漢字の変換ミス
ツッコミ「はい、どうもー。以心伝心のたかしです。」
ボケ 『かずしです。』
ツッコミ「以心伝心です。よろしくお願いします。最近、メールを送ることが多くなってきて変換で困ったことない?」
ボケ 『変換?どういうこと?』
ツッコミ「例えば、もうすぐ場所に着きます。を横腹を突くの感じになってしまったみたいな。」
ボケ 『それはあるよ。変換ミスだよね。メールって手軽に送ることができるから後での確認作業自体を忘れるしな。』
ツッコミ「例えばどんな事?」
ボケ 『それこそ君と会いたいが合いたいになってたりとか。』
ツッコミ「ごめん。あの文字に起こさないとわからんから、具体的に言ってもらっていい?」
ボケ 『対面で会うが合体になっていたのだ。』
ツッコミ「下種すぎるだろう。合うイコール合体と言うことでもないだろうに。あとは相手の受け取り方しだいだろうけど。」
ボケ 『考え方次第だけどよくないだろ。あとでたくさん謝ってたくさんしたよ。』
ツッコミ「2つの目の情報要らないから。まあ、確かにそうだな。メールとかでもあるよな。おはようございますを永遠に使っていたり。」
ボケ 『彼女に送る文章を会社に送ったりな。』
ツッコミ「そもそもうちの会社そういうの禁止だろ。間違えるか普通。」
ボケ 『大変だったよ、火消しが。相手が女の子だったもんだから余計に。その後さ…。』
ツッコミ「いやいや違うのよ。そもそも今日はその間違えたという話ではないのよ。あくまでも文字での間違いだからね。」
ボケ 『そっか。しかしな。他に文字の間違いもそんなにないのだよね。』
ツッコミ「そんなもんか?」
ボケ 『以前を依然って書いてしまったりとかその程度よ。』
ツッコミ「いいじゃん、それで。」
ボケ 『こう奥行がないじゃない?』
ツッコミ「奥行?」
ボケ 『それこそ漫才としてさ。文字の間違いって言うのは言葉ではなかなか伝わらないし、伝わったとして笑いが非常に少ない。』
たかし、微妙な顔になる。
ボケ 『その良さを伝えようとすると倍の時間がかかる上にわかる観客も少ないことが多い。そうなれば笑いも必然的に少なくなるし、ひいては俺たちの人気につながるわけ。その状況まで考えればこの企画自体がどれほど無謀かわかるだろうことは明白だと思っているのだが。』
ツッコミ「お前の言おうとしていることは分かった。どうしてそれをはじめに言わなかった?」
ボケ 『硫黄で祝おうとはしないだろう。』
ツッコミ「えっ、今ここで漢字間違え?」