表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/38

ゼンインソロッタ

「ブウラックとサンダ無事戻りました。」


 ハチヨウが帰ってきて二日,他の二人も帰還した。これで,今の仲間五人が全員揃ったこととなる。


 ウズラ,アサリ,ハチヨウ,ブウラック,サンダ,この五人がずっと領地開発をしてきた仲間である。いつもいつでも本気で信頼できる仲間だ。


「ウズラの旦那,どうやらワラスーボとカステイラが俺たちを消そうと兵の準備を開始したんだ」


「そうですそうです。どうやら小競り合いを皇帝が止めて,我らを仕留めた方の言い分を聞く,と言ったらしくて」


「ハァ…あのアホ皇帝は…」


 皇帝達のことは無視しておいて,とりあえずこれからの方針をアサリ以外の三人にも伝えておこう


「さて,一旦集めた情報をまとめるぞ」


 今いる場所はワラスーボの領地。

 ワラスーボとカステイラの小競り合い。

 皇帝は俺らを消そうとしている。

 毒沼の中に島。


「「「毒沼の中に島っ!!!」」」


「ハチヨウには悪かったな。三人同時に驚かせたかったんだ。」


「この前の話からどうしようかと思ってたんだぞ。毒沼の中を泳ぐとか,潜ってみるだとか,不安に不安だらけだったんだ……()()()()


「ウズラ様はやめろ。まぁ今まで誰も見たことも聞いたこともない存在だから驚くのは分かる。でもこれは俺とアサリが自分たちの目で見てきたから事実だ」


「という訳で毒沼の中に行くぞー!!!」


「どういう訳なんだ。領主殿…いやウ…()()()()


 そんなこんなで他の四人から,白い目を向けられ,()()()()と呼ばれながら,毒沼の中に旅立っていくウズラであった。





「俺のことを()()()()と呼ぶのはやめろーーーーー!!!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ