第十七話:俺は運に嫌われているのか?
病み上がりなのですくなめ
俺たちはメイルに着き冒険者ギルドに寄っていた。
「久々じゃな冒険者ギルドも」
「久々って言っても一か月だけどな」
俺たちはギルドマスター室まで案内された
A級昇格の時は受付ではなくギルドマスター直々渡すらしい
「久しぶりですねギルドマスター」
「そうだなリン、フラン。早速だがこれがSランクのカードだ」
カードB級の時は赤に光っていたが、A級は金色に光っている
「綺麗じゃな」
『綺麗ですね』
そのあとすぐに俺らは宿に帰った
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朝いつもより早く俺は起きた。何もすることがないからまた異形の何かの時の事をメティちゃんと一緒に話していた。当然フランに起こさないようにしてだけど
(あれって結局なんなのか分からないままなの?メティちゃん)
『うん。私でも分からない、だけど大体の見当は付いてるよ』
(なんなの?)
『創造神の私でも分からないのって普通は無いの。ただ一つだけを除いては。その例外は人が人工的に作った場合なの』
(そうなんだ、だけど今の所それしか分かってないんだ。てかあれって経験値入るのかな?)
『それは入るよ。この世界は生物を倒したら経験値を貰えるから』
(あーそうなんだ、久々にステータス開いてみよ。レベル上がってるかな?前は倒してすぐに倒れちゃったから開くの忘れてたんだよな)
そんなことを話しながら俺はステータスを開く
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名前:天羽燐火
性別:♀
種族:ヴァンパイア(真祖)
Lv150
HP 25000
MP 30000
Str 5000
Int 2500
Agi 7000
Vit 1500
Dex 2100
Luc -150
残りSP 4900
スキル数15
知恵の神 LvMAX
魔導の極み Lv5
吸血 Lv4
蝙蝠化Lv2
装備作成能力Lv5
隠蔽LvMAX
召喚Lv8
剣聖LvMAX
料理Lv2
思考加速Lv4
HP自動回復Lv8
MP回復速度アップLv7
状態異常無効
調教LV8
アイテムボックスLv4
加護数1
メティウスの加護
装備
パジャマ 品質C
吸血鬼の指輪 品質B
称号数1
S級冒険者
勇者の師
呪い数1
異形の怨念
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「はぁ!?」
あ、やべ大声出しちゃった
「んんぅなんなんじゃぁ~?ぬしさまぁ」
やっぱり起きちゃったかやらかした
まぁいいやフランにも見てもらおう
「いやステータスを見てたんだけど、俺の運の数値がおかしいんだよ」
「そんなのいつものことじゃろ」
「いやそうだけどそうじゃないんだって!」
そう言って俺はフランにステータスを見せた
「はぁ?!なんなのじゃこれマイナスが入るステータスを見るのなんて始めてじゃそんなの」
『多分だけど呪いの異形の怨念ってところのせいだと思う、今までそんなの無かったでしょ?』
え?呪い?ほんとだ気づかなかった。運に気を取られすぎていた
『多分異形を作った人が異形を倒した人に呪いをかけるようにしていたんだと思う』
「はへーそんなこと出来るんじゃな」
「ん?待てよてことはフランもかかってるんじゃないか?」
「あ」
案の定フランも呪いにかかっていた
「俺運に嫌われてそうだな、、」
『そんなことないよ!ちゃんと解呪方法もあるから!』
「どうやって解呪するの?」
『神子って人物しかこの世界は解呪できないね』
「神子ってどこで何をしておるんじゃ?」
『ん-っとね神子はエイリスって所で私とか他の神様とコミュニケーションを取ってるね。なんなら昨日は私が啓示をしたし』
ちゃんと仕事してるんだメティちゃんって
てかエイリスって確か勇者が召喚された国だよなぁ
「じゃあ次はエイリスに向かって解呪しに行こうか」
「そうじゃな今後はその方針で行くのじゃ」
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クリスマス用の話は予約投稿できたので楽しみにしてください
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