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思考感染〜親友と思えど……〜

親友と思っていた……だがそれは……。

 昔から仲の良い友達がいる。色んなことに興味を持ち、それらを一緒に共感しながらやってきた。だが最近、趣味が合わなくなりお互い別々のことを始める。

 そんなある日、その友達を誘い食事に行こうとし連絡するためいつも使っているコミニュティサイトを開いた。


「あれ? フォロー外れてる。なんかあったのかな」


 そう思い直接聞いた方が早いと思い友達の家に向かう。




 友達の家に着き何があったのかと問いかけた。


「悪い。お前が嫌いなわけじゃないけど……。もう趣味も合わないし、それに別々のことしてるだろう。だから無理に話を合わせるのもお互い疲れると思ったんだ」


 それを聞き__何を言ってるんだ。そんなこと一つも思ってない。疲れるってなんだよ。別々のことしてたって……親友じゃなかったのか? ……__


 そんなことが頭の中を駆け巡り、いつの間にか友達に詰め寄っていた。


「……なんでだよ。仲間だと、親友だと思ってたのに……」


 そう言うと友達は、面倒くさそうな表情を浮かべる。それをみて更にショックだった。

 自分だけが親友だと思っていたのかと……滑稽に思え、泣きそうだったが、涙を堪えてその場を離れる。

 その後その友達がどうなったのかも分からない。自分もどうやって家に帰ったのかも覚えてなく、いつの間にかベッドで泣き崩れ眠る。




 __あれから話の合う仲間ができた。だが親友と呼べる者はできない。いや、もう怖くてできなくなったのだ。恐らくもう親友を作るのは無理だろう。

 これからもずっと形だけの、ただ話の合う仲間だけをつくっていく。____完

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)


今回の話は、ちょい重い内容だったかなぁ。

ただ色々あっちこっちみてたら、なんか急に書きたくなったので……σ^_^;


と、いう事で……∩^ω^∩


では、また短編(ショートショート)書きたくなったら執筆しますのでよろしくお願いします(*^ω^*)

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― 新着の感想 ―
[一言]  「ああ……。あるよね……」と感じるところが多い物語でした。  親友だと思っていた友人にとっての自分は「たくさんの友人の中の一人」に過ぎないと感じる瞬間、ツラいですよね。  趣味が合わなく…
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