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そんな日常②

「「こんにはー」」

シーン。

いつもなら子供たちが来て、いろいろとせがんだりして賑やかなのだが今日は来る様子もない。

耳を澄ましてみると中庭の方からかすかに子供たちの声が聞こえてきた。

「中庭の方にいるみたいね」

「そうみたいだね。今日はいい天気だし猛暑でもないからな」

「じゃあ、あたし達も行きましょうかね」

「ああ」


ちょうど、ホールを抜けると園長さんが見えた。

「あ、槇ちゃんと凌クン。こんにちは」

「「こんにちは」」

軽くおじきをする。

「今来たところ?」

「ええ。これから中庭に行こうと思って・・・」

「うん。今日はいい天気だから全員外に出してるんだ」

「そうなんですか~」

ほのぼのした空気が流れる。

この園長はいつもほわほわしてるなと思う。傍にいるだけで癒されそうな気がする。

「ところで二人に話があるんだけど、ちょっといいかな?」

「別にかまいません」

「じゃあ、園長室まできてくれる」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「明日は来なくてもいいよ」

突然の言葉に絶句する凌と槇。

「・・・・な・・なんでですか」

なんとか声を振り絞って事情を聞く。

声が震えてるのはご愛敬だ。

「ああっ!ゴメン!ウチの言い方が悪かったね」

ボク達の狼狽ぶりに言葉が足りなかったことに気づく。

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