08 お金と通貨発行権の話をゲーム作りに例える
昨日、夜寝る前に、YOUTUBE動画を見ていると横森さんだったかな?
あいかわらずお金に関して間違った事をいっていたのでモヤモヤして
なかなか眠れずネタにしようとこの話を書いてます。
世の中のあべこべのキーワードで、お金の仕組みも、わりとあべこべに意味が
勘違いされています。
日本の税金は、国民からとったお金で、それで国を運営しています!
みたいな。
実際は、国民から税金を取らなくても、お金はいくらでも発行できるので
税金を取る必要は全くありません。最近でも総理大臣があちこちに日本のお金を
バラマキまくっていますよね?
もともとは、お金は、金の預かり証を金を使わずに預かり証の
やりとりだけで物々交換の代わりになっていたのを、預かり証を発行する人が
もっと金の預かり証を出しても大丈夫なんじゃね?という事で発行したのが
始まりといわれています。
そして、現在は、金との交換を約束された交換券ではないので、
いくらでも発行できます。いくらでも発行するとお金の価値が物と比べて
どんどん下がるので、これをインフレ、インフレーションといいます。
インフレになりすぎると困るので、ちょっと儲かっている人から国に
返してもらおうというのが税金です。
最近はゲームで遊ぶ人も多いので、ゲーム作りを自分で作る事を
考えるとわかりやすいかもしれません。
ゲーム作りだと、モンスターを退治したりするとゴールドが貰えたりしますが、
その設定を自分で全てやると考えましょう。
果物の木があるとしましょう。
その木は1000ゴールドで買える。
でも毎日、水を与えないと枯れる。
そこで水を川でくんできて木に与える仕事を1日で2ゴールド貰えるようにします。
貧乏な人は1000ゴールドもってないので、お金持ちが買った木に
水を与える仕事をもらい2ゴールドを稼ぐ。
しかし、そこに政府が介入し、最低賃金は、一日100ゴールドですと決めたら
どうなるでしょう。
木に水をあげる仕事は一日2ゴールドだから雇うお金持ちもいましたが、
100ゴールド出さないと雇ってはいけないとなると、雇わずに他の儲かる仕事を
探して果物の木を育てる事をやめてしまう。
仕事のなくなった貧乏人は、国の補償で1か月100ゴールド貰えるかもしれませんが、
その間、働く仕事もないので、ただ無為に何もせず消費だけして暮らします。
労働力も果物もあったはずなのに、政府がいらない決め事をしたせいで
仕事も果物もなくなってしまったのです。
世の中には、こういうあべこべを常識だと未だに信じている大人が多いので
子供達は、こういう常識ぶった大人に騙されないようにしましょう。
ちなみに作者の考える正解は、「最低賃金は設定せず、国民には
ベーシックインカムで、誰にでも不公平にならないようお金を一日10ゴールド
ぐらいあげる」です。
そうすると、貧乏な人も頑張れば早く果物の木が買えて自分の木に水を上げる事も
できるようになって、みんな幸せになれる事でしょう。