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回復依存の邪神様   作者: 災難な鳶
復之章
41/112

フェイの授業その一:火属性

魔力とは、惑わす妖しい力を意味する。

魔とは、すなわち人を惑わす妖しい者。

つまり魔法とは、それらを行う方法となる。

または、それらを行う術となる。

使用者が善の者か悪の者なのかで異なるだけで本来の意味としては、人にとってあってはならないもの。それらを手にすることを悪と捉えられてきた。だが、力を持つものを全て悪だと捉えてしまうため神は属性を与えた。

第一属性、火・水・土・風・雷

これは均等にかつ微量だが人類共通で持つもの

このバランスと質量が異なると人ではなくなる。

第二属性,光・闇・聖・邪

これは必ずバランスが異なり質量も異なるもの

そして必ず内に秘めたものを指すため見ただけでは

それが何なのか判らない。つまり心の目で

この第二属性のみ相性が存在し光と闇、聖と邪が対の関係となり互いに大きく影響を与える。光があると闇がそこにないことを意味するが互いに存在しなければ、その存在が確定しない認識できない関係を表すため対となる。聖と邪も同様に互いのために存在が確定している関係にある。

第三属性、無・時・空

これは世界の理を意味するもの

これを見ることは人に不可能とされている。

バランスや質量は一定に保たれる。これを扱うのは神の領域となる。扱う者からしたらズレのようなものを認識するが他の者は、これを一定と捉える。つまり、この第三属性を扱うということは、その必ず一定として存在するもののズレを扱うことになる。故に神の領域となる。

第四属性、Z・R

全てを絶対に見極める属性、または全てを絶対に否定する属性を指す

この属性を扱うには無限を超えた先の限界領域を軽く無限に超えなければならない

第五属性、A

全てが求める想起であり全てが求める存在であり象徴となる究極の属性を指す

そして意味を求めてはいけない矛盾のある属性




―――――――――――――――――――――――――


まず自己紹介から始まった。正直、名前なんてどうでもいい、早く魔法を知りたいのだ。


「名をモーガンといいます。それでは始めに属性の説明からしていきましょう…」


俺は様々な指導を受けるが、その全てに疑問を何度もぶつけていた。そのため話が全く進まないのだ。

こんなところで馬鹿真面目が出てしまった…


「ですから火とは、燃焼や加速や爆発で…」

「いや待て、それでは自殺行為になるだろう?」

「いえ対象が…」

「火は熱エネルギーと有機物が必要なのに変な属性だ」

「有機物…?」

「そもそも加速とは、どういう加速だ?単純に考えて負担が大きい…これでは自滅する」

「いえ属性ですから…」

「爆発も火で考えると変だぞ…何処から火薬を出すのだ?火属性って概念そのものが、これでは明らかに間違ったものになるぞ?熱を操るなら、また表現が異なる…」

「えっと…火薬とは?」

「やはり神が属性の設計をミスしたに違いない…火として成り立たない部分が多すぎるぞ!講義したいものだ!神を呼べ!文句言ってやる…!」

「えぇっ…!?」


火属性の説明を少ししただけで、このペースで進まないのだ。たぶん母に似たんだと俺は思う…

そして特に進むことなくアラクネの腹の音が終了のチャイムにでもなったかのように休憩となった。


「お腹空いた…」

「そうか、飯の時間になったか…休憩としよう」

「姉さん……私の得てきたものって何だったのでしょうか……今までの苦労は何だったのでしょうか………」


モーガンは夕日に向かって黄昏た。


「さて、アラクネが戻ったら続きといこうか…」

「あの…すみません逆に教えてほしいです…」

「ん?そういうのいいから俺に魔法を教えろ」

「そ…そうですよね…」

「奴隷で飼ってあげているんだぞ?忘れるな…」

「姉さん…もうダメかも……」

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