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様子を見ることにしました



私は会議の冒頭でイシス様に言われたことをそのまま伝え、会議の様子を見守っていた。私がまだ幼いこともあり、私に配慮して分かりやすく進めていってもらっている



「確かに、アロー地方から食糧の輸入依頼が増えてきている。不作が続いているようだ」



「イサク、そんなことがアロー地方には起こっているのか。いやはや、信仰心を忘れてしまうとは、アロー地方はもうダメなのではないか?いくら戦闘民族だといっても」



「確かにそうであっても、神々が嘆き悲しんでいるのをほっとけないではないか。イカヤ、言い過ぎではないか?」



「イロシはアロー地方が変化することを望んでいるのか?」



「確かにイカヤが思ったことをワシも考えた。しかし、信仰あってのこの世界じゃ、我がスケルトン地方だけが発展してもダメなのだ。クロスワード大陸全体が繁栄しなければならないのだ」



「イナリ、その他の意見はどうじゃ?」



3人の話し合いに無言を貫き通していたイナリ様は少しためらうように重要なことを話始めた



「私にはアロー地方に住んでいる友人がおるんだが、その友人から化学兵器をアロー地方では作っているという話を聞かされたんだ。実戦までには少し時間がかかるだろが、ほぼ完成しとるらしい」



イナリさまの話を聞いた瞬間、会場を静けさが襲った。誰もが上手く認識できなかったであろう



「それは本当なのですか?間違いでは・・・?」



誰もが心のなかで思ったことをとある秘書官が呟いた



「間違いだと私も思いたかったが、事実だそうだ」



イナリ様はそう言って、私たちを見つめ



「イシス様に確認してもらいたいのです。オシリス様だったら知っていることだと思います。どうか、お願いします」



悲しそうに話した



「わかりました。イリス、イシス様に確認してきてもらってもいいですか?私はこの会議を離れることはできませんので」



イース様にそう言われた私は、イシス神殿に向かって歩き始めた















「イシスさま、アロー地方で化学兵器が作られているとは本当なのですか?」



「・・・・・本当のことです。昨日夫から情報をもらいました。遅くなり、すみません。この事を皆さんに伝えてください」



「わかりました。それほどに信仰の力が弱まっているのですね」














私は会議室に戻り真実を告げた



会談の参加者の表情は暗くなる一方だった



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