安息
というわけで第二話です!
暗いMAXな一話と比べて、今回はちょっと明るい感じになってると思います。
そして二人目の重要人物です登場です!
(その翌日・・・)
「・・・・・・・・・っ・・・」
ふと目を覚ます 体の節々が痛い、なぜだ・・・? だが、その疑問はすぐ答えが出た。 そりゃあそうだ、全身が包帯でグルグル巻きにされているほどだからだ。 そして、ふと寝室のドアが開く。 そこには見慣れた姿があった。
「あ、気がついた?」
聞きなれた声が耳に飛び込んでくる。 自分の妹、テスラの声だ。
テスラの声が聞けて何だか安心したような気持ちになる だがそれと同時に、自分が気絶する寸前に見たあの炎に包まれていた町がとても心配になった。
もしかしたらテスラが何かを知っているかもしれない・・・ そんな思いが脳裏に浮かんできた そして俺は突発的にその思いに従った。
「テスラ・・・リーフェルは・・・あの町はどうなったんだ?」
「それは・・・・・・兄さんは、知らない方がいいと思う・・・」
少し悲しげな声になる 俺は悟った。
もう、俺が育ったあの町は、ないのだと・・・・・・
「・・・・・・そうか・・・それなら聞かないでおくよ・・・」
「うん、そうした方がいいよ あ、昼ごはん食べる? 今日は兄さんの好きなカレーライスだよ!」
カレーライス その単語を聞いた瞬間、俺の腹は物凄い音を立てた。
「・・・はは、そういえばまだ何も食べてなかったなw」
「もー、兄さんったらw さ、早く早く! カレーライスが冷めちゃうよ!」
「そうだな・・・急ぐとするか! アテテテ・・・」
まだ体が痛いが、空腹をどうにかしないと体の痛みが止まるとかそういう話の前に餓死してしまう・・・
まあ、リーフェルに向かうのは飯を食べてからでも遅くはないか・・・
そんな事を思いながら俺はカレーライスを頬張った。
はい、それじゃあ新キャラの設定書きますよー!
テスラ・ルーク
女 15歳 雷属性 イクシオンのクウォーター 人間軍 リーフェルのクラン
目の色:緑 髪の色:黒
今作のヒロインでブレイズの妹。 浮遊と光速移動を使いこなしている。 そのため戦闘ではものすごくスピーディーな展開を見せてくれる。 とても明るく活発で、「お前本当にブレイズの妹かよ!」とか言われたりする。
性格も優しくて、まさにクランの癒し役。 ブレイズも辛い時はテスラと一緒にいる時が多いようだ。 それほどテスラは明るい。
テスラに似た言葉が何個もあるためよく名前を間違われる。 本人は地味にそれが気になっているようだ。
魔王軍による攻撃が原因で故郷を失ったため、魔王軍に激しい怒りを抱いている
武器:ミニエクスカリバー(短剣 刃渡り25cm)