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付与術師の異世界ライフ  作者: 畑の神様
魔人襲来編
82/93

奮戦の意味

「……くッ」



 ≪限界抹消(アンリミテッド)≫が解け、苦い表情で膝を折る彰。

 アドラメレクを一見圧倒して倒したかに見える彰だったが、実はそうでもない。

 ここまでの移動に使った≪雷化≫、さらに度重なる付与術の使用、極めつけは≪限界抹消(アンリミテッド)≫の発動……もはや彰の体は限界だった。

 もしも最後の≪混沌(カオス)≫で決められなければ今度は彰が窮地に立たされていただろう。



「くッ……≪限界抹消(アンリミテッド)≫は便利な魔法だが、やっぱこの反動は考え物だな……

 いや、それを抜いても術の使い過ぎで限界か……」



 彰はこの世界に来る前、厳にこの点を“術を使いすぎだ”と注意されていたのを思い出す。

 ()しくも厳の言う通りとなってしまった現状に対し、思わず悔しさがこみ上げてくるが、自分の現状を悔やむような時間の余裕は今の彰にはない。

 頭であるアドラメレクこそ倒したものの、奴が引き連れてきた配下まで全滅させることができたと言い切ることはできないのだ。

 今でこそ目につく魔物は彰が倒しつくしてはいるが、いつ新手が来るかわからない。

 頭を失い、統率を失った魔物はさらに脅威が増しているとも言える以上、一刻も早くこの場を離れる必要があった。

 それ故に、彰は再び足に力を入れて立ち上がろうとするが、体に思うように力が入らない。

 それでも何とか立ち上がろうとする彰の意思とは裏腹に、彼の体は地に倒れ、言うことを聞かなくなってしまった。



「ちくしょう、情けねえ。急がねえと頭を失って、統率の効かなくなった魔物達が集まってきちまうかもしれねぇってのに……」



 彰は今にも薄れそうになる意識を必死に繋ぎとめながら、なんとかして立ち上がろうとその場でもがくものの、それが精一杯、立つことは叶わない。

 彼の体は既に限界。否、そんなものはとうに通り過ぎている。

 それ程に本来なら間に合わない距離を強引に走破し、敵と戦った彼の体はボロボロであった。

 

 彰は唯一自由に動く目をぐるりと動かし、エマ達三人の姿を探す。

 自分もボロボロではあるが、彼らもそれは同じはず。

 体は動かずとも、せめて彼らの無事だけでも確認する必要がある。


 探るように視線を動かす。見つけた。

 どうやら三人も無傷とは言えないものの、大事はないらしく、お互いを支えあいながら立ち上がり、こちらへと向かおうとしている。

 だが、戦闘により肉体がボロボロなのに加え、アドラメレクの魔力に間近であてられてしまったせいか、体がうまく動かないらしく、上手く動けないようだった。

 それでもひとまずは安心と言える。これなら彼らと協力すれば何とか移動することくらいはできるだろう。

 あとは自分が残りの力で術を使って、安全な場所まで導けばいいだけの話だ。

 そう考えて、彰はほっと息を吐いた。

 

 

「……はぁ、一時はどうなることかと思ったが、なんとか乗り切れたか」



 そうして一息つくと、彰は三人から一度視線を切り、体を休めるようにしてエマ達の到着を待つ。

 エマ達には悪いが三人で協力して、おぼつかないながらも何とか移動できる彼らと違い、彰にはもはや独力では立ち上がることすら叶わない。

 ここで無理して余計な体力を使うよりかは、僅かな間とはいえ、体力の回復に努めるのが懸命に思えた。

 

 事態に一つの区切りが付き、これから先の展望も見えた現状。


―――だからこそ、彼らは油断してしまっていたのだ。そして、それが命取りであった。



「きゃあああ」

「―――エマッ!?」



 エマの悲鳴が響く。

 彰が慌てて再び視線をエマ達の方へとむけると、そこには魔物の残党に囲まれているエマ達の姿があった。

 エマ達を襲う魔物はキラーコボルト。人型犬頭の魔物であり、非常に獰猛な性格を持つ彼らは数匹ごとで固まった群れを作り、人の使う武器すら自在に使いこなしながら連携して敵を襲う狡猾かつ凶暴な魔物だ。

 もっとも、いくら凶暴とはいえ本来なら彰どころかエリックでも余裕……とはいかずとも、問題なく対処できる程度の相手に過ぎない。

 しかし、それは“体調が万全ならば”だ。

 全ての力を使い果たし歩くことすらままならない彼らにとって、キラーコボルト一体ですら脅威と化す。

 それが群れを組んでいるとなれば、状況は絶望的だ。



「パパぁ……」

「あなた、これは……」

「くッ!! 安心しろ、お前達は、せめてお前達だけは私が守って見せる……ッ」



 怯える二人を必死に身を挺して庇おうとするエリックだが、彼の足取りも明らかに怪しい。

 当然だ。彼は魔人を相手に死力を尽くして戦ったのである。余力などあるわけがない。

 彰の戦いを見守る間に多少は休めたとはいえ、それも気休めに過ぎない。

 もしもこのままキラーコボルトに襲いかかられれば、為す術もなく奴らの餌食になるだろう。

 ……そんな結果を認めることなんてできない。いや―――



「認められるはずがないだろうがッ!!」



 自分に発破をかけるように彰は砲声する。

 そうだ。認めるわけにはいかない。

 自分は彼らを守るためにここまで駆け付けた。魔物と戦った。魔人と死闘を繰り広げた。

 その結果が、こんなものであっていいはずがない。

 なら、諦めるな。限界なんて置き去りにしろ。力が無くても振り絞れ。

 


「くッ……ぐあ……うぉぉぉぉぉぉッ!!」



 体が悲鳴を上げる。だが、そんなことを気にしている余裕は無い。既に状況は切迫している。

 ここで悠長にしていては、確実にエマ達は無事では済まない。

 ならば、ここで無理をしないわけにはいかないだろう。

 彰は心を決めると、なんとか状態を起こし、クラウチングスタートの体制をとった。



(―――瞬間雷化)



 彰の体が弾かれたように地を蹴りぬいて飛び出す。

 彰はそのまま一瞬にしてエマ達を囲むキラーコボルトに肉薄すると、瞬く間にエマ達を囲んでいた個体を一蹴して見せた。


 

「はぁ……はぁ……はぁ……く、そ……」

「あ、アキラお兄ちゃんッ!?」



 だが、いくら彰と言えどそれが精一杯。

 最後の力を使い果たした彰は糸が切れたように地に倒れ伏した。

 エマが今にも泣きそうな顔で……否、既に涙を流し、目元を赤く腫らしながら彰の元へと近寄ってくると、縋りつくように彰の名を呼び続ける。


 

「アキラお兄ちゃん、アキラお兄ちゃん、アキラお兄ちゃんっ!! うぅ……」

「ふふ、まったく……エマったら……。アキラも家の娘を泣かせるとは罪な子ねぇ……」

「はは、まったくだ。これはアキラ君と後で大事なお話をしなきゃいけないかな?」



 安堵の息とともに、和やかなムードになる一行。しかし、その中でただ一人、彰は未だ張りつめた緊張の中にいた。



「マリナさん、エリックさん……まだだ……まだ、終わって、ない……」

「えっ……それはどーゆー……っ!?」



 エマが彰に言いかけた言葉を思わず飲み込む。

 理由は簡単、彰に問う必要がなくなったからだ。

 彰が息も絶え絶えにそう告げた直後、奥の木の陰や茂みの中からガサガサと、彰が倒した数の倍はいようかというコボルトが姿を現したのである。



「くっ、そうか、キラーコボルトは群れで動くモンスター、一集団を倒したからと言ってそれで終わりとはいかないか……」

「これはちょっと、ドジっちゃったわね……冒険者時代にキラーコボルトの生態は頭に入れてたはずなのに……」

「あ、ああ……パパ、ママ、アキラお兄ちゃん……」

「グルルルゥ―――」



 キラーコボルトが唸りながら4人を囲むように位置取りをし、少しずつ輪を縮めてくる。

 今でこそ、一瞬にして数体の仲間を屠った彰と武装したエリックを警戒してゆっくりと近づいてきているが、その彰は既に最後の力を使い果たし、エリックも満身創痍である以上、四人がキラーコボルトの凶刃にかかるのも時間の問題であった。




「くそッ……動け……動けよッ……守るんだろ、そう決めたはずだったろッ!!

 なのに、なんで……なんで動かないんだよ!!」



 彰は懸命に立ちあがろうとするがしかし、立ちあがることはおろか、もはや体に一切の力が入らない。

 意識はなんとかある。声も出る。だが、体だけが動かない。

 今もっとも動いてほしいものだけがどうしても動いてくれない。

 きっと意識が無ければ楽だっただろう。

 それなら、この状況を知らずに済んだ。

 だが、守りたかったはずの、大切な人たちの危機を目の前にしたこの状況で、その事態を認識しているのにも関わらず、自分は動くことができない。

 その事実が彰の心をよりいっそう締め付けていた。



「アキラ……あなた……」

「アキラお兄ちゃん……」



 エマとマリナは彰のその姿を見てそう呟くと、彼のもとに駆け寄り、それぞれ彼の体にそっと手を添えた。



「エマ、マリナさん……俺……」

「……アキラ、いいの。もういいのよ。あなたは充分頑張ったわ。そうよね、エマ?」

「うん!! だって……だってアギラお兄ぢゃん、ぢゃんと来でぐれだもん!! 約束……守っでぐれたもんッ!!」

「でも、俺まだ……」

「いいんだ。アキラ君。君は少し休んでるといいさ。大丈夫。私はこれでも昔は結構有名な冒険者だったんだよ? このくらいの数のキラーコボルトくらいわけないさ!」



―――嘘だ。余裕なはずがない。


 確かに彼が、エリックが万全であったならその言葉に嘘はないのかもしれない。

 だが、彼もまた疲弊している。あの魔人と戦ったのだ。無理もない。

 彰が既に死に体であるように、エリックもまた満身創痍。

 であれば、彼の言葉が偽りなのは明白だ。


 エリックだけじゃない。マリナとエマもだ。

 マリナの声は少し涙ぐんでいるし、エマなんてもう隠せていない。

 彼女は年齢的にはまだ子供、きっとこの状況も怖くて仕方がないはずだ。

 ましてやエマは少し前に魔物に慰み者にされかけている。

 いくら助けられたとはいえ、その恐怖を忘れられるはずがない。

 きっと、エマは今も恐怖と戦っている。十四の女の子に強いるにはあまりに重すぎるはずの恐怖と、彼女は必死に戦い、あまつさえ、彰を安心させようと声もかけている。

 本当は自分が一番声をかけて欲しいのはずなのにも関わらず……。

 だから、


―――諦めるわけにはいかなかった。



「嫌だッ!! 諦められるかッ!! ここで諦めたら、俺がここに来た意味がない!! 俺がここまで駆け付けた意味なんてないッ!! 俺はアドラメレクを倒しに来たんじゃない、エマを、マリナさんを、そしてエリックさんを……三人を……俺の大切な家族を助けるために来たんだッ!! だから……こんなところで諦めるわけにはいかないんだよッ!!」

「アキラ……あなたって子は……」

「う、うぇぇえええん。アキラお兄ちゃぁあああんッ!!」

「はは、まったく……アキラ君にはかなわないな……これじゃ私も、諦めるわけにはいかなくなっちゃったじゃないかッ!!」



 エリックは彰の叫びに答えるように告げると、改めて手にした剣を構えなおす。

 そこにさっきまでの悲壮な面持ちはない。

 ここにいる全員で生き残るために、今できる最善を尽くす。

 そんな決意の籠った顔がそこにはあった。



「グルルルゥゥゥ……」

「さぁ、来るなら来いッ!! 家族を守る父親の強さを教えてあげようッ!!」

「グ、グガァァァアアア―――ッ!!」



 直後、キラーコボルトがあらゆる方向から獲物を襲おうと攻撃を仕掛けてくる。

 


「はぁぁぁあああああ――――!!」



 その全てにエマ、マリナ、アキラの三人を、家族を守るために、エリックが一人で相対する。

 前後左右、あらゆる方向から次々と放たれる攻撃をエリックが次々と捌いていく。

 だが、エリックも既に限界だ。捌くことはできても、反撃に出ることはできない。否、それどころか捌くことすら完璧にはできておらず、一つ、また一つとエリックの体の傷の数が増えていく。

 今でこそギリギリで守り切れているが、何か一つ、たった一つのミスで破綻してしまうような綱渡り。

 それがこの現状だった。


 そして、綻びが訪れるまで、そう時間はかからなかった。

 それは正に一瞬。武装したキラーコボルトによる正面からの一撃、それを捌いた直後の一瞬の隙間。

 その意識の死角に滑り込むように振るわれたほかのキラーコボルトによる斬撃。

 不可避のタイミング振るわれたその斬撃は完全にエリックの急所を捉えている。



「……あ」



 避けられない致命の未来を見て、エリックの口からそんな茫然とした声が漏れる。

 それは正しく破綻の合図、綱渡りの綱からうっかり落っこちてしまった。そんな演者の声。

 そんなエリック本人すらも思わず諦めそうになったその瞬間だった。



「―――諦めるなぁぁぁッ!!」

「―――ッ!?」



 体に力を入れることすら叶わない。だが、そんな彰の怒声とともに放たれた威圧がキラーコボルトの動きを一瞬鈍らせる。

 それが決定されていた未来を僅かに変えた。

 おかげでエリックは致命の一撃をすんでのところで捌くことに成功する。

 だが、結局はそれまで。

 無理に一撃を防いだことによって生まれてしまった決定的な隙はカバーしきれない。

 数瞬後にはキラーコボルトたちの攻撃が殺到し、人間大の肉塊(ミンチ)が一つ出来上がる。

 結局のところ、エリックの奮戦も、彰の無理を押しての攻撃もただの悪あがきでしかなかったのだ。

 稼げたのはほんの数秒で、変えられたのは訪れる死の未来をほんの数瞬先へと先伸ばしにすることだけ。

 一見すると何の変りもないその僅かな差。しかし―――その僅かな差が彼らの運命を変えた。


 四方八方から自分に向かって迫る凶刃を見て、悪あがきもここまでかとエリックは悟り、そして思う。



「(ああ、結局私が全身全霊を賭して稼ぐことができなのなんてほんの一瞬で、それどころか、身動きすら取れない息子に命を助けられる始末、ああ、本当にこんなことでは、私の戦いに―――)」


「―――意味なんて、無かったなぁ……」


 

 そうして、エリックが後悔と無念に苛まれながら訪れるであろう死の未来を甘受しようとした……その時だった。


 

「「―――いや、意味ならあった(よ)ッ!!」」

 


 未来が変わった。

 

 エリックと彰が体を張って稼いだ数瞬、その一瞬の間滑り込んだ二人―――リンとノエルが瞬く間にキラーコボルトを蹂躙する。



「……アキラの、大切な人たちから、離れて…… ≪超過駆動(オーバーロード)≫」



 ≪超過駆動(オーバーロード)≫を短期発動し、物理法則の限界を超えた速度で滑り込んだノエルは左手に短剣を、右手に矢を番えたボウガンを構えると、引き金を引く。

 矢が放たれるのと同時にノエルは左手に持った短剣を一閃。一瞬にして二体のキラーコボルトを処理する。

 そして、そのまま短剣を振り切った勢いに逆らわず、流れるようにボウガンの次弾を装填したところで、物理法則の世界へと帰還した。

 


「アキラ達にはこれ以上指一本だって触らせないからねッ!!」



 もちろんリンも負けてはいない。

 もはや無詠唱で放てるようになった≪小規模爆発スモールエクスプロージョン≫を足の裏に展開、爆発的な加速でキラーコボルトたちの只中へ入り込むと、右手でナイフを一閃。目の前のキラーコボルトを倒す。

 直後、その背後からリンを狙うようにキラーコボルトたちが刃を向けてくるが、リンはそれを知っていたかのように首の向きを変えることなく、銃口を向けるが如く空いている左手の指を背後のキラーコボルト達の方へと向けると、詠唱待機していた≪炎の矢(ファイアアロー)三連(トリプル)≫を発動。三連続で放たれた炎の矢がリンに攻撃を加えようとしていた背後のキラーコボルト達を燃やし尽くした。



「お前ら……」

「……ふしゃー、アキラ、間に合った」

「ふふん!! 感謝してよね―アキラ!! ボクが≪小規模爆発スモールエクスプロージョン≫を連発してノエルちゃんを運んで空中を駆けてきたからこそ、何とかギリギリ間に合ったんだから!!」

「……リン、それは違う。私が≪超過駆動(オーバーロード)≫で危ないところを回避して、獣人の五感でアキラの居場所を突き止めたからこそ、間に合った……つまり、これは、私のおかげ」

「違うボクだもんッ!!」

「ふっ……そんなのは所詮暴れ乳の戯言……思い上がりも甚だしい」

「なにさ暴れ乳ってッ!? ちがうもん! そ、そんなに暴れてないもん!!」

「……まったく目障りな脂肪の塊……邪魔だから私が刈り取ってあげてもいい」

「刈り取らないでッ!? いくら目障りでも刈り取るのはやめてッ!?」



  彰は目の前でリンとノエルが繰り広げるじゃれ合いを見ながらしばらく茫然としていたが、やがて、その顔が小さく笑みを浮かべた。



「……はは、あははははははッ!! お前らこんな時までバカやりやがって、まだ敵残ってんだぞ?

 でもなんでかなぁ……なんの心配もなくなっちまったよ。だからさ……」



―――あとは任したぞ?



 彰は最後にそう二人に告げると、意識を闇に落とす。

 安心したように眠りに落ちた彰の顔を見て、リンとノエルはお互いの顔を見やり、小さく頷くと未だに残るキラーコボルトの残党の方へと体を向け、



「「―――任された(よ)!!」」



 彰の思いにこたえるように力強く告げた。



―――程なくして、キラーコボルトも、アドラメレクの引き連れてきた魔物の残党もリンとノエルの二人により掃討された。


 

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