第十五話:激戦のその後
今日も少ないです。すいません
起きたら知らない天井だった。いや実際には知っている、学園の天井だ
そうか俺はフランと一緒に化け物と闘い。勝ちそのあと直ぐ倒れたのか。
ただ横のベッドには誰も居ない、フランが居ると思ったんだけどな
メティちゃんこれどうなったの?
『私はリンちゃんと意識を共有しているからそこまではわからないの』
あ~そうなんだ
そんな感じでメティちゃんと雑談をしていたら。不意に扉が開く音がした
扉の外には涙目の赤髪の美少女が居た
「主様ああああああああああ」
いつもの聞きなれた声が鼓膜を刺激する
「やっと起きたのか!主様ぁ」
「ちょっ汚い!顔を押し付けるな」
フランは顔を涙と鼻水まみれで抱き着いてきたのだ。あ~あ服が汚くなっちゃったよ
「それにしてもどれぐらい俺寝てたの?」
「二週間ぐらいじゃ」
「え?二週間?講師の仕事はどうなったんだ?」
「二週間の間は儂が一人でしておったぞ」
フランだけでしてたのか、ってん?
「え、てことはあの後直ぐフランは起きたのか?」
「そうじゃよ直ぐって言っても儂も一日ぐらい寝てたらしいんじゃがな」
流石、はりゅうさまだ
「そういやあのバケモノはどうしたんだ?」
「あ~あれは、今はこの国の特別な所で研究されておるぞ。なんでも今まで見たことが無い生物らしいんじゃ」
「そうなんだ。確かメティちゃんも知らなかったんだよね」
『そうだよ。あんなの初めて見た』
あれはなんだったんだろう。
「そういえば主様聞いて欲しいのじゃ。生徒が儂に告白をしてきたんじゃよ」
「え?!それでどうしたの?もしかして付き合ったの?」
「いやぁ断ったぞ」
良かった、フランが付き合うのは嫌だ。
「もしかして主様ちょっと嫉妬してたのか?」
「そうかもな」
フランが顔を赤く染まらせる。はずかしがっているようだ
嫉妬と言えばだが、前世では独占欲とか無かったのに今は物凄くあるようだ
とりあえず残り一週間講師として頑張るか!
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今も熱出てる途中です(´;ω;`)
最後まで読んでいただきありがとうございます