第4話 美少女に至るまでの前日譚 4
魔力というエネルギーがある。
それは、生まれながらにして誰しも無意識に所持している力らしいのだが、実際にそれを感じて、操ることが可能な人間は極端に限られてくるらしい。
その土地柄や、血統などの影響もあるので、一概にはっきりとした数字が出ているわけでは無いらしいのだが、大まかには一万人に一人。大きな街に数人ぐらいの割合で自然発生するそうな。
もっとも、魔力を操作できるからといって、全てが異能者になるとは限らない。
あくまでも、異能者とは魔力を扱える人間、そのカテゴリの一つに過ぎないのだ。
「では、山田さん。よく見て、よく防ぐように」
「了解です」
例えば、眼前に居る猫顔ジャージ姿の男性――加藤さんなんかは、異能者ではなく、混血というカテゴリに属する存在らしい。
混血は文字通り、人ならざる者の血を引く存在であるということ。
そのため、身体的な特徴として、角やら、尻尾やらのオプションが付いていたり、体の一部が人外のそれになっている場合が多いようだ。
加藤さんが猫の顔をしているのも、混血の影響なのだとか。
そして、混血の影響はもちろん、ただ、肉体が変異するだけではない。
「――――破っ!」
生物としての規格が、根本から異なっているのだ。
例えば、体を自在に風へと変えることが可能な力を持っている、とか。こちらの打撃が通じない癖に、あちらの打撃はガードをすり抜けて鳩尾に突き刺さってくる、とか。
とても、人間とは思えない能力を生まれながらにして所有しているのが、混血である。その力は、古くからの伝承にある怪異やら妖精の力に近しい。
「おぶっ、おぶっ、おぶぇっ!?」
「反応が遅い。防御が遅い。動き出しが遅い」
「とまっ、打撃の嵐が、とまらなっ」
「相手が止まるのを待つのではなく、相手を止めるつもりで動きなさい」
「おぼぼぼぼぼ」
さらに、そんな力を持っている存在が、素の実力も高いとなると、どうにもならない。中国武術みたいな動きで、一度、打撃を撃ち込まれると、こちらが倒れるまで連撃が止まらないという流れを何度も食らっている始末だ。
何なの? 一応、私、異能者なのだけど? まったく、反撃も出来ずに運動場の床に這いつくばっているのですが?
ひょっとして、混血って異能者の上位互換?
「違いますよ、山田さん。混血はあくまでも、既存の魔法の力を持つ存在であるというだけのことです。肉体的スペックでは、異能者よりも混血の方に軍配が上がることもありますが、あくまでも平均の場合。身体強化に特化した異能者と相対し、殴り負けることも多々あります。何せ、異能者は我々と違う、一人一人独自の法則を有しているのですから。安定性に欠けますが、状況が嵌れば無類の強さを誇るのが異能者です」
「なるほど。では、私がこうやってボコボコにされている原因は?」
「実力と経験の違いですね」
「ですよねー」
はい、と言うわけで研修中の私ですが、ただいま、戦闘訓練を行っております。
退魔師として、魔力を操作して、上手く戦いに活用する訓練ですね。魔力はあるだけでは特に意味はなく、意識的に何かに使おうという意思が無ければ意味を為さないんですって。
まー、膨大な魔力を集中させると、副産物的な影響で肉体が強化されるので、最悪、魔力を込めて思いっきり殴るだけでも、退魔師としての戦闘は可能だ。
ただし、当然ながら、そんな物は児戯に過ぎない。
「さぁ、もう一度やりましょう」
「はい。了解です」
退魔師の本領は、魔を扱うこと。
常識から外れた事象を引き出すために、魔力を効率的に使用し、自分の中にある魔の法則、魔法を運用することこそが、本領だ。
例えば、加藤さんは体を自在に風にする魔法。
その他色々と、猫の妖精の使える力ならば、加藤さんはある程度扱えるらしい。逆に、それ以外の魔法は体質上、まったく使えないのだとか。
「はい、脇ががら空きですよ!」
「肘は死ぬ奴ぅ!?」
故に、加藤さんは己の魔法だけに頼るのではなく、武術を鍛え上げて、素の実力を強化した。結果、恐るべき魔法拳士が誕生したというわけである。
こちらの攻撃は当たらないわ、あちらの攻撃は防御不可能だわ、本当に理不尽な強さだと思う。しかし、加藤さん曰く、このアドバンテージは絶対的な物ではないらしい。
「はい、腰が逃げてる! 怯えて腰が引けるのが一番格好悪い!」
「格好悪くても生き延び――ぶぼっ!」
「動きが不自然に固くなれば、このように易々と相手の攻撃を受けます」
妖精の力を持つ加藤さんは、だからこそ、妖精が苦手とする者が苦手だ。
鉄製ワイヤーや、網、普通のマタタビなどでも、大分苦労すると、本人が苦々しく語っていた。既存の魔法の力を使う存在は、正体を知られて対策を練られると、途端に状況が悪くなる。
加えて、魔法はより強い魔法によって凌駕される仕組みになっている。
加藤さんがどれだけ体を風に変えて、相手の攻撃から逃れようとしても、加藤さん以上の魔法を扱う者が放った攻撃は、避け切れない。無論、相性もあるが、基本的に魔力がたくさん込められているか、法則として完成している物ほど、魔法は強い。
「さぁ、どうしますか? これで終わりにしますか?」
「…………まだ、まだぁ!」
混血である加藤さんの魔法と、本家本物の妖精の魔法がぶつかれば、後者が強い。
そして、基本的に、異なる世界の魔法よりも、現世で生まれた魔法の方が強い。
つまりは、異能者が有する異能――固有魔法は、他を凌駕する。
相手に、こちらの強みを押し付けやすい。
それこそが、異能者。
己の法則で相手を絡めとり、有利に戦うことこそ異能者の戦闘スタイル。
「ふぅ。どうしますか? ここまでにしておきますか?」
「ぜぇ、ぜぇっ……もう一丁、お願いします」
「……意欲があるのはよろしいですね」
ならば何故、私は異能を使っていないのか? ここまでボコボコにやられているというのに、異能を使って対抗していないのか? 疑問に思うかもしれないが、実はこれ、既に異能を使っている状況なのだ。
そう、異能を使ってこれだ。
「…………その、無理は良くないですよ?」
「ぜー、はー。ぜー、はー…………いや、何か思っていたよりも大丈夫なので、もう一度手合わせお願いします」
「タフですねぇ」
「一応、それだけが取り柄の異能なので」
私の異能名は【不死なる金糸雀】。
効果範囲は、自身の肉体にのみ。
使用タイミングはパッシブ。つまり、無意識下で常に発動されている。
そして、効果は『自己を害する現象に対する耐性の獲得』だ。
つまりは、私の異能という奴は時岡さんが言った通り――――クソしょぼくて、他者を害することにとことん不向きな物だったのだ。
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研修期間は順調に、そして、私が想定していた物よりも穏やかに過ぎていった。
人里離れたレクリエーション施設に、特別な力を持つ者たちが集められて、世界の裏側について学ぶ。これだけ聞けば、少年漫画の導入にありそうな展開で、何かしらのトラブルやら、過酷な試験で脱落者が出そうな雰囲気があるが、実際のところは本当にただの研修だった。
研修のほとんどの時間は、研究生同士、互いの仲を深めるための交流やレクリエーションがあるのみ。座学は、異界やら退魔師、魔物に関する基礎知識を軽く勉強するだけ。
戦闘訓練だって、退魔師希望の私だからこそやっているのであって、他の研修生たちはほとんどやっていない。彼ら、あるいは彼女たちは、この研修が終われば、魔に関わる子供たちを集める教育機関へと入学、転入し、それからゆっくりと将来を決めていくらしいのだ。
よって、講師たちも締めるところは締めるが、基本的には温い。
優しいというよりは、やや放任主義に傾いている気がする。
「山田、山田。一緒に、ゲームやろうよ! ゲーム!」
「はいはい。オッサンは今、課題を頑張っているから、後でな」
「ぶぅー!」
人里離れたレクリエーション施設と言うと、娯楽が皆無の、質素な物を思い浮かべるかもしれないが、実際は真逆だ。様々な遊具が揃えられてある遊戯室はもちろん、共同スペースであるリビングには大きな画面のテレビと、ゲーム機各種が用意されてある。男女別に分かれた寮の休憩室には、名作からマイナーの漫画本が揃えてあった。さらには、ちょっとした図書館ぐらいの蔵書が寮から少し離れた場所にある。
「じゃあ、お風呂! お風呂!」
「お風呂入ろうぜー!」
「大人のチ〇コ見せて―!」
「チ〇コ! チ〇コ!!」
「おいこら、小学生組、うっせぇぞ!!」
「わぁん! 中学生組が怒ったぁ!!? ぶち殺してやるぅ!!」
「上等だおらぁ!!」
「まったく、うるさくてろくに勉強も出来やしない……山田さん、僕が全員を静かにする前に、なんとかしてくれるかい?」
「はははは、君らは元気だなぁ、もう。オッサン、懐かしい気分になっちゃうよ、もう」
寮の部屋は全て個室。
個別にトイレや風呂場もついている。
加えて、男女別に大浴場が用意されており、そこには地下から湧く温泉が並々と張られているのだ。
レクリエーション施設というよりは、レジャー施設と呼んでも過言ではない程の至れり尽くせりっぷりであるが、無論、これにも理由があると私は考えていた。
「はいはい、課題を終えたオッサンがお風呂に行きますよ」
「「「わぁい!!」」」
「待って? 増えてない? 小学生組の他にも、中学生組も来てない?」
「偶然行くだけ」
「勘違いすんなよ、オッサン」
「中学生の面倒臭さをいかんなく発揮してくるなぁ、別にいいけれどさ」
ここに集められた適性を持つ者は、そのほとんどが十代だ。中には、十代にも届かないような小学校低学年の子供も居る。下は小学校低学年、上は高校三年生ぐらいまで。私の予想では、ここは主に未成年の適性者を集める施設ではないかと考えていた。
だが、加藤さん曰く、『後天的覚醒者のほとんどは未成年に限られる』らしく、私のような年齢での覚醒者は十年に一人存在するか、しないか、というレベルで稀のようだった。
つまり、意図して未成年を集めたのではなく。未成年しか集まらないのだろう。
私のようなアラサーが、未成年に混じって研修を受けなければならないほどには。
「夜食! 夜食! 山田さんの夜食!」
「言っておくけど、あんまり重いのは無しだからね? 知っているかい? いくら健康に気を付けていて、十代の内臓を維持していても、三十路に近づいていくと油ものが一気に辛くなるんだよ? 人間ってさ」
「えー? オッサン、だっさーい」
「オッサンはね、仕方ないの。ダサい生き物なの。君たちぴちぴちの十代とは違うの。しかも、こんなことを私の年で言うと、もっとオッサンから『若造が知った口を叩くんじゃない』と叱られたりね?」
「オッサン可哀そう。死ぬの?」
「死なないよ。いや、そんな露骨に憐みの視線を向けられるほどじゃ――」
「ああああ!! 男子だけずるいぃいいいいいいい!! ヨシ君の夜食、私たちも食べたいのにぃいいいいいい!!」
「男子はずるい! いつもそうだ、男子ばっかり!」
「うっせぇーよ、女子ぃ! 男のやり取りに入って来るな!」
「はぁ!!? ヨシ君は皆のヨシ君でしょ!!?」
「いつの間にか、共有物にされている私の身柄」
…………さて、そろそろ疑問に思っている頃だろうから、説明しよう。
何故、薄情極まりない私が、このように子供たちに懐かれてしまったのか?
うん、当初は私も大分戸惑った。だって、特別なことなんてしていない。私は社会人らしく、打算込みの交流を子供たちにしていっただけの話だったのに。
何せ、私は今期研修生三十四人の中では、ひと際の異物。一人だけ年齢が倍近く離れているというハンディがあるのだ。こちら側から、周囲へ声をかけて、孤立からの排除を防ぐために様々な交流を図るのは当然だろう。
「………………」
「やぁやぁ、少年! 君とちょっとお話したいんだけど、時間はいいかい?」
無口で集団から遠ざかる少年には、うざがられない程度に、距離を測りながら接して。
「えー? オッサンってロリコンなのー?」
「ロリコンじゃないよー」
「でもでも、さっき、厭らしい目でアタシを見てた!」
「見てないよー」
クソガキ……もとい、誰かに挑発やちょっかいを掛けなければ、自分と関わって貰えないと考えている少女には、そんな物は必要ないと証明するために隣に居て。
「山田さん、大人の貴方ならわかるでしょう? 人間はどこまでいっても、所詮は孤独だ。個の隔絶は埋められない。故に、他者との交流など最低限で充分だと」
「うん、君の言う通りだと私も思うよ。所詮、人間なんて孤独さ。私のやっていることも、打算込みのことかもしれない。でも、だからこそ、こういう時にその最低限のレベルをもう少し上げておけば、今後、社会に出た時に煩わしい問題を避けられると思わないかい?」
「…………ふむ、一理ある、か?」
ちょっと拗らせが入っている思春期の中学生組や、高校生組には、大人としての視点で、説明して。本音も混じった言葉で、建前の協調性をこの機会に会得してみようぜ! と打算的であることを隠さなかった。
その他、色々な子供たちと話している内に、いつの間にか保護者というか、共有財産というか、甘えられることが多くなっていったと思う。
まぁ、と言っても威厳は皆無で、異能もクソしょぼいので、めちゃくちゃ舐められているんだけれどね?
「いえ、充分ご立派だと思いますよ?」
このような疑問を、喫煙室で、こっそりと加藤さんに尋ねてみると、当たり障りのない答えが返って来た。嬉しいし、光栄ではあるが、違う。私は偽善に対する賞賛を求めているのではなく、理由を尋ねているのだ。
「例え、偽善だったとしても物凄く立派だと思いますが…………ええと、強いて言うのならば、同類意識と安心感ですね」
「同類意識は分かりますが、安心感ですか?」
「はい。気安く扱って、うっかり魔力を行使しても、平然と受け止めてくれる大人。これは安心感がありますよ」
加藤さんの言葉に、私は首を傾げた。
え? そんなことで? そりゃあ、時々、子供たちに喧嘩に巻き込まれて、痛い思いをすることはあるけれど、それはだって、普通の子供と接するのだって同じだ。分別がはっきりせず、短気な子供であれば、異能の代わりに凶器を出して暴れることもあるだろう。
故に、教師はとても大変で、尊い職業なのだと私は思っている。
「………………異能者だけではありません。混血。式神使い。呪術師。超人。様々なカテゴリに分けられる覚醒者ですが、大抵の場合、後天的覚醒者は『大人は頼りにならない』という意識があります。まぁ、当然ですね。常識の中にある大人では、魔に属する子供たちを理解できない。対処できない。少し、子供たちが本気になれば、あっけなく死んでしまう脆い生物。そんな者に、道理を説かれても、相手がよほどの聖人でない限り、彼らへ言葉は響かない」
どこか遠い目でそう告げる猫顔の講師。
きっと、加藤さんは様々な物を見てきたのだろう。浅くて薄っぺらい私には分からないことを、思い知って来たのだろう。
でもね、加藤さん。私はこう思うんだ。
「それって要するに、子供たちから全力でぶん回しても壊れない玩具って思われていませんか?」
「いえいえ、気の良い遊び相手ぐらいには思っていますよ、きっと」
「…………加藤さんも、もうちょっと子供たちとコミュとってもいいんですよ?」
「上手く回っているのですから、飴と鞭は分けていきましょう」
「…………確かに、私は思いっきり舐められていますけど」
「ぶぷほっ」
あ、マジ笑いしやがったぞ、こいつ。
ともあれ、一応の納得はした私である。
その後も、私は加藤さんの言った通り、飴役として舐められまくり、子供たちの世話に精神をすり減らしながら研修を進めていった。
長いようで、短い三か月間だったと思う。
冬の寒さが和らぎ、真っ白に覆われた山肌から、うっすらと緑が見えてくるようになった頃。
「それじゃあ、皆、元気でね? 喧嘩はほどほどに」
「「「山田ぁあああああああ!!!」」」
「こらこら、泣きつかれたら動けないだろう? まったく。あ、涙はともかく、鼻水を……うん、まぁ、仕方ないか」
私たち研修生は、研修過程を無事に終えて、それぞれの進路へ旅立つこととなった。
別れる前には、研修生たちで集まって、ささやかながらもパーティを開いて、それぞれの門出を祝ったりもした。
「山田さん、どうぞお元気で。私も退魔師を目指しているので、仕事で一緒になったら、声をかけてくださいね?」
「山田ぁー! 夏休みとか、一緒に遊ぼうなー!」
「ヨシ君! ヨシ君! 教えてくれたTRPGって奴、凄く面白かった! ネット上でも、また遊ぼうね!」
「ふん。まぁ、異能はクソ雑魚ですが、身の程を弁えた言動をする貴方は使える人間です。私が将来出世した時には、小間使いとして雇ってあげましょう」
子供たちとの別れは様々。
アドレスを交換して、今後もたまに交流しそうな奴。仕事上の付き合いなら、度々、顔を合わせることになりそうな奴。遠くへ帰ってしまい、二度と顔を合わせないかもしれない奴。
けれど、誰しも共通しているのは、薄情であるはずの私に対して、別れを惜しんでくれていることだった。
私は驚いた。
だって、こんなことは学生時代以来、まったく無かったのだから。
やはり、思春期の子供たちは情が移るのが早いのだろうか?
それとも――――私の薄っぺらな情でも、子供たちにとっては温かい物だったのだろうか?
だとしたら、嬉しくて、悲しい。
私との交流に意味を見出してくれたのなら、大人として嬉しい。私よりもまともで立派な大人なんてたくさん居るはずなのに、それに出会わなかったことが悲しい。
だから、私は決意した。
「お世話になりました。お元気で、加藤さん」
「ええ、山田さんも…………ここだけの話、山田さん、退魔師よりも、この施設で講師をやりませんか? カウンセラーみたいな担当で。正直、今回はいつもに比べて段違いに楽だったので、割と真面目に誘っています」
「…………お気持ちは嬉しいのですが、遠慮します」
「ほう。理由をお伺いしても?」
「理由なんて大したものじゃあないですが、私みたいな上っ面だけの薄っぺらな人間が、どんな顔をして人に物を教えればいいのか、分からないですからね。それに」
彼らがいつか、私のことなんて忘れてしまうぐらい、幸ある人生を送れるように。
もしも、彼らが戦場に出ることになったとしても、私が先んじて、彼らの前に立てるように。
「退魔師になるのが、子供の頃の夢だったので」
私は、退魔師(戦う者)になることにしたのだった。
●●●
「山田さんには退魔師の才能があるようには見えません。よって、今すぐ、後方勤務へ異動願いを出すことをお勧めします」
まぁ、退魔師になったらなったで、即座に同僚から辛辣な評価を貰っちゃうんですけどね!
あっはっはっは! はぁ…………うん。
仕方ないから。頑張りますか。