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会うことができました

久々の更新です



イクトと会ってから数ヶ月が経った。度々会い、魔法のことや国のことについて教えていた



イクトにも前世の記憶があり、その事についても話したりしていた。人間関係に難ありな人生であったことが共通して、すぐに仲良くなれた。同い年であったために、すぐに呼び捨てで呼ぶことになった



一人前の巫女になってから、毎日のお祈りが日課となった。イシス様だけではなく、ありとあらゆる神様方にもだ。そして、国や地方の安泰を願うのだ



お祈りが日課となると、巫女だけではなく神官さんにも会うことが多くなる。神官さんは、神力を持った男性だ。神官さんは、巫女のサポートを主な仕事としているのだ



「イリスさん、あなたに会いたがっている人がいるのだけど、どうしますか?」



商業の国の安泰を願うのだ神殿のお祈りが終わり、神殿から出てくると、突然神官さんに声をかけられた



「私にですか?」



「はい。まだ神官見習いなんですが、イリスさんに会いたいとずっと言っているんです。小さい頃に会ったことがあるとかも言っていて」



小さい頃に会ったことある人?今も十分小さいけど。もっと小さい頃かぁ。分からないなぁ。そう思っていると・・・



「分かりました。会います。」



「本当ですか!アイツも喜びます!」



そう言って神官さんは、私に会いたがっているという見習いの少年の居場所を教えてくれた



私は特に仕事もなかったため、直ぐにその場所に向かった



「ここよね・・・」



神官見習いが修業に励む神殿を訪れるも、



「誰もいない」



人一人居なかった。そのため、神殿内をウロウロしながら過ごすことにした



「あっ!」



突然大きな声が神殿内に響き渡った。驚いて振り返ると



「イリス、久しぶり」



大好きだった笑顔がそこにあった



「オビ!」



私は彼に会えた嬉しさで走っていった。抱きつきそうになると



「イリス、ダメだよ!」



オビの大きな声が響いた。その瞬間、ここが神殿の中だということに気がついた



「そうだったわ!あまりの嬉しさで忘れていたわ!」



私はオビに触れるか触れないかのところで立ち止まり、笑顔で話した



「まずは、神殿から出ないとね」



神殿を出ると、お互いに抱き合った

何かありましたら、お願いしますね

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