第九話:学園へようこそ
今日はちょっと少なめ
俺達は二日間ハプニングもなにも無く王立冒険者学園に来た。
王立冒険者学園は王都マロンにある
「わぁでけぇなぁ」
「儂が元の状態に戻った時よりでかいのじゃ」
例えたら東京にあるねずみのテーマランド並みにでかい。学校でこんなデカいのはやっぱり異世界クオリティってところだよな
「じゃあこっち来てください」
「わかりました」
学園の関係者的な人に俺たちは学園長室まで案内された
扉を開けると金髪のエルフが居た
「初めまして、リンさんフランさん」
「こちらこそ初めまして学園長さん」
「早速ですが明日から臨時講師をして貰うということでいいですか?」
「はい大丈夫ですよ」
「大丈夫じゃ」
俺的にはいつでも大丈夫だけどな
『私も一緒に教えたいのに!』
メティちゃんがまたごねてる
召喚できるようにするから待っててね
「気になってたことが有るんですけど個人部屋ってフランと同じなんですか?」
「あぁ個人部屋は同じじゃないよ、同じが良かったら同じにするけど」
「同じが良いです!」
同じ部屋じゃないと吸血が出来ないからね
「じゃあ今から個人部屋に案内するね」
「分かりました」
学園長自ら案内してくれた。個人部屋は意外と近くにあった。
「広いですね」
「まぁ国が金を出してますからねぇ。じゃあ私は戻りますね」
個人部屋は宿の部屋より広かった。例えたら結構高めのホテル位だ。設備もちゃんとしていて風呂もあるみたいだ
そんなことを思ってたら
「こっちのベッドは儂がつかうからな!」
「え。こっちのベッド俺が狙ってたのに!」
「早いもん勝ちじゃよ!」
陽当たりが良いほうを元々欲しいと思っていたが、無理だった
まぁ結局夜になったら同じだけどな
「じゃあとりあえず用意するか」
俺はそう言ってアイテムボックスから荷物を取り出し置いて行っ
そんなことをしていたら結構暗めの夜になった。ご飯は普通に食べに行ったりするかぐらいしかないらしい。学生は寮で暮らしているので寮のご飯を食べるらしい
ちょっと羨ましい
「フラン今日はご飯無しでも大丈夫か?」
「別に大丈夫じゃよ。この体は別にそこまでエネルギーはいらんからの」
「わかったありがとう」
ありがたいな、今からご飯を食べに行くのは流石にめんどくさい
「主様今日は吸わないのか?」
「明日最初の仕事だし今日はしないよ」
「わかったのじゃ」
ちょっと寂しそうにフランはそう言った
「じゃあお休み」
「お休みなのじゃ」
そして俺たちは眠りについた
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明日執筆できないかも
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