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この話から始まります

今後との矛盾点あり、修正しました

「イリス、どこにいるのですか?」


お母様が私を呼んでいる


「イリス、行かなくて良いの?」


彼が心配そうに私を見つめている


「本当はダメだけど、でも、オビと一緒にいたいの」


「えっ!それは…嬉しい。でも、お母様が呼んでいるなら行かなきゃダメだよ」


オビが少し嬉しいそうな表情をしたすぐに、真剣な表情になった


オビの表情を見て、残念な気持ちをいだきながら


「わかった…また、会おうね」


私はそう言って、お母様のもとに走った


「お母様!すみませんでした」


「イリス!探したのよ!見つかって良かった」


お母様はすごく安心したような顔で微笑む


「どうしたのですか?今日はお勉強はない予定ですが」


今日は毎日している大陸関係の勉強はないはずだ


「勉強の事ではないわ。今すぐ、神殿に行くわよ!」


「神殿ですか?」


「そうです!話は馬車の中で話すわ!」


「はっはい」


いつもと様子が違うお母様に不安を感じながら馬車に向かう


何かが始まった気がした


「よく聞いてね」


馬車に乗り出発した直後、お母様が話を始めた


「現在のイース様が急に体調を崩したの。昨日までは何事もなくお勤めを果たされていたのに、本当突然急に」


それが私と何の関係があるのか


「イリスは生まれたとき、女神イシス様からある信託を受けているの。」


イシス様からの信託? 何の話?


「貴方には話してないことなのですが、その信託というのは【混迷している世界の救世主となる勇者の補佐を担う運命】というものだったの」


「えっ?私にそんな信託があったのですか?」


知らなかった…お母様が元巫女であったから、巫女の力を持っているというのは知っていた


「イリスには、いつ告げるかお父様とも考えていました。ですが、このような事態になってしまいました。ごめんなさい…」


お母様が申し訳なさそうに、そして涙を目に溜めながらこちらを見つめている


どう反応していたら良いかわからない。あまりに突然の告白に


「わかりました。お母様、泣かないでください。信託の事は仕方のないことです」


そう伝える事しか出来なかった


「ありがとうね」


これからの事で不安を感じていると、馬車が神殿に着いたようだった


「奥さま、お嬢様、神殿に着きましたよ」


「ありがとうね」


「ありがとうございました」


馬車から降り神殿まで歩いていく


神殿はまるで、トルコの首都にあるモスクのようだった。そして、教会の様な神殿もあった。


「ここよ。行きましょう」


お母様はそう言って、2番目に大きい神殿に入っていた


「待ってください!」


私は追いつくことに必死だった


神殿の中はまるで異世界の様だった。誕生してから7年という短い間の私だか、今まで見てきた世界とは違うとハッキリ分かった


「イリス、中に入ったら誰にも触れてはいけません。触れてしまうと、穢れが生じてしまい、中に入ることができません」


「わかりました」


お母様がそう言うと、神殿の中にゆっくりと歩いていく。私もそれについて歩く。恐怖心からお母様の手を握りたいと思ったが、先程の言葉を思いだし我慢した


神殿の中央に行くと、一台のベッドがありその上には一人の女性が眠っていた。


「イース様、イリスを連れて来ましたよ」


お母様がイース様と言った女性は、お母様の声で目を開け私を見た


「貴方が、イシス様が仰っていたイリスなのですね…本当に次代のイースになる素質を持っているわ」


嬉しくそして悲しい瞳をしながらゆっくりとした口調で話していた。


「でも、まだ早すぎるわね。間に1人たてなければいけないわ。ノア、みんなを呼んできて。これからの事を告げるわ。」


お母様は、イース様にそう言われると急いで神殿から出ていった


「イリス、これから貴方にいろんな困難な問題が待ち構えているかもしれない。でも、女神イシス様と貴方の愛する者を信じて進んでいきなさい。守り愛される幸せを全身に受け、役目をしっかり果たせれば、貴方の人生は最高に輝くわ」


イース様はそう言って、私を慈しみの篭った瞳で見つめた。


「それは、どう言うことですか?」


「そのうち分かるわ」


言われたことの意味のわからない私は、キョトンとしか出来なかった。そんなことをしているうちに、


「イース様、皆様を連れてきました」


お母様と沢山の人がやってきた。わけのわからないうちに話は進んだ


そして、私の運命が決められていった

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