異世界転移でも弱い人はいる
一章 異世界で手に入れたのは学生という職業でした
俺は田中遊星。オタクの中学生だ。友達はたくさんいるし、大抵のことはこなせる普通の中学生だ。
「おはよう田中」
「おはよう握」
こいつの名前は握だ。昔からの長い付き合いで、ずっと仲良くしている。
「明日から夏休みだ。田中お前何するの?」
「うーん俺は適当にテスト勉強でもしておく。」
「ふーんそうかじゃあ俺も田中の家で勉強しようかなー」
俺たちは終業式が終わったら部活の関係で各自帰ることにした。
「今日コンビニで新作のアイス発売してるんだっけ買いにいこっと」
俺は一目散に周りも見ずに学校から飛び出したたかがアイスのために。俺はこの瞬間をとても後悔している。この時考えていたことはこういう場面で交通事故にあう主人公は大抵異世界に飛ばされるんだよなって考えていた。ま、俺に起こるわけないかと考えコンビニ前の交差点に来て青になって走った次の瞬間僕はトラックにひかれた。
前言撤回俺が異世界転生することはあった。事実今異世界転生したもんな。
「せめてコンビニの新作アイスを食べたかったー!。まあいいとりあえず異世界転生したんだ、情報収集が先か」
俺はこの世界について聞きまわった。この世界全体のことをセレクというらしい、そしてこのセレクには4の大陸が北、南、西、東各地に一つずつあるらしい。そしてこの全ての大陸には国民全ての権限が託されている猫がいるらしい。その全ての猫を手に入れた時手に入れた人がこの世界を一からやり直し自分の思い通りの世界にすることができるらしい。そしてこの猫を集めている人たちは大抵ギルドに行き職業に就いて冒険を行っているらしい。
「俺がやることは決まったこの世界をやり直してここに地球を作ろう。そうすればその内俺の時代に戻れるはず。じゃあ俺も猫を集めるためにまずは職業に就かなければならないからギルドへ向かおう。」
【ギルド前】
俺はギルドに入ってからずっとなんの職業になれるか楽しみだった。しかし、俺の職業は全くをもっておかしい職業だった。
「こんにちは、職業に就こうとしているのですか?」
「はい!」
俺を今案内しているのは、ギルドの受付の人だ。
「ではまず職業の種類から説明していきます。種類は4種類あり、一つ目が魔法と攻撃がどちらも使えるナイト。攻撃特化型のウォリアー。魔法特化型のウィザード。そしてその人だけに与えられるユニークジョブ。最初に言った三種類はみんななが知っているジョブなので、基本的に戦闘向けです。しかし、ユニークジョブというものはどんなものかがわかりません。戦闘不向きの場合もあり、全く意味のないものあります。なので、ユニークジョブで冒険をしているものは少ないです。なのでユニークジョブには気をつけてください。とは言ってもランダムなので気をつけられませんが、そして基本ジョブは三段階まで変化します。二段階目になると、アークという二つ名がつき、三段階目になるとアスという二つ名がつきます。段階があがるのは人それぞれです。ではこれでジョブの説明は終わります。ではジョブに就いていただきます。このコインを握って泉に投げてくださいするとあなたのステータスが記載されたジョブカードが返ってきます。そのカードの裏に書いてあるのがあなたのジョブです。これで説明を終わります。」
「ここから俺の冒険が始まるんだ。いいジョブ来い!」
俺は強くコインを握り、泉に投げ入れ自分のカードを見て驚いた。
「ユニークジョブ学生?」
まさかのユニークジョブだった。
ああ初めて書いた作品だー皆が面白いって言ってくれたらうれしいよー。
ここに書いちゃうけど基本的に週一のどこかで出す予定だよー。