第十三話:異形の何か
久々の投稿で感覚鈍ってたら申し訳ないです
一週間が経ち、俺たちは実践をしに森へ来ている。
今日一日は森でレベル上げをして、明日学園に戻るという予定で来ている
とりあえず今はゴブリンを狩りレベルを上げているところだ。皆今はレベル1の状態だからな
30分程経ち一通り狩り尽くしたところで集合した
「皆今レベルはどんな感じですか?」
「私は4レベルです」
「俺もそれぐらいです」
クラスのみんなが次々と言う
皆全員言ったと思った瞬間委員長が
「俺は15レベルだ」
自信満々とそう告げる
クラスの女連中が委員長の周りをみながら喋りかけている
「え、つよーい」
「つよ!」
なぜ委員長がこんなに他の人よりレベルの差が付いているのは、勇者スキルは俺と同じく成長する速度が倍増して、剣と魔法がLvに比例して強くなるって言うむっちゃ強い、言わばチートの塊のスキルだ。まぁそれは良いとして委員長がちょっと調子に乗ってるな別に良いけど。
「そういえばフラン先生このままゴブリンを狩り続けるのですか?」
そう聞くのは馬場野さんだ
「うーんもうちょっと奥まで行ってもうちょっと強い魔物を倒しに行きますか」
男連中の方から歓喜の声が聞こえてくる
逆に女の連中の方は悲観的な声が聞こえてくる
「私が居るので人が死ぬとかは無いと思います・・・・多分」
「主様は強いから絶対死なないと思うのじゃ、だから安心するのじゃ!」
お前のが強いのに何を言ってるんだか
「じゃあもうちょっとだけ休憩したら奥まで進みましょう」
十分ほど休憩し俺たちは奥へと進む
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二時間ほど魔物を狩り続け今日の分は切り上げてご飯を作ろうかと思ったら、唐突に悪意の塊のような存在が近づいてくるのを察知した
気づいた瞬間フランに耳打ちをする
「なぁフラン、」
「主様も気づいたのじゃな」
「生徒のためにも様子を見に行った方が良いと思うんだけど」
「そうじゃな一緒に見に行くのじゃ」
生徒にもちょっと離れる事を伝える
「あ、ちょっとだけここを離れるのでそのまま準備をしていてください」
「わかりました」
そう答えたのは先生だ
「じゃあ行ってきますね」
俺とフランは察知した方向へと向かう
そこには
魔物ともなんとも言えない禍々しい生物が魔物を食していた
「こ、これは、」
「なんじゃこれは、長年生きてきたがこんなのは初めて見たぞ!」
焦った言い方でフランはそう告げる
『私でもこれは知らない何これ、』
え、メティちゃんでも知らないの?じゃあこれは本当になんなんだ、
そう思った瞬間異形の生物が俺たちに気づいた
その瞬間異形の生物が
「ぐぎゃあがああ"ァぐう」
言葉にもならない耳が潰れる程の咆哮を飛ばしてきた
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やっと期末終わりましたよぉ、この話書いていてむっちゃ楽しかったです
最後まで読んでいただきありがとうございます