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youth  作者: 秋
1/1

プロローグ

頭から捻り出して書いてるんで、機会があれば読んでくださると嬉しいです

過ぎ去る町並みに揺れる車内


目的の駅に到着して、ホームへ出れば同じ服装の人が沢山いる。


人混みに紛れて改札を出て歩き出す。

ふと空を見上げれば澄みわたった青色が広がっており、鳥が横切っていく。

いつもは普通に見える鳥も今日は特別だ。

自由に力強く雄大に飛ぶ鳥を見て何だか誇らしくさえ思う。


良いものを見たと思い再び歩みを早める。

歩道の脇に所々にある桜が咲き誇り、ささやかな風で散っていく。

まさしく、今日という日を祝しているかのように綺麗だ。


駅から真っ直ぐ道なりに歩いていけばそこはある。


遠くに大きな門とそのすぐ横にある桜が見えてきた所で現実に戻ると賑やかな声が聞こえる。


自分同様にどの子もこの日ばかりは多少違いがあれど、夢と希望と少しの不安に満ち溢れてる。


どんどんと近づいてくる建物と門にだんだん不安になってきた。

朝しっかり確認したけど髪が変になってないか…とか服装が変になってないかとか、どうしょうとか下らない不安も今日という日の醍醐味である。


そんな不安を頭の隅に追いやる。


少女漫画見たいな順風満帆な青春時代を送れるとは流石に思ってないが、出来ることなら、女なら一度は憧れるイケメンと恋したいし、モテキとやらにもなってみたい。

薔薇色とまではいかないが、せめて野に咲いタンポポ位には彩りのある青春時代を送りたい。


そんな夢を抱いて、今日一番強く地面を蹴って門を跨がる。


桜が私を歓迎する


一層人で賑わってる掲示板を見に行く。

私のクラスは1-Bだ。

新入生はクラスを確認したら教室に向かうのでなく直接体育館に向かい入学式をするらしい。


普通はホームルームやら担任の自己紹介やらやってからだと思ってたけど…。

新入生っぽい人に付いていって体育館に向うと、これまた1-Bを連呼してる四十代位の担任っぽい男の指示に従い、始めてみる人たちと列をつくる。

既に友達が出来てる、もしくは既知の知り合いと話している人もいるが、多くは初見の人に囲まれて話しかけようか、または、私同様に話しかけられないか待っている人ばかりだ。


並んだ列の隣の男の子が異様なはしゃぎっぷりにドン引きしながらも周りの会話を聞きながら静かに待つ事に決めた。


ここは一応中高一貫校らしいので、一クラスの四分の一程が内部生らしい、結構多いなとか思ったけど、仲良さそうに話してる子達は内部生の子かと納得した。


そんな風に時間は流れもうすぐ入場らしい。

担任がもう入場するぞと私達に声をかけると急にピリッとした空気になった。


吹奏楽部のクオリティーの高い音楽が流れる。

前の人に付いていって並べられた少し豪華な椅子に座る。

全てのクラスの人が着席すると入学式の開始を告げる終わり、ピアノの単調なメロディが流れ始める。


「開幕!!」


大声で教師が言うと


壇上の奥にある大きな幕が開いていき、大かな仏像が姿を表した。

驚いて目を見開いた。

私同様驚きの声が聞こえる。




あー、そうだった。

私都立に落ちて適当に決めた併願校に入学したから、この学校の事ろくに知らなかったんだったわ。




私の青春が始まる





小説を書くのは難しいですね

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