ランキング上位への感想欄に関する注意事項
現状の日刊ランキングは、本当に問題ないのだろうか?
「これが日刊1位?」と思った読者は数知れず、自分が良作と思える作品を押しのけてランク入りした作品の稚拙さには溜め息しか出てこない。
それが自分ひとりの考えならまだ「趣味の問題」と片付ける事が出来るのだが、感想欄を読んでみれば同じことを考え、書き込む仲間たちが大勢いる。ランキング1位の作品だ、読者数に比例して感想欄も一気に伸びる。「一番面白い本文は感想欄なんですね!」とまで言われたりする作品も多い。
個人的見解を述べるのであれば、ランキングは面白い作品を探すのに適した場であり、その成果は「それなりに」あると言える。たまに異物が混ざるだけだ。
ランキングは全くの無駄ではなく、その存在価値は高い。これ以上を望むのは酷だろう。
不当な作品の専横を回避する手段として「マイナス評価」というやり方もあるが、これはこれでランキングを荒らす。心無い者たちの遊び道具となるだろう。
ランキング上位人のラインナップに関しては、現状を受け入れるべきというのが私の考えだ。
新着順の検索でVRMMO・除外で異世界の作品をスコップする事もある。
良質な作品も投稿したばかりではポイント0であり、自分で探しに行かないとそのまま埋もれてしまう可能性が0ではないからだ。私以外の誰かが評価して上がってくるのを待てるほど、VRMMO作品は多くないのだ。ジャンル分けされるほどの存在感があるのに、VRMMOはどマイナージャンルなのだ。
こうしたスコップ活動の結果、偶然見つけた人気VRMMO作品をランキングに載る前に見付けたこともある。今では3万Ptを超える評価を受けた人気作品を、100Pt未満の時にブクマする。これは目利きという、スコッパーにとっての密かな自慢だ。
もっとも、面白くない作品をいくつも読んだ末での話であり、そもそも面白いVRMMOものが無ければ徒労に終わる事だ。時間が確保できなければ出来ない事情もある。
そうやってランキング作品チェックや検索のスコップ中、駄作と言っては失礼ですけど、面白くない作品に時間を取られることがあります。
そして感想に苛立ちをぶつける事もあります。
作品の内容に対し何か書くのはいいのですが、作者に対し何か書いている人がいます。
これ、NGですからね。
作者に対して何か言ってはいけないのです。これは「小説家になろう」のルールとして明文化された事実であり、感想に書き込む全員が守る必要があります。
下手すると、アカウント停止、強制停止も有り得る違反行為なのです。
作品を貶すところまで、違反行為となっています。
大丈夫なのは作品の問題点を挙げるところまでです。
細かい内容は利用規約の14条を確認してください。3項と11項ですよー。
丁寧語を使って、「悪い所を直してもらおう、成長してもらおう」という意思を持つのが大事です。
いろいろと書きましたが、結論としては「もう少し落ち着け」という事です。
感想欄には読者として越えてはならない一線が存在します。馬鹿にする、というのはNGです。作者を傷付けると同時に、自らを危険に晒します。
悪口は、書かない。
理性的な読者であることを心がけましょう。
余談ですが、一度強制退会させられた場合は再度のアカウント取得ができません。下手な煽りコメントは取り返しがつかなくなる事ですよ。