カエルコトシカ
【オシラセ】
ちょっと前から忙しくなり,更新の頻度が落ちます。
ご了承ください。
アサリの記憶が戻り,ウズラ一行は昼食を食べ始めた頃...
カステイラ男爵は自領に戻っていた。
「......」
そして,いつも口うるさいカステイラ男爵が自室に引き籠もった。
そのあまりの静けさに,カステイラ男爵の周りの者は怯えていた。
嵐の前を予感して。
一日前...
カステイラ男爵はウズラを捕えるため,ワラスーボ辺境伯領に乗り込んだ。
先にウズラを捕まえなければという思いが強く,何も考えずにワラスーボ辺境伯領に乗り込んでしまった。
しかし,すでにウズラはいなかった。
「おい,もぬけの殻ではないか」
「男爵...すでにウズラは旅立った後と連絡を入れたはずですが...」
ウズラたちのキャンプ跡に滞在していた部下にそう言われたカステイラ男爵は...
「ワ...ワシはそんなこと聞いてないぞ!!」
部下とのやり取りをしていると...
"ザザザザザッ"
ワラスーボ辺境伯が現れた。
「何を考えているんだ!!カステイラ!!!」
ワラスーボ辺境伯はもちろん怒っている。
「何を考えているも何も,ウズラを捕えに来ただけだ!!」
ライバルであるワラスーボ辺境伯に怒られる状況が面白くないカステイラ男爵は強気に言い分を主張したのだが,それは悪手だった。
「ウズラを捕まえに来ただぁ!!ウズラがいないことはワレが教えてやったではないか!!!」
「なっ...なっ...」
「しかも,お前は何人引き連れ来たんだ!!これでは両家が争いをしているとみなされるではないか!!!」
責めに責められ,これ以上は墓穴を掘りたくないと思ったカステイラ男爵は黙り込んだ。
「両家取り潰しは私も嫌だからな。このことは見なかったことにする。これは貸しだからな。今すぐ帰れ」
そう言われ,何も言い返すことができず,カステイラ男爵は自領に帰っていくこととなった。
いや,帰ることしか出来なかった。
部屋に籠り,数時間...
「あやつに貸しを作るなんて...クソが...覚えておけよ...」
カステイラ男爵は自分自身の失態に苛つきながら,いつか絶対にやり返そうと決意を固めたのであった。
【オネガイ】
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【カンシャ】
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