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誰でもない自分を生きる  作者: はやはや
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自分が好きなものを堂々と!

 朝、出かける時、近所にある、パン屋さんの前を通った。そのお店はカフェスペースも併設してあり、道路に面する形で席がある。

 なので、座っている人の顔が見える。カフェスペースには、二、三人が座っていた。朝から優雅だなぁ。いいなぁと思いながら前を通っていた時。

 一人の女性が目に入った。年齢は四十代くらい。思わず二度見してしまった。


 と、いうのも、でっかいネコ耳をつけていたのだ。ネコ耳以外は、いたって普通の恰好をしている。

 今日ってハロウィン? いや、ちがう。四月だ。

 エイプリルフール? いや、三日前に終わった。


 彼女がどういう理由で、ネコ耳をつけるにいたったのか、気になって仕方ない。でも、納得できる理由が思いつかない。


 そして、きっと理由はないのだろうと思い当たった。好きだから付けている。私みたいに、二度見する人がいても気にならない。それほどネコ耳を愛しているのだ、と。


 私も自分の好きな物を、堂々と身につけて、街を闊歩できるような、強い人になれたらいいな。

読んでいただきありがとうございました!

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