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最期のオセロ・ゲーム  作者: 望月笑子
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オレは、田舎の高校を出たあと、人口百万の都市で、風俗店に勤めた。

事業を起こすための金が欲しかったのだ。

蝶ネクタイにリーゼント、エナメル靴を履いて、客を店内に呼び込むのが仕事だった。

たまには、舞台の上で、裸ショーの相手役をやらされた。

ショーガールの愛子は、全身網タイツのまま鞭で打たれ、最後にはエッチの真似事をする。

すると、バカなホワイトカラー族や、スケベなオヤジ達が、狂喜して、チップをくれるのだった。

チップの大半は、店長が、ポケットに入れてしまったがな…。




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