表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お月様は見ている  作者: 坂本瞳子
5/63

スマートな

「杉崎さん」はこちらへと歩を進めた。

私は凝固し、その場に立ち尽くし、身動きも瞬きもせずに、懸賞葉書を握りしめたままでいた。


杉崎さんが近寄ってくる。

杉崎さんの背後、高いところで照っている太陽のせいで、顔が真黒。


一歩、二歩、三歩、杉崎さんが近寄ってくる。


「なに?」


な、何って言われても。

たじろぐ私。


「スマホを…!」

私と杉崎さんはほぼ同時に青いハイヒールの女の方へ素早く振り向いた。


「ありがとう。」

低くも高くもない、少し早い口調で杉崎さんは言い終わらない内に、女からスマホを奪うように受け取った。


女は私の方を見た。

私は女の視線に気づき、やり場なく視線を地面に落とした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ