第七話:吸血
前前話でレベル上げましたが蝙蝠になるスキルを追加するのを忘れていたので編集しときました
俺たちは朝早く起き冒険者ギルドに足を運んでいた。
ギルドのクエスト掲示板に行きなんのクエストをするか悩んでいた。
「このクエストなんかはどうじゃ?」
フランはそういうと張り紙に指さした
「ゴブリン討伐か、一体倒すごとに銅貨1枚か良いんじゃないか」
『そうだねまともな戦闘だと初めてだしそれぐらいから始めた方が良いね』
「儂も金は昨日ので尽きたからのう」
ランクはFランク丁度俺たちと同じだな。因みにだが冒険者のランクを上げたかったら自分と同じランクのクエストを十回連続成功させるか一つ上のクエストを五回連続成功させるかのどっちからしい。あとは例外的に上げることもあるんだとさ。
受付嬢にこのクエストの紙を持っていく
「ゴブリン討伐ですね、わかりました。」
俺たちは目的の南の森に向かっていった
「そういやフランって龍族の王って称号あったけど龍族のトップなのか?」
「そうじゃよ儂これでもこの世界でトップクラスに強いんじゃよ」
ドMだけど強いんだな
そんな話をしつつゴブリンが居るとこまで着いた
「ゴブリンの集落があるな」
「どうするんじゃ?儂は主様の言う通りにしようと思うんじゃが」
「とりあえず俺に任せてくれないか?」
「わかったのじゃ」
俺は数十匹はいるだろう集落に突進していった。
水魔法で作った剣を俺は振り回す
その瞬間全てのゴブリンの頭が胴体と切り離される
「は?」
え、どうなったんだ俺ちょっと振り回しただけだよな
「何驚いとるんじゃ?主様の今のステータスだったらA級と渡り合えるぞ」
「え?そうなのか?因みにだけどフランってどれぐらいの強さなんだ?」
「儂はS級ぐらいじゃな」
堕龍さん本当に強かった
とりあえず俺たちは討伐証明になるゴブリンの魔石を取り出している
「これめんどくさいな」
「そうじゃな、儂の空間魔法で魔石だけ取り出そうか?」
「は?そんなのが有るのか?それだったら最初っからしとけよ」
俺は思いッきしフランの頭を叩いた
「あぁん気持ちいのじゃ~!」
そういやそうだったこいつ痛いのが好きだったんだ
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「----29、30丁度30ですね、銅貨30枚どうぞ」
「ありがとうございます」
俺たちは換金した後宿に戻りご飯を食べる
ご飯は普通に洋食って感じだった
「ご飯美味かったな」
「そうじゃな」
『私も食べたかったなー」
だけどなんかまだ満たされないな
『それは燐ちゃんが吸血鬼だからだよ。まだ一回も血吸ってないでしょ?』
「あ、確かにだけど誰の血を吸えばいいんだろ」
「主様儂のを飲むか?」
「え、良いのか?」
俺より年上って言っても相手は幼女なんだよな、だけど俺も幼女だからセーフなのか
だけど血を飲みたいって欲望が心から溢れてくる
「じゃ、じゃあ噛みつくぞ」
口の中に血で満たされる、なんか味はフルーツジュースみたいだ。
「気持ちいのじゃ」
気持ちいのかやっぱり、てか漫画とかで吸血鬼が噛みつくシーンとかあるけど吸血鬼になったりするけどこの世界はどうなんだろう?
『吸血鬼にはならないよ、作ろうと思ったら作れるけどね。あ、後血を吸ってるときは両者とも性欲
が増えるからね』
やっぱりつくろうと思ったら作れるんだ
てかなんかさっきからちょっと欲情しかけるのってそれのせいか理性よちゃんとしてくれよ
「主様気持ちいよ」
その言葉を聞いた瞬間俺の理性は崩壊した
そのあとは百合百合していた
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「ほんとごめん!」
「大丈夫だって言っとるじゃろ」
結局昨日はそのまま押し倒してしまった
「主様痛くしてくれたの気持ちよかったぞ」
フランは気遣うようにそう言った。
ていうか女同士でも意外と出来るもんだな
男の時は一回もしたことが無かったけど
「またして欲しいのじゃ」
「また血を吸うときな」
そのあとはご飯を食べて冒険者ギルドに向かった
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一応フランがメインヒロインです。
次は勇者サイド書きます
最後まで読んでいただきありがとうございます