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俺は勝運が少ない

続きが気になった方は是非気兼ねなく、気軽に要望してください。

次話をジワジワ投稿しますので。

なんつってははは。

 一月一日。

 奇妙な夢を見た。

 異常な女が、殺しに来る夢。

 その女はのっぺらぼうに鼻と口をくっつけたように、眼が無かった。その鼻と口さえも異常なのだ。鼻の先端は切り取られたように平たい。口は頬まであり、口裂け女のようではあったが、裂けていた風ではない。

 如何にも不吉な喪服のような真っ黒の服装、真っ黒な日傘をしている。何より異常なのが、そいつの周辺1m程に、1cm近い蝿が30匹ほど集っていたこと、そいつの周辺50mに入ると空気が一変し、体が重くなること。

 不快だった。不愉快だった。

 俺たちはとにかく逃げる。でないと、殺されてしまうから。仲間を見捨てた感情は不思議で、懺悔の裏に何か、素晴らしい感覚を覚えた。

 女の正体はなんだ?本当にわけが分からない。死ぬ恐怖だけが俺を加速させる。

 どうだろう、覚悟はまだ無い。

 だからこそ君だけは見捨てたくない。だけど、だけれど、俺が死にかけたら君は────。

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