第十九話:人殺し
今年最後は少なめ
最近寝不足で全然かけてなくてすいませんごめんなさい
結果から言うと盗賊たちは皆死んでいた。いや違う殺したのほうが正しいな。
初めて人をこの手で殺した。この世界では日常茶飯事なのだろうが俺はこの世界で生まれた訳でもない日本人の天羽燐火として生まれたため殺すのは絶対にしないと思っていたのに
盗賊たちに治癒魔法を掛けようと思ったがそのころには息を全員引き取っていた
そして中学生ぐらいの少女は今は放心状態になっている
とりあえず俺は盗賊たちを埋葬してから少女を抱っこして馬車に乗り込む
少女と盗賊との関係を聞きたいが口を聞いてくれない
多分だが少女と盗賊は家族関係もしくはそれぐらい親しい何かだとは容易に想像できる
そんなことを思っていたら
「主様大丈夫か?気分が優れてなさそうじゃが」
「初めて人を殺したからちょっとね」
「そうか主様は寝てて良いぞ。儂が一人で護衛はしとくから」
「ありがとうフラン」
フランには助けてもらってばっかだな
そう思いつつ俺は仮眠を取った
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『なんで殺したんだよぉ』
焼け焦げた盗賊たちの集団が俺に語りかけてくる
「ごめんなさい、ごめんなさい」
死体は怨嗟の声を上げながら俺の周りを囲む
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起きたら汗でびっしょりだった
「主様起きたのか?悪夢を見ていたようじゃな。ずっと謝っていたぞ」
「そうなのか」
「結構デカい声で謝っていたな。馬車の前の方にも聞こえてきていたぞ」
そう言ったのはファルカさんだった
「そういえばあの子は?」
「あの少女は今は眠っているぞ」
あ、本当だ
起きたら話してくれるかなぁ
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