第八話:学園のお誘い
俺たちが冒険者登録をしてから2か月が経った、俺たちは順調にBランクに上がっていた。
今はAランク依頼の豚鬼皇帝の討伐を受けに来ている。
「取り巻きは儂が倒すから主様は本命に集中しとくのじゃ!」
「おう!わかった」
俺は冷静に自分にバフを掛けて魔法で作った剣で切り掛る
「うおおお!!!」
足を付け根と切り離す。周りには緑色の血が飛び散る。
「グギャアァ!!!」
オークロードも負けじと持っている大剣を振り回す
俺も腕を叩かれてすこし振動で動けなかったが直ぐに動く
「これで終わりだ!」
緑色の大量の血が頬に付く。
「今回も楽勝じゃったな主様」
「そうだなだけど今回はちょっと苦戦したな、てか最近ちょっとずつ魔物が強くなってきてないか
?」
『それは魔王が復活しかけてるからだよ』
「あ、そうなんだ」
魔王が復活しかけたら強くなるんだ、まぁ正直関わりたくはないな
てかクラスメイト達は魔王を倒しに行くんだよな。俺だったら絶対に嫌だな
「なんじゃ主様全然興味なさそうじゃな」
「実際興味ない」
「もっと冷たい対応にしてくれても良いんじゃよ?」
もうこいつは諦めて昼の時は無視することにしたよ、その代わり夜の時に十分して欲しい事をしてあげてるからいいよね!
てか俺も結構強くなってきたな今回はレベルは上がってないけどスキルゲットしたかな?
『ステータス』
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名前:天羽燐火
性別:♀
種族:ヴァンパイア(真祖)
Lv100
HP 15000
MP 20000
Str 3000
Int 1900
Agi 6000
Vit 1000
Dex 2000
Luc 110
残りSP 200
スキル数15
知恵の神 LvMAX
魔導の極み Lv4
吸血 Lv4
蝙蝠化Lv2
装備作成能力Lv5
隠蔽LvMAX
召喚Lv3
剣聖LvMAX
料理Lv2
思考加速Lv3
HP自動回復Lv6
MP回復速度アップLv6
状態異常無効
調教LV4
アイテムボックスLv4
加護数1
メティウスの加護
装備
吸血鬼のドレス 品質A
吸血鬼のヒール 品質A
剣の鞘 品質C
吸血鬼の指輪 品質B
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お、MP自動回復が上がってるな。
因みにむっちゃスキルポイントが減ってると思うがそれは剣聖ってスキルをLvMAXまであげたせいだ
剣聖のおかげで俺は剣を使えれていると言っても過言ではない!最初の方は剣の使い方がわからなく振り回してただけだからな、本当様様です。
あと調教ってのは恥ずかしい限りだがフランとの夜との時に勝手に手に入っていた。
「ぬぅ儂はまた何も上がってなかったぞ」
「俺は一つ上がってたぞ」
「うらやましいのじゃ」
「じゃあ帰るか」
俺たちはギルドに戻ってきた。
「ノインさん終わらしてきましたよ」
ノインさんは二か月の間に仲良くなった受付嬢だ。因みにギルドマスターのレオンとも仲が良くなった。
「普段通り速いですね!報酬の金貨5枚です!」
「ありがとうございます」
結構貯金も溜まってきたな
今は大体50万ぐらいだな。はやく家を買いたいなぁ、後Aランクにも速く上がりたい。Aランクからは名誉ある行動をしないと上がれないからな
『家買うのは私の事召喚してからね!燐ちゃんは早くMPを上げて私のこと召喚してね』
「分かってるよ」
召喚スキルとか取っていたけどその理由はメティちゃんのことを召喚するために取ったのである
「主様宿に帰ろう!はやく!」
「わかったよ」
「あ、戻ってきたかリン。もうご飯は出来てるぞ」
この人はザリア宿の女将さんだ。この人ともこの2か月で仲良くなった。結構仲良くなってる人も増えてきたなぁ。
「「いただきます!」」
いつも通りの洋食の美味しいご飯だった
そのあといつも通りベッドに行き
「フランじゃあ良いか?」
「早く吸ってくれ主様」
そのあとはいつも通りフランと百合百合した
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朝起きてご飯を食べた後ギルドに行く
「あ、リンさんが来ましたよギルドマスター!」
なんかギルドマスターが用事あるのかな?
「ちょっとリンとフラン来てくれないか?」
「わかりました
俺たち二人はギルドマスター室に呼ばれた。
「なんか用事あるんですか?」
「単刀直入に言うぞ、王立冒険者学園の講師として二人とも来てくれないか?」
「冒険者学園ですか、」
俺らが居る国はロルタリアという国だが、その学園か
「実はなんだけどその学園に勇者が学びにくるんだ」
「あ~最近召喚されたって聞きますね」
「その勇者の講師として臨時一か月ほど行って欲しいんだ」
「私たちまだBランク冒険者ですよ、実力面は足りるんですか?」
昔の友達の事は気になるけどもっと良い人が居る思うけどな
「何を言ってるんだリン、お前たちAランクの実力はあるじゃないか。後はAランクに見合う名誉だけだろ?」
「まぁそうですけど」
「一応今回の特別依頼が成功したらお前たち二人Aランクに上げようと思ってるんだがな」
「本当か?楽しみじゃ!主様受けよう!」
え、まじかよ最高すぎるなギルドマスター
フランもやりたそうだし受けたいな
「ありがたい限りですけど、成功ってどんな判定でなるんですか?」
「まぁ勇者たちのステータスを平均的に上げて欲しい」
「結構大雑把じゃな」
「まぁ出来る限り頑張ってくれ、あと結構報酬は弾むからさ。」
「わかりました、その依頼受けます」
「移動用の馬車は三日後に来るからそれまで準備しといてくれ」
結構楽しみだな俺も久々に会うことだし。友達って言っても三人ぐらいだけどな
だけどこの姿だったら俺ってわからないし天羽燐火ってことを教えることは無さそうだが。
そのあと俺らは宿に戻った、今日ぐらい依頼は受けなくていいだろう。
戻ったらザリアに三日後に宿を立つことを言った
「フランちゃんと一か月会えないのは寂しいな」
「儂もザリアと会えないのはちょっと寂しいのじゃ」
「じゃあ僕らは用意してきますので」
てかちょっと前まで高校生だったのに講師か~しかも前までクラスメイトだった人だしなぁ。
意外に結構楽しみだ。フランとは同じ部屋だったらいいなぁ
そんなことを思いながら俺は荷物をアイテムボックスに放り込んでいた
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三日たって俺たちは馬車に乗り込む
「この街に一か月間だけでも離れるのは寂しいな」
「そうじゃな」
『私はずっとあなた達が食べてたご飯を羨ましそうに見てただけですけどね」
メティちゃんはちょっとぷんぷん怒りながら言っていた
「じゃあ行ってきます」
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関さんのポケモン配信見ながら執筆してました
最後まで読んでいただきありがとうございます
これにて第一章は終わりです。次からは第二章です