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最期のオセロ・ゲーム  作者: 望月笑子
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※部屋のドアが開く。金属音が響く。


※舞台が、ゆっくり薄明るくなる。


※すでに、黒石の姿は消え失せ、テーブルにひとり臥せっている白石が、照明に浮かぶ。


※ひとりの看護士が、白石の前に現れ、歩み寄る。


※モーツァルトの交響曲が、静かに舞台に流れ始める。


看護士:白石さん、白石さん?また、今日もどなたかと、お話しされていたのですか?

退院、おめでとうございます。




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