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お月様は見ている  作者: 坂本瞳子
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投げ込んだ

あたしはビールをハイヒールに注いだ。並々に注いだ。


「ハハ。」


カウンターの向こう側でおねぇさんが笑った。

あたしは構わずビールを注ぎ続けた。

倒れていた左側のハイヒールも立ててビールを注いだ。

ウォン・カーアイもびっくりするぐらい。


泡も消えて、どう見たって美味しくなさそうなビール入りの青いハイヒールを、あたしは冷めた目で眺めていたんだろう。

おねぇさんは左右のヒールをそれぞれ片手でガッと掴むと、流し台にビールを流した。

大きな水色のくすんだポリバケツのフタを荒々しく開けて、ヒールを投げ込んだ。

バケツのフタが閉じられるときにはボカッと音がした。

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