第六話:冒険者登録
いつもより早くかけた
隠蔽スキルを取ってみたがステータスを見せなくさせるスキルかと思ったが、そうじゃなく偽装するスキルだった。
「うーん普通の人程度のステータスってどんなもんなんだ?」
「主様、儂の偽装したステータスでも見るか?まぁ大体は適当じゃがな」
「そうしてもらうと助かる」
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名前:フラン
性別:♀
種族:龍人族
Lv 70
HP 5000
MP 3000
Str 1000
Int 700
Agi 1500
Vit 1000
Dex 900
Luc 100
残りSP 100
スキル数13
龍の息吹Lv7
HP自動回復Lv7
MP回復速度アップLv5
痛覚軽減Lv5
物理耐性Lv4
龍神法Lv9
火魔法Lv3
水魔法Lv7
地魔法Lv4
光魔法Lv9
闇魔法LV4
風魔法Lv3
装備
ワンピース 品質C
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「こんな感じなのか。てかフランって何歳なの?」
「儂は1000歳じゃな」
「え?嘘だろ」
「本当じゃ!」
「てかこの世界って亜人差別とかないのか?」
『亜人差別とかはないけど魔族には人間はあんまり良い印象は持ってないね。そこはやっぱり魔王とかが関係しているね』
「吸血鬼って魔族と亜人どっちに入るの?」
『魔族だね』
やっぱりそうなのか。まぁ良い印象を持ってないだけだから個々としては暮らしている人も居るんだろう。
「てか主様ってステータスってどんな感じなのじゃ?」
「こんな感じだよ見て」
「......LV70でそれは強すぎなのじゃ儂でももうちょっと弱かったぞ!だけど運は悪いのじゃなてか加護で思い出したがメティウスって創造神様じゃないのか?」
「そうだな」
「ってことはメティウスは創造神様ってことか?」
『そうだよ~!』
「やっぱりかなんか主様って凄いんじゃな」
フランに引かれた俺が最初引いていたのに。てか運低いのか悲しいな。。。っとそろそろ出来そうだな
「よし出来た!」
「見せて欲しいのじゃ!」
「それは後のお楽しみな」
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そのあと俺たちは何事も無くその日の内に街に着いた、流石に一回ぐらいは魔物に会うんじゃないかと思っていたがそんなこともなく普通に着いた。一回ぐらいまともに戦いたかったんだけどな。
門から入ろうとしたら門番に止められた
「お嬢ちゃんたち身分証とか有るか?ないんだったら銅貨2枚ずつ渡してくれ、それで街に入れるから」
「どうしようお金とかないし身分証も無いんだけど」
「主様どんなとこから来たんじゃ....儂が払うよ。門番銅貨4枚じゃ」
「確かに受け取ったぞ入ってくれ」
街の中は中世的な感じでまぁ普通の感じだった。ただ一つだけ違和感があるとしたら獣人がそこら中に居るってことだろうな。
メティちゃんそういやこの世界の貨幣の単位ってどんな感じなの?
『銅貨が最低の単位で日本で言う100円ぐらいだね、次に銀貨でこれは1000円の価値があるよ。次に金貨だけど金貨は一万円の価値があるね。最後に白金貨だけどこれはほぼ使わないね100万円の価値があるよ』
意外とわかりやすいな。ありがとう
「まずは冒険者ギルドに行こう!」
「儂は主様に着いていくぞ」
「フランは変なことするなよ、絶対にな!またブリザード食らわすぞ」
「逆にしてほしいのじゃけどな。して貰った事を考えたら楽しみじゃ」
この堕龍は公然の前で顔を赤くし、恍惚な表情を出した
こいつ後できつく叱っとくか
『あ、二人に見えるように地図出しとくよ。ステータス画面見たら見れるようにしたから』
「地図とか出せるんだったら最初から出しといてよ、、」
『いやそれはなんか冒険した気がしないじゃん』
「まぁそれはそうか」
地図に書いている通りに冒険者ギルドに行く。外見はまぁ普通に考えていた感じの外見だった。
中に入ったら荒くれものがいっぱいいるって感じでは無く、清潔だった
受付嬢っぽい人が居るのでそこに行く
「冒険者ギルドへようこそ、お嬢さんたちはギルドへ依頼をしに来たのかな?」
受付嬢は俺たちを依頼しに来たと思ったらしい。そらそうか俺たち二人とも130cmぐらいしかないもんな。一応俺は女の子らしい口調にし
「あ、違います私たちは冒険者登録をしに来たんです」
「冒険者登録ですか?わかりました。この紙に書けることを書いてください、そのあとにこの水晶に手を乗せてください」
え、この世界の言語とか俺知らないよ?メティちゃんどうしよう
『それは大丈夫だよ。この世界に来るときに異世界人にここの言語を今までの言語って変えているから』
なにそれこわ。じゃあ問題は無いのか、怖いけどね!
えっと記入することは
・名前(必須)
・性別(必須)
・年齢(必須)
・出身地(任意)
この四つか。出身地に関しては俺無いし書かないでおくか
受付嬢に紙を渡した。
「名前は年齢本当に16ですか?」
「本当ですよ」
「ってこっちの方も20歳って本当ですか?まぁとりあえず水晶に手をかざして下さい」
俺たち二人は水晶に手をかざした。
「もう大丈夫ですよ」
「この水晶で何をしたんですか?」
「ステータスを読み取りました」
隠蔽スキル取っててよかった、、、、
「す、すいません!吸血鬼と龍人族でしたか」
え、吸血鬼と龍人族って成長が遅いとか有るの?メティちゃん
『基本的には成長は普通だけど長命で子供体系の人とかも全然居るからね』
そうなんだ
あ、受付嬢がなんか用意している。
「はいこれが冒険者カードですこれは証明証にもなるのでなくさないでくださいね。冒険者はFEDCBASの順でランクが有るのですが最初はFスタートなので頑張ってください」
「ありがとうございます。あ、あとおすすめの宿とかってありませんか?」
「宿ですね、ありますよ「精霊の止まり木」って宿がおすすめです」
「ありがとうございます」
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俺たちは冒険者登録を終え宿に向かった
宿に着き中に入るとカウンターに人が良さそうなおばちゃんが居た
「いらっしゃい宿の利用か?そうかご飯を食べに来たのか?」
「宿の利用です」
「宿の利用は一日朝晩食事付きで銅貨5枚だ」
「銅貨35枚で7日分だこれでいいか?」
わおフラン様イケメンすぎ
てかこいつお金どれぐらい有るんだよ
「丁度だな。着いて来てくれ」
俺たちは二階に行き部屋を案内された
「ここにある物は全部使っていいぞ」
「ありがとうございます」
扉を閉め俺たちはベッドに座った。見た感じ一部屋でベッドが2つ有るだけって感じだな
「そういや主様隠蔽した時のステータスってどんな感じなんじゃ?」
「見せるよ」
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名前:リン・アモウ
性別:♀
種族:ヴァンパイア
Lv 30
HP 3000
MP 2500
Str 600
Int 500
Agi 1500
Vit 500
Dex 500
Luc 10
残りSP 30
スキル数2
鑑定Lv4
吸血 Lv1
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「なんか本当に適当じゃのう」
『そうですね』
「悪かったな!」
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1000文字を大幅に超えちゃいました
最後まで読んでいただきありがとうございます