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最高の関係になりたくて

作者: ひかり

はーい。

私は、莉子。

年齢は内緒(笑)普通のOLしてまーす。

そんな私は、現在大好きな彼と同・棲・中〜♡

おはよう~おやすみまで楽しく過ごしてます。


彼は、美樹雄。

俺様で多趣味で、興味があるものは試したいタイプ。


美樹雄は、警戒心が凄くあって信頼してもらうのに時間がかかったなぁ…。(;´д`)トホホ…

なかなか自分を晒け出す事が出来ないみたいで、

これをしたら引かれるんじゃないか…。とか

こんな事は受け入れてもらえないだろうとかあったみたい。


私だって完璧な人じゃないし、自分を晒け出すのは怖いけど

美樹雄は何だか今までの知り合った人と違って、何か心を閉ざしてるというか…。

いろんな経験を得て今があるのかなぁって感じた。


それなら私がその殻を壊してやろうって思ったんだよね。

私は大丈夫。

どんな美樹雄も受け入れて受け止めるから

私には本当の美樹雄を見せていいんだよって

伝え続けてきた。

少しずつ恐る恐るの探り探りだったはず

美樹雄は徐々に素を出してくれるようになった。

私はそんな美樹雄を全部受け入れて受け止めた。


私も美樹雄に素で接する事ができ

お互いがお互いを尊重し合える関係ができて今がある。


美樹雄が好きなことをしている時は

邪魔しないよう傍で寄り添い

私もその近くで好きなことをして過ごす。

そんな日常が私は好きで、

美樹雄の楽しそうに趣味を没頭している姿が大好きで

ルーティンのようになっていった。

そんな当たり前の生活がずっと続きますようにと願った。


私は、言葉の表現が上手くできなくて

美樹雄に不安な思いもさせた。

心の中では美樹雄に伝えたいことが沢山あって

美樹雄がぶつけてくれる言葉を

素直に受け取ることもできない時もあって

沢山言い合いもした。


美樹雄も私も形は違うけど愛情表現を必要とする人。

私は伝えることをやめたのではなく、

美樹雄が傍にいてくれることに

安心しきって言葉にしなくなったんだろう。


美樹雄もまた伝えてくれなくなった。

聞いても返ってこない。

寂しくなった…。


当たり前にあった生活が壊れそうになってる。


私は失いたくなくて頭をフル回転させて

いつもみたいに笑ってもらえるように


悪い邪気を追い払うみたいに行動するけど

全てが空回り。


本当に嫌になっちゃう。


私は今のこの空間を大事にしたい。

美樹雄とずっと一緒に過ごしたい。

自分の気持ちに素直でいたい。


だから

何があっても

例え美樹雄から最悪なことを言われても

私は…曲げない。


私は決めたんだよ。

美樹雄と何があっても離れないって。


こうして一緒にいる今。

私は絶対、美樹雄と幸せになってみせる。

誰もが羨むくらいの

最高のカップルになって見せるんだって誓うよ。

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