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回復依存の邪神様   作者: 災難な鳶
邪之章
84/112

特異点・全能娯楽

林田龍斗とのゲームに勝利した上木悟は、この世界に新たなゲームを広めて楽しむべく【次世代ゲーム機】の開発をした。


「やっぱこれだろ」

[いや注射器にしか見えねぇ…]

「注射器?何を言う。注射のゲーム機……注射機だ!」

[と言っても私が作ったんだけどね]

「まあプログラミングは流石にね~」

[これが全能で良いのか……いや、良いのか]


全能で有りながら計算やら情報等は相変わらず内対ククラに任せっきりであった。チートスキルで何でもできるような全能であっても誰しもが望む芸術的創造は厳しいのが現実だった。ゲーム機と注射器の合体などイカれているように思われるが、ぶっちゃけ元々あった存在を二つ足し算した程度でもある。全能であるが故に不可能だったとされる足し算が何でも足せてしまった。それだけである。


「次世代ゲーム機なんだし、もう自分がゲーム機になるしかないよね」

[液晶貫通ディスプレイってだけで心臓発作で倒れた人間続出なのに容赦ない]

「嫁の具現化に感染症も含むことを知らない連中など、どうでもいい…」

[私達が楽しむものだから?]

「そうだね」

[注射機だね♪]


次世代ゲーム機、注射機は液体化したゲームデータを注入してログインする全く新しいゲーム機である。

と言っても自分がゲーム機になるなんてことはなく、ククラの構築したクラウドサーバーに液体化したゲームデータがプレイヤーの魂と接続され、そのデータを飛ばす。感覚では別世界に飛んでいくようなゲーム機だ。

その為、ククラの管理の中で様々な処理が行われる。悟はプレイヤーでいたかった為に丸投……おっと、重大な職務を任せたのである!


「早速プレイするとしよう、暇そうなルシ義姉でも呼ぶか」

「その必要はない、既に来ておる」


そう言うと女は悟の持つ注射機を一本取る。

彼女は悟が異世界から連れてきた堕天使だった。


「全部で何本だ?」

「まだ4本しか作っていない、試作品なんだ」

[作ったの私ね?]

「ほぉ、では妹でも呼ぶとしよう」


悟は一旦、ゼノムの肉体をククラに任せて自分の肉体に戻る。だが能力が人間に戻るわけでは無かった。というより全能だから元の肉体にも色々施すのも当然と言えば当然、だが四人プレイに対応させるためだけの一時的な処置でもある。


「おぉ…夢のようだ」


それも彼の願望からでもある。色々な意味で……


「ゼル~これを刺すの?」

「挿し込み注射機を押すんだ。そしたらログインできるよ♪」


誰もが癒されるであろう獣人であり天使でもあり全能の嫁であるシュアは突然呼び出されて注射機なので困惑していた。それもそのはず急に姉から

「また新たな娯楽の誕生だ。ゆくぞ!」と向かった先に旦那から注射器のようなゲーム機を渡されたのである。むしろ困惑からの第一声が自傷許可とは流石正妻、頭逝ってる…


「にゃ~ご主人様、私も行きたいニャ」

「ごめんな猫ちゃん、このゲーム四人用なんだ」


それを最後に四人の意識は飛んでいく。

そしてククラの構築したクラウドサーバーに接続…


「あれ…?」


するはずだった…


「ゼルは!?」


ただ一人だけ接続に失敗したのだ…


「ヤバイ!アイツだけ接続エラーで魂が何処か違う場所へ逝ってしま……じゃなくて行ってしまった!」


上木悟の魂のみゲームから外れていた。それは誰かに仕込まれた罠のようにも見えるが、彼の意志にも感じるように異界の門を突き抜けた。

後書き:前々から向こうの後日談で提案されていたネタがやっと出せた。だが一個だけで残りはこちらの勝手な偏見やら妄想で繋ぎ合わせたものでもある。だって向こうの本編が完結していないのだ~wえ?またコイツ出んの?wとか言いたい気持ちもあるでしょう…フフフ

誰が2回戦は無いなんて言った!?

さあ、俺とゲームをしようぜ!

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