第一話:異世界転生と女神様
異世界転生系は初めてなのでおかしいかも
気が付いたら謎の白い場所に居た。ただ目の前には一人の美少女が居る・
「あ、起きましたか、天羽燐火さん」
「え?ここはどこですか?もしかして天国ですか?」
「正式に言うと違いますが、まぁそんなもんです」
俺は死ぬ前の事を思い出す。確か俺は死ぬ直前高校に行く最中通り魔に合って腹の方を刺されて気が付いたらここに居たって感じか。それにしても通り魔に会うってどんだけ不運なんだよ
「あなたは生前悪くもなく良くもない暮らしをしていました。そのまま生き続いていたらまた何も無く輪廻の輪に戻っていたことでしょう。ただあなたは死ぬとき人に殺されたことで、ある一定のポイントを超しましたので転生と言う形でそのポイントの釣り合いを戻すことにしました」
「えっと女神様で良いですか?」
「はい、女神さまです」
「転生する時に特典とかってあったりしますか?」
俺はまぁ所謂オタクだったのでこう言うシチュエーションの作品も結構見てきた。こう言う場合は大体特典があるのだ!
「特典はありますね。あ、因みに心の声聞こえてますよ」
「.....聞こえてたんですね」
恥ずかしい流石に、
「特典ってどんな感じですか?」
「まずは記憶を引き継ぐのと後は転生してからのお楽しみです」
なんかニヤニヤ笑ってるが多分悪いのでは無いのだろう。
「じゃあそろそろ転生する準備を始めますね」
「転生するまで5分ぐらいかかるので今のうちに聞きたいこと聞いといてください」
「転生するところってどんなとこなんですか?」
「普通に貴方が思っているように剣と魔法の世界ですよ。あと魔王とかもいます」
楽しみだな今の時代の人ならば一度は夢見る世界だな
「あ、あとちょっとで準備が終わります」
「じゃあ最後に何で通り魔に刺されるだけでこんな良くしてくれるんですか?」
「最初に謝っとくねごめんね。最初嘘ついちゃったの、ポイントのつり合いとかの話。元々あなたは今から行く世界に行く運命だったの」
「え!そうなんですか?」
「さっき魔王とかが居るって言ったでしょ?じゃあ逆も然りで勇者も居るのよ。貴方のクラスは勇者召喚されると言う運命に決まってて、ただそこで運悪く通り魔に刺されちゃったのよ。そうなったら召喚出来ないから転生と言う形であっちの世界に送ることになったの」
「え、じゃあ元の世界に戻すこともできるんじゃないんですか?」
「それは出来ないの。貴方があっちの世界に行くことはもう捻じ曲げられないの」
そうなのかそれは悲しいな。親ともう会えないのは寂しいな。
「ただ安心してね。貴方には私の加護を渡すから!」
「加護ですか」
「っともう出発の時間だ、当分は会えないと思うけど会いたくなったら教会にでも行けば私と会えるから安心してね」
それは良かったこの人とはもうちょっと喋りたいしね。
「じゃあ行ってらっしゃい」
こうして俺は転生することになった
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異世界系は書いてて楽しいです
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