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怪異現象記者水木零  作者: なんだかなぁ
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村での調査

できるだけ内容を変えずに読みやすく修正します。

 ただ名刺を渡すと、へまをすれば会社に連絡が行く。

 これは両刃の剣だ。

 

 名刺を見ているが、特に興味がないって顔をして言ってきた。

 名刺は捨てられないか、こういう時はすぐ捨てられる事もある。

 それに比べたらましだ。

 

 「で雑誌の記者さんが何をしにきた」

 

 顔の表情は変わらない。

 ストレートだ、何の雑誌とは聞かないみたいだ。

 だが、こちらもその方がいい。

 説明するのが大変だからだ。

 

 「この村の近くで起こった事故を調べてます。何か知っていたら教えて欲しいのですが」

 「事故、ああ、あれか、あれはこの村には関係ない。知りたかったら警察に聞くがいい」

 

 やはり、想像していた答えが返って来た。

 

 「あの事故ですが、ただの事故じゃないですよね。だって目がみんな無くなってたんですから」

 「その話は警察から聞いた、だが、この村は関係ない。わしら以外の村人に話を聞くのは自由だがな、ただ、話てくれるものがいたらだがな」

 

 挑発してるのか?

 それとも誰も話をしないとわかっているからか?

 ただ顔の表情は変わらない、たんたんとした喋り方だ。

 

 「そうですかわかりました。それとですね、気になったのですが、みなさんどうして眼帯なんかしてるんですか?」

 「眼帯、ああ、これか、これはもうすぐあるこの村での儀式の為だ。あんたらよその人には関係ない」

 「儀式ですか、何の儀式か気になるんですが教えては」

 「悪いが儀式は村の者以外に教える事はできん、わかったか」

 「そうですか、じゃあ眼帯の話はいいので、村の人に話を聞かせてもらいますがいいですか?」

 「あんたのすきにするがいい、喋ってくれるかは知らんがな。ただ、あっちの道には行っても無駄だぞ」

 「あっちの道ですか、何かあるんですか?」

 「洞窟だ、ただ、何もないからな、入るのはいいが事故が有っても知らん」

 「わかりました」

 「ああ、それと、夕方になるまでには絶対に帰るんだ。いいか、忠告したからな」

 

 全員が眼帯をしてる奇妙な村に今私はいる。

 近くで例の眼帯の模様を見たので、人がいなくなってから、さっそく手帳にすけっちをした。

 こういう記憶力はいいのだ。

 

 私は村を回った、私が近づくと村の人は家の中に入る。

 やはり、話は聞けそうもないみたいだ。

 村長のドヤ顔が目に浮かぶと思ったが、あの人はそんな顔しないと思いなおした。

 あの顔は生まれつきかもしれない。

 しかし、もしかしたら誰か一人でも村の人が喋ってくれるかもと思ったのだが、あまかったのかもしれない。

 

 村を見て回ったが、特に何もなさそうだった。

 危険の臭いもしない。

 後はあそこか、あの道から行ける洞窟だ。

 洞窟で事故が起こる事はあるが、その為の危険の臭いだ。

 

 私は道を進んで行くと、進んで行くと進んで行くと、あれ、いつになったら洞窟がまさか騙されのか。

 だが、かなり歩いて、やっと言われていた洞窟があった。

 ここまでは危険な臭いはしなかった。

 

 とにかく、集中して洞窟に入る事にした。

 中には何があるかわからない。

 懐中電灯は持って来ていた。

 大きな洞窟だ。

 どこまで続いているのか?

 余裕で立って進める、ありがたい。

 洞窟に入って、しばらく進むと何かを乗せる台があった。

 何もないと言っていたが、これは何だろう? よくわからなかった。

 台には何もなかった。

 職台があった、ロウソクがあれば使える。

 やはり、何かあるのか? ここは。

 洞窟の中にロウソクはなかった。

 これで終わり。

 洞窟は行き止まりだ。

 思ったよりも短い洞窟だった。

 

 結局何も見つけられなかった、事故の手がかりだ。

 だが、そんな事はいつもの事だ。

 いつも見つかるわけではない。

 今回は事故の現場にはいけない。

 谷底に降りる手段がないからだ。

 

 洞窟を出て村に戻る事にした。

 やっと村まで戻ってきた。

 

 だが、私は知る事になる。

 これは罠だ。

 私はひっかかった。

 想像もできない事が、今私に起こっている。

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