第二十一話:やっぱり会えないかぁ
朝起きご飯を食べた後俺たちは神子が居る教会に向かっていた
教会は国の真ん中に位置していて、その奥には城がある。
意外と教会に行ったら神子に会えないかなという安直な考えの元教会に行ってみたが結果は当然ながら会うことは出来なかった。
あ、そういえばメティちゃんに聞けば良いじゃん。
「メティちゃんどうすれば会えるの?」
『神子と会うには偉業を達成しないと行けないのよ』
ちょっと怒った声でそうメティちゃんは答える
「偉業?」
『この国で偉業を達成したら国王に会うんだけどその時に神子も居るからその時に接触したらいいと思うよ』
「ありがとうメティちゃん。それにしても偉業かぁ、この世界に来てから偉業が大切だなぁ」
てか国王と会えるほどの偉業って中々できないんじゃ
長い事この国で滞在することになりそうだな
「フランもしかしたらこの国で長い事滞在することになるかも」
「大丈夫じゃよ、主様が居るところに儂は居るって決めておるのじゃから。マナリスは大丈夫かの?」
「私は大丈夫、フランお姉ちゃんが居るから」
マナリスはフランにベタベタ引っ付きながらそういう
それにしてもフランが取られた気分でちょっともやもやするぞ
そのあとは冒険者ギルドでクエストを受注しいつも通りお金を稼いで宿に戻った。
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今日のクエストで分かったことだがマナリスは物凄く強かった。
あの盗賊達とは比べ物にならない程
因みにだが今はもうマナリスは眠っている
「なぁフランなんでマナリスはあんな強かったのにあの時戦わなかったんだろ?」
「多分じゃが盗賊達は子供同然のマナリスに戦わさせたくなかったんじゃないか?」
「それにしたら強すぎないか?何もしてないのに盗賊より強いって、しいて言うならレベルよりステータスが高いぐらいだったよ」
「まぁ深い事は考えても仕方ないじゃろうから儂たちももう寝よう」
まぁそっかそんな深く考えても今はまだ分からないか
「じゃあフランとメティちゃんお休み」
「お休みなのじゃ」
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