表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/42

衝撃過ぎました



「アテナに味方になってもらえないか頼んでみます」



イシス様のその言葉が頭を駆け巡っていた。アテナってあのアテナ?私は前世の記憶を思い出していた。たまたま読んでいたマンガに出てきたはずだ。なんだっけ?そんなことを考えながら私は書庫に来ていた。書庫になら、アテナ様に関する情報があるのではないかと思い



書庫を見渡していると、神話についての棚を発見した。そこにはイシス様だけではなく、オシリス様やゼウス様のことも書いた本が並んでいた。そこからアテナ様に関する本を探していくと見つけた。中身には『知恵・芸術・工芸・戦略を司る女神である』と書かれており、様々な戦略を使い、戦争に勝っていく姿が物語として載っていた。そのアテナ様のそばに寄り添い、一緒に戦っていく勝利の女神であるニケ様の姿も書かれていた。私はただ、その事実に驚愕していた。その反面、今度の戦いにはアテナ様の力が必要なのではないかという思いが、私のなかに湧いてきた



「アテナ様に協力いただけるようにしなくちゃ」



私は決心を口に出した






















「イリス、イシス様から聞きましたよ。アテナ様に協力を依頼することを」



午後のお祈りをしようと神殿に向かっていると、イース様が心配そうな表情で声をかけてきた



「イース様!会議、お疲れさまです」



イース様は今後の事を決めるために国主会談に参加していた。イース様は信仰の国では国主の次に権力のある立場なため、参加しなければならなかったのだ。だから、その間のお祈りは私と商業の国の巫女の皆さんで交代して行っていた



「ごめんなさいね・・・。本当であれば私がやらなければいけない立場なのにマホである貴方にやらせてしまって」



イース様はとても申し訳ないという表情をしながら、私を抱き締めてくれた



「良いのです!イース様の役に立つためについてきたのですから!それに、イースになったときの練習だと思っていますから」



私はイース様の補助をして、少しでも助けになりたいと思っている。だから、代わりの仕事は何でもしている。だから、苦痛ではないのだ



「ありがとうございます。まだ会談は続いているので行ってきますね。このあともよろしくお願いしますね」



そう言って、イース様は会談会場に戻っていた



「よし!頑張るぞ!」



気合いを入れ直し、神殿に向かった



「イリス、待っていましたよ」



お祈りを始めるとすぐにイシス様の声が聞こえてきた



「すみませんでした。イース様とお話ししてました」



謝り、顔をあげると、そこにはイシス様だけではなく、綺麗な女神様が立っていた



「アテナ、この少女が話していたマホのイリスよ」



アテナと呼ばれた女神さまは、私の事を見ると少し難しいような表情をした。私はおずおずと



「マホのイリスと言います。アテナ様ですか?」



自己紹介をして、アテナ様の反応を待った



すると、アテナ様は急にむずむずしたように体を動かし、次の瞬間、飛びついてきた!



「あなたがイリスちゃんなのね!私はアテナよ!イシス様、話してたより何倍もかわいい子じゃない!キャー!気に入ったわ!」



私は何がなんだかわからないまま、撫でられたり触られたりしていた



「アテナ、イリスがビックリしています。やめてあげてください」



イシス様がそう告げると



「えーっ!こんな可愛い子から離れたくないです!でも、イシス様がそう言うならそうなんですよね」



アテナ様はそう言って、名残惜しそうに離れていった



「アテナ、協力してくれますか?」



イシス様はアテナ様に念を押すように聞いた



「協力しますよ!こんな可愛い子を助けないなんて、あり得ない話ですからね!」



アテナ様はそう言って、私に笑いかけた



「ありがとうございます!」



私がお礼をいうと、飛び付いてきそうな勢いで頷いていた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ