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イースに昇格しました



昨日の夜。


私は、お風呂に入って、怖かった人たちに感謝を込めた。


彼女らはあれが仕事なのはわかっているが、怖かった。

でも、無事に正装も出来上がり、私は大神殿の前に行った。すると、まだ、準備できてないところが多くあり、私は直に魔法で直していった。


そうして、一番ひどい場所を治した。


終わった!と喜んでいると


「イリスさん、早く戻ってきてください!」と、放送がなり、大神殿のまで走っていくと、結構悲惨なかっこだったらしく、事前に服を作っていた。そして、風呂に入れられ、上がったら、メイクをした。


皆は、安心したように見送った


そうして、私は大神殿に呼ばれた。


ゆっくりと入っていくと、先代のイースが車イスに乗れるまでに回復していたのだ。


私たちは、お祈りのポーズをとり、イシス様に来たことを伝えた。


「ようやくこの時が来てしまいました。イーナ、お疲れ様でした。」


その言葉を聞くと、イーナさんは、泣いていた。


「ありがとうございます。本来なら、若すぎるイリスをイースという最高位に置くのは辛いです。」


そう言って、泣いていた。


「もともと、イリスが将来はイースになることは決まっていました。でも、飛び級はできないので、イーナを仮のイースにしておいた私は、誰よりも罪深いのです。」


イシス様はそう言って、一筋の涙を流していた。


そうして、イシス様が私の方を見つめた。


「イリス、これからは貴女がイースになります。今まで会ってきた人たちとの繋がりを優先してください。そうして、貴女は多くのリオを育て、イースになりたいと思う彼女たちを見送る事になります。ですが、貴女は次期イースを見つける事が出来れば、解放されます。それまで、イースとして今日から働いて欲しいのです。」


「分かりました。」


私はそれだけ言った。


そうして、契約書を交わした。その瞬間、私の体には証のような模様ができた。


「これが、あなたのイースとしての証です」


そう言って、イシス様は天界に帰っていった。


私は、無理にでも自覚を持たなきゃいけないことを知った。

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