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00*全ての始まり
とある少女がいました。
その少女は普通の、普通より半歩だけ飛び出した、普通の個性的な子供でした。
ある朝、彼女は目を覚ますとパソコンへと向かいます。
パソコンで創作活動をしていたからです。
いつもの通りに電源を入れ、起動した画面を眺めました。
…いつまでも画面は暗いままです。
不思議に思った少女がそっと画面に触れると、それはまるで水のように彼女を受け入れます。
そして、彼女は『創作者』としての短い時間を過ごす事になったのでした。
最後に。
この小説はフィクションです。
画面に触れても指紋が付くだけです。