天界と魔界だからって期待しない!
プロフィールその1
アース=マテラ26029歳
勇者の血統を持つ、自身も勇者であり魔王討伐を成し遂げた英雄である。世界崩壊後も新種の魔王イゼルツェンと長き決闘をしている。新種の魔王イゼルツェンの復活するスピードに流石に疲れて26000年後の今では、倒さないで腹パンして帰還する。かなりの頻度で魔界に訪れては、イゼルツェンの腹を一発だけ殴っている。本人によるとストレス発散だと言う。近づく悪魔を瞬殺しながら、まるで散歩にでも行くようにイゼルツェンを腹パンして去る。
好きな食べ物:アンユの手料理
嫌いな食べ物:ルデンの手料理
趣味:新種の魔王イゼルツェンに腹パン
特技:何でも斬る
身長:178cm
体重:127kg(装備品含む)
ステータス:オールEX(測定不可)
【スキル】
勇者の血統LvMAX 魔王狩りLvMAX
精神汚染耐性LvMAX 不死鳥の憑依LvMAX
ここは天界の神々が集い会議を行う場。
天界の神々は、とんでもない邪神の出現に焦っていた。
「ヤツは何もかもコピーし喰らうんだ。我々が束になったところで何も出来ない!何か策はないのか?」
黒い髪のポニーテールの女が言う。彼女は炎元素の神マジュートス。普段は、面倒見の良い優しい性格だが怒ると全てを焼き払うほどの神の炎を一日中、放つため悪魔から恐れられている。
「ドゥバレン=レイは生まれて5ヶ月だが既に大半の村は、壊滅させるほどの破壊力をどこかしらコピーし習得している。それに一瞬にして世界を一周し大地を割ったという情報も来ている。何も打つ手がない…」
青い髪のロングストレートヘアの女が言う。彼女は、水元素の神イジューサス。冷静沈着で、その判断力からマジュートスに頼られている。
「みんな、死んじゃうってこと…?」
小さな声で話すのは、金髪のショートヘアの少女だった。少女は、風元素の神ジジューレス。内気で恥ずかしがり屋だが、しつこい相手には、品のない暴言を放ち容赦のない物理攻撃を行う。たまにマジュートスの悪ノリに付き合い悪魔相手に暴れることもあった。
マジュートスが言う。
「打つ手無しか…この世界は一度壊れてしまった。修復した空間も全てと言えない。空間の穴が生み出したエネルギーをヤツが認識した時が本当の最後だ。まだ諦めるなよ皆!」
神々は、一致団結し邪神ドゥバレン=レイの討伐に向かう。ドゥバレン=レイが影となりアンユの中にいることなど知るはずがないのであった。マジュートスは、目撃情報を集めるが思うように進まない。
「どういうことだ…目撃情報がないだとぉっ!?だが、ヤツの魔力は、この周辺に停滞している。何処に隠れていやがる!」
イライラしているマジュートスを見てイジューサスが肩に手を置く。
「マジュートス、落ち着いてください…ドゥバレン=レイは、一瞬で世界を一周した速さを持つのです。普通の人間が認識できる速度では、ないのです。魔力の強い方向へ向かうしかありません。」
それを聞いたマジュートスは、深呼吸をしてアンユ達のいる村へ歩いていった。
「これだから新種の神は、嫌いなんだ…イカれた変神しかいねぇ!」
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ここは、魔界の幹部が集う場
「皆の衆…長き時を経て魔王ラマンが復活した。どんな姿か知らんが、あの邪悪な魂は、感じる。光を求めた裏切り者である以上、絶対に倒さねばならない!必ず何処かに潜んでいるはずだ…魔界の総力をあげてヤツを潰すぞ!」
彼の名は、新種の魔王イゼルツェン。彼の言葉に魔界の悪魔たちは大喝采と共にアンユ達のいる人間界へ向かう…
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「夢じゃなかったのか、本当に邪神なのね私…」
「何度も言うなよアンユ、私も色々試した結果ウィザードに戻ってしまったんだからな…」
そんなことは、知らずに凹む二人だった。
「失礼します。ルデン様…」
ルベラがドアを開ける。ルデンがウィザードにアンユがプリーストの姿になっていることをルベラは、知らなかった。
「えっ…えっと…ルデン様とアンユお姉ちゃんって、もしかして!」
ルベラは、26000年前の伝説の勇者アース=マテラのことについて調べていた。その仲間の三人の内、二人が目の前にいるのだと気づいたのだ。感動したルベラは、泣いていた。二人が凹んでいることなど気にしないで…




