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陰キャぼっち物語1  作者: ひつじごころ
4/5

もしも男子高校生の陰キャが後輩の女の子と帰ったら

てくてくてくてく・・・・


「・・・・・」

「・・・・・」


んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ なんで一緒に帰ってるんだろ俺。いや話題がねぇ。

話せねぇ。

てか、今までぼっちとして、陰キャとして生きてきた俺に、一緒に下校♡ とかできるわけねぇんだよ。


もうちょっとで駅着くし、しばらくの辛抱だ・・


「あ、あの先輩。」


う、なんだ。

「なに?」


「き、気にしなくていいと思います。」


「なにを?」


「あ、あの人たちの話し」


あ、やば とりあえず、かっこつけよう。 うん。

「あ、あぁ 別に気にしてないよ」


き、気を使わせないようにしなきゃ・・

「え、だって あの話聞いて泣いてたんじゃないんですか? そうですよね。」


ぐっふうぅぅぅぅぅぅぅぅ ばれてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ ・・・・ まあ、ばれるか

あんな 鼻水と涙でだらだらになってたんだ。 ばれてないほうがおかしいか。


「う、うん・・ そうだよ。 おかしいよね、別に陰キャなことは変わりないんだし。」


「だったら、見返せばいいじゃないですか。あの人たちを見返せるぐらい、陽キャになれば

 いいじゃないですか! あの涙の分まで!」


「あと、私、陽キャの人がタイプなんで!  じゃっ!」  タッタッタッタッ・・


・・・・なんだ?  なんだったんだ? 今の・・ でもタイプ「陽キャ」って言ってたな・・

まず、あの子に好かれるためには「陽キャ」にならなきゃいけないんだよな・・


見返す、というよりか、あの子を惚れさせるというほうが大きいけど、うん。


 やるか・・・・ 「陽キャ計画」   あの子に好かれるためなら、俺は何だってする!



  ということでこの日から鮫島進の「陽キャ計画」が始まったのであった。

  




一方・・・


「はぁ、 あんなこと言って鮫島先輩に引かれてないかな・・・

 で、でも ああでもしないと先輩の夢が・・!」

「はぁ・・・ 好き。」



                  続く

今回も読んでくださりありがとうございます。

だいぶ更新に穴があいてしまいましたが、これからは割と更新できると思うのでお願いします。


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