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お月様は見ている  作者: 坂本瞳子
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はい。

デパート店員さんはもう帰りたかったのか、わざと私のことを見ないようにしていた。

少なくても私はそう思ってた。


もう買うしかない、明日食うものに困っても。

いや、実際にはカードで買うから食べるものには困らないことも分かってたけどね。


「あの…」

店員さんは聞こえないふりをした。


「あのッ!」

店員さんは無視できないものと腹を決めてくれたらしい。


「はい。」

あ、でも、ハイなんだ。

しかもなんか目つきがキツメで感じ悪い。

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