ街の安全などこかだ。

 こんな状況だけど、前よりずっといい生活ができてるといいな。


『……あの、オスカーくんは……?』


 子供たちの現在に安心してると、肩の短剣も気がかりなことを口にしたようだ。

 それはミノタウロスの足にくっつく子供についてだが。


「オスカーか? フランメリアに連れてくことにした」


 スピロスさんの返答は実にさっぱりと返して来た。

 魔法の世界に連れて帰るってことか。勢いのある選択だと思うけど、オスカーは特に否定的な姿は見せてない。


『つ、連れて帰っちゃうんですか……?』

「おう、別にいやいや連れてくってわけじゃねえぞ。ただ本人が強く希望してるもんでな」

「俺たちについていきたいってさ。まあ、旅は賑やかな方がいいだろ?」


 二人の物言いに念のため「マジ?」と首をかしげると、本人は「うん」と頷いてくれた。

 どうも本気らしい。ついでに「ワタシもな」と白いドッグマンも加わった。


「――そうか、確かにそうかもな」


 きっとウェイストランドじゃないどこかで、穏やかに過ごせるんだろうか。

 頭をぽんと撫でてから、俺は立ち上がった。


「そのためにもこの戦いに勝たないと駄目だな」

「おう、お互いしぶとく生き延びようぜ」

「心配いらねえよ。フランメリアの連中がこんだけいるんだ、何千と来ようが必ず勝つさ」


 牛熊コンビがどこかに行く前に、バックパックから行動食を引っ張る。

 宛先は目の前の子供だ。残ったチョコバーやらクッキーを全部押し付けて。


「ほら、やるよ。大事に食えよ」

「あっ……ありがとう。お兄ちゃん」


 それだけ伝えて別れた。

 あの子が幸せになるためだとか大げさなことは言わないさ。

 でも自分に似た境遇の奴が少しでもいい未来に進んでくれれば、まだまだ世界も捨てたもんじゃないと思えるだけだ。


「……ご主人、どうしたの?」


 変わった一団が離れていくと、ぴとっ、とニクがくっついて見上げてくる。


「あ? なんだ?」

「少し嬉しそう」

「ああ……なんでだろうな」


 黒い犬耳の間をぐりぐり撫でてやった。顔がほころんでる。

 ノルベルトとロアベアはまだドワーフたちの世話になってるようだし、もう少し歩き回ろうとしてると。


「――おや、こんなところに。探しましたよ」


 ……エルフの一団が立ちふさがった。

 キュウリ大好き白エルフと、そんな彼女に嫌々付き合う有象無象な長耳集団だ。

 今回は一際異様。なぜなら彼女は今、とんでもない得物を手にしていて。


「……えっ、なにその弓こわい」


 それは――弓というにはあまりにもデカすぎた。

 デカい武器は強い。そんな言葉を愚直にキャッチしてしまったような、人間の身体をゆうに超える丈の弓だった。

 長く束ねた板バネをあれこれいじくり回して出来上がってしまったような、弓らしき反りの間には白い弦が張られている。

 馬鹿の発想から生まれてしまったと思しき化け物級の大弓だ。こいつは一体何を狩るつもりなんだろう。


「……聞いてよ人間、こいつ"せんしゃ"を狩るためにこんな弓作らせたのよ」

「いや、技術じゃなくてそれもう質量で射抜くタイプの得物よね……?」

「こんなの素直に作ったドワーフもドワーフだと思うが」

「これ作るためにアラクネの商人に持ってたチップ全部払ったらしい」

「どうですか、これが私の新たなる相棒"鉄狩りの大弓"です。獲物を殺す形をしているでしょう?」

『……すごく、大きいですね』

「デカすぎるけど使えるのかよそれ」


 白エルフはこれみよがしにどん、と地面に大弓を突き立てた。

 中々に太い弦を掴むと、ぎぎっ……とか弓らしからぬ音を立てて引けたようだ。

 問題はそれで何を打つかって話だが。


「そういう訳でアバタールモドキ、出番ですよ」

「オーケー、どうして俺が絡むのか今すぐ説明してくれ」

「あんたの魔壊しの力で矢じりを作ってもらいたいんですって」


 ふんす、と得意げにしてる白エルフの所業に困ってると、金髪エルフが補足してくれた。


「……なんだって?」

「ほら、あんたがこいつにそそのかされて聖剣とかしたじゃない? あれ使って特製の矢じりを作りたいって言ってるのよこのイカれ女」

「そういうわけですので、これから聖剣を使って矢じりを作るため手伝いなさい」

「ええ……」

『ええ……』

「さあいきますよ」


 拒否権はないみたいだ。というか、エルフどもが憐れむように見送ってる。

 結果、あっという間に熱々の工房に連れてこられてしまった。

 そこであのぐちゃぐちゃになった聖剣が、くず鉄置き場に雑な形で放置されていて。


「ということで連れて来ましたよドワーフども」


 尻をぺちっと触られて、作業中の職人たちの前に突き出された。

 ちょうど、さっき見た連中が丹精込めて何か作ってたらしい。

 ヒドラとドワーフたちが図面を見つつも、どっかから切り出してきたであろう機関砲の砲身をぶった切ってるところで。


「よし連れて来たな長耳、条件は飲んでくれるな?」

「ええ、わたし7、あなたたちで3ですね」


 白エルフがゴミのように扱われてた金属塊を持ってくる。

 見るも無残な――そう、真夏で消滅寸前のアイスみたいになった聖剣だ。


「どういう取り決めしてるか知らないけど、何をするかぐらい説明してくれないか?」


 二度と聖剣を語れぬぐらいのそれを見てると、ヒドラが何かを投げ渡してくる。

 工房の熱で温まった銃弾、いや、砲弾だ。

 弾頭を外され火薬も雷管も抜かれたガワ、その正体は二十ミリの弾で。


「へっへっへ、聖剣を溶かして二十ミリ弾の弾頭をコーティングするんだよ」

「こいつは飛ぶぞ、アバタールもどきよ。高速ですっ飛ぶ聖剣を想像してみろ、恐ろしいもんじゃろ」

「誰かさんが戦車をぶち抜ける銃をくれっていったからな、注文通りにしてやんぜ」


 ろくでもないことに走るヒドラとドワーフの集まりはとても楽しそうにしていた。


「そして私はこれを使って特製の矢を作ってもらいます。いい取引でしょう」


 なるほど、それでこれをわけあって矢玉の材料にするわけだ。

 気の毒な聖剣には一生を奇妙なオブジェとして終わらせるよりもその方がいいと思う。


「分かった、思う存分こき使ってくれ」

「よくぞ答えたぞアバタールもどき! じゃあさっそく作業に移ってもらうぞ」

『……聖剣が生まれ変わっちゃうね』

「犯人俺だしな、責任取って再利用するよ……」


 やむを得ず承諾すると、早速工房の机の前に立たされた。

 そこにはいろいろな道具があるが、目につくのはボウルだ。

 料理用の口つきのガラスボウルがあり、そばに「注いでください」とばかりの木型が添えられていた。


「よし、まずはその聖剣を溶かせ。手のひらを広げて底に押し付けろ」


 そう言われてガラス製のそれに手をつくと、白エルフが異形の聖剣を運んできて。


「いいですか、ゆっくり押し付けて溶かすので絶対に腕を動かさないでください」

「なあ、一応聞くけど溶けた聖剣に触れても大丈夫なんだよな。ずっと気になってた」

「変なモンあってもどうせお主の力で消えるだろうし平気平気!」


 手の甲にぐにゃぐにゃの塊が押し付けられて……どろっと溶けだす。

 再び溶解させられた剣はどろどろと、なんともいいがたい、不定形らしい液体的な感触を伝えてきて。


「なんかひんやりする……」

『……いちクン、すごく嫌そうな顔してるよ? 大丈夫なんだよね……?』

「よーし、これで手突っ込んどる間はどろどろじゃな。まずは弾頭から作るぞ」

「うわあ、水銀みてえだな。これほんとに触っても大丈夫なのかよ爺ちゃん」

「溶かしてるのに水銀とか言うな馬鹿野郎!!」


 とても嫌な表現をされたが、ヒドラとドワーフたちが箱を手にやってくる。

 薄い木箱の中に鈍い銀色の弾頭がいっぱいに詰め込まられてた。たぶん鉛で作られた奴だろうが、かなりデカい。


「んじゃ良く聞けストレンジャー。今からこいつをくぐらせて弾頭をコーティングする、動くんじゃねえぞ」

「心配するなヒドラ、こいつは鉛にはくっつくが人体にはくっつかん。弾を放り込んだらさっと引き上げて完了じゃ」

「そんなんで大丈夫なのかよ爺ちゃん」

「なに、まあ見ておれ」


 そしてボウルの中に二人がごろごろと弾頭を流し込む。

 青いような銀色のような色合いの液体聖剣にダイブした弾頭はあっという間に沈んでしまった。

 そこにドワーフのごつい手がためらいもなく突っ込まれて。


「と、まあこのように他の金属にまとわりつくわけじゃよ」


 うっすらと蒼く輝くフルメタルジャケットの完成だ。

 本当にお手軽だ。「見せて」と片手を伸ばすと「解けるからダメ」とお断りされた。


「すげえ……! 完全にコーティングされてやがる、それもきれいに弾頭としての形も出来上がってんぞ!? 芸術だ!」

「問題はこれがちゃんと二十ミリの弾頭として薬莢に組み込めるか……まあこれなら大丈夫じゃな」


 完成品は、近くの工具でしかるべき手順をもって空っぽの薬莢にはまったらしい。

 驚くほどお手軽に作れてしまったことを確認すると、ヒドラもどんどん聖剣コーティング作業に入ってしまい。


「おーすっげえ、くぐらせるだけでできちまう……」

「うむ、完璧じゃ! この調子でいっぱい作っちゃうぞ!」

「とりあえず50発ぐらいは作っとこうぜ、そんだけあればボスも十分活躍してくれるだろ」

「私の矢じりのこと、忘れないでくださいね?」


 世にも恐ろしい聖剣コーティング済みの20㎜砲弾がいっぱいできてしまった。

 そんな青く光る弾頭とだいぶかさの減ったボウルの中身に少し不満そうにしつつ、


「それではアバタールモドキ、残りはそこの型に注いでもらいますよ」


 白エルフは型を近づけてくる。

 もしも金属を溶かして形成すれば、鋭い先端と刃を持つ矢じりになるはずだ。

 問題がそれがウェイストランドで一般的に使われるものより何倍も大きいってことだが。


「あとはこいつで矢じりを作ればいいんだな?」

「そうです。入れすぎ少なすぎどちらも致命的になりますので、慎重に注いでください」


 言われた通り、手を突っ込んだままボウルを傾けた。

 口からとろっと液体聖剣を注ぐと矢じりの形が青く染まっていく――これくらいか。

 まもなく満たされる、といったところで引き上げると。


「……よし、実にいいですよ。貴方は手先が器用みたいですね」

「そりゃまあ、最近技量が一つ増えたからな」

「どういう意味ですか」

「いや気にしないでくれ」


 白エルフが木の型をとんと叩いて、固まったそれを取り出す。

 そこにはお望み通りの形になったクソデカ矢じりがあった。相応の速度を持って人間に当たったら体の一部が削り取られると思う。


「文句なしですね。ではその調子で残り全部作って下さい」

「おー、ちゃんとできとるの。矢に使う木材はどうすんじゃ長耳の」

「ちゃんと用意してあるから大丈夫ですよお爺ちゃん」

「あと6本分は作れそうだな。余ったらどうすればいい?」

「余ったらいらないので差し上げますよ」

「それじゃ俺にくれよエルフの姉ちゃんよ、いらないなら欲しい」

「まあ別に私のものではないですし、どうぞ。さあ、早く仕上げちゃってください」

「あっちの世界行ったら国際問題に発展しないか不安だよ」

「アーッハッハッハ! ざまーみろ勇者ども! お前たちの国宝はこうして消耗品になりましたからねぇ!!」

「うわぁ作業中にいきなり高笑いするなぁ!?」


 こうして聖剣は新たな武器として生まれ変わった。

 余りはヒドラが持って行った。ラシェルへのプレゼントになるらしい。


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