表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
108/180

キャラクタープロフィール(102話時点)

・メインキャラクター


【ココノハ】

種族:純森精種(ハイエルフ)

年齢:360歳

性別:女性

身長:ぎりぎり140cm

胸の大きさ:ぺったん。絶壁。泣きそう

髪色:金 瞳色:翠

髪の長さ:肩に掛からないくらいの短め

先天守護属性:緑

性格:自由奔放・楽天家・冷徹


以下詳細


瀕死の重傷を負ったところをホシミに救われ命を拾う。目を覚ました時にホシミの姿に一目惚れし、無理矢理気味に契りを結んだ。

美形揃いの森精種(エルフ)の中でも特に美人なのだが、残念なことに身体は成長しなかった。しかしホシミにはありのままを受け入れてもらえているので割と現状で満足している。でもバカにす(ディス)る奴には容赦しない。

普段は自由奔放で楽天家な性格もあってかなり自由人。しかし純森精種(ハイエルフ)としての自覚はあるので自身や同胞、家族に対して不利益となるような行動はしない。稀に見せる冷徹な一面は彼女の過去に由来がある。


南国での騒動では『龍殺しの剣』を矢にして放つ常識外れを行い龍を斃すことに成功する、龍殺しの立役者。その後剣はしっかり回収してきた模様。

ユキユキの騒動の時はユキユキの半生を聞いてから彼女を案じ、無事に子を産むまでは良く気を利かせてくれていた。


森精種(エルフ)の集落のゴタゴタでは、彼女はかつて森精種(エルフ)たちの長となるべく育てられた存在であることが判明した。しかしその森は既に滅び、たった独り生き残った彼女は旅をすることになる。ホシミと出会ったのはその旅の途中だったそうだ。

集落に迫り来るシン国の軍隊をホシミたちと一方的に殲滅した後はクルルと共に塔に送り返された。しかしそれに納得出来ず塔を抜け出してホシミの元へと向かい、戦闘をしたりリアを呼んできたりと彼女のおかげで助かった場面は多い。




【氷龍ウィリアーノース】

種族:龍人(ドラゴニュート)

年齢:583歳

性別:女性

身長:143cm

胸の大きさ:形が崩れないぎりぎりの巨乳

髪色:薄青 瞳色:藍

髪の・腰まで届くふわふわと波打つ髪

長さ・左横の髪だけ編み込んでいる

先天守護属性:青

性格:甘えん坊・積極的・世話好き


以下詳細


愛称はリア。膨大な魔力量を誇る、世界に愛された少女。この世界で唯一、単独で世界を滅ぼすことの出来る力の持ち主。現在よりおよそ300年前に起きた龍人戦争で出会った北国の龍人(ドラゴニュート)の姫。過去に力を暴走させた際に感情を失い人形のようになっていた時期がある。

誰もが振り返るほどの絶世の美女であるが、普段はホシミにくっついていたり甲斐甲斐しくお世話したり。あとは、ホシミの子どもが欲しいのでよくその豊満に育った胸を武器に誘惑して襲ったりと、好きな人に一直線のとても積極的な女の子。


南国での騒動では、ホシミに本気を出して良いと言われたことで自身の力を解放しライゼルを圧倒した。

ユキユキが妊娠した時は、誰よりも喜びを露わにした。自身も子を産みたいと願っていることが要因だろう。献身的にユキユキを補助し、ユキユキが出産してからも彼女の子どもに愛情を注いで育児を手伝っている。


シン国の騒動では塔で留守番していたのだが、ホシミの頼みで彼女もシン国へ。ホシミが足止めしていた炎の巨人を圧倒的な力で氷像に変えた。その後、永遠に溶けない氷像となった巨人は街の名物となったそうな。


備考

氷結(フリージング・)(プリズン)

リアの魔力を周囲に解放した状態。その場にいるだけで徐々に場や身体が凍りつき、最終的には氷の彫像となる自動発動型の能力。味方識別(マーキング)無しだと無差別に襲いかかる。


氷柱(アイシクル・)(コフィン)

対象を拘束する氷の棺。驚異的な硬度を持っており、囚われた者はその中で永眠することになる姿から名付けられた。範囲を指定して足だけ、腕だけに限定して発動することも可能。


氷河に眠れ、(グラシアル・)我が涙と共に(ティアーズ)

リアが幼少期に暴走させた力を完全に制御した最強魔術。世界で彼女にしか扱えない青属性魔術・系統氷の究極形。別名『ウィリアーノースの涙』。

天候を変えるほどの力を持つこの魔術に囚われた者は、溶けることのない氷の中で永遠の時を過ごすことになる。




【炎龍サウズーシィナ】

種族:龍人(ドラゴニュート)

年齢:582歳

性別:女性

身長:156cm

胸の大きさ:大きくなく小さくない。美乳

髪色:赤 瞳色:赤

髪の長さ:頭の左右で結んで胸辺りまである

先天守護属性:赤

性格:強気・寂しがり屋・照れ屋


以下詳細


愛称はシィナ。リアの親友にして、ブレーキ役。現在より300年前に起きた龍人戦争で出会った南国の龍人(ドラゴニュート)の姫。槍の達人で、ほぼ毎日訓練をしている。

父王の危地に現れ救ってくれたホシミに惹かれ、リアと共に自身の想いを伝えて結ばれた。彼女も美人なのだが、間近にリアがいるせいで自分は大したことないと思っている。

普段はその強気で面倒見の良い性格のおかげで塔内の女の子たちの纏め役となっている。しかしそんな彼女は実は寂しがり屋で照れ屋さん。強気な性格はそんな自分を隠す為のカモフラージュで、ホシミと二人きりの時はしっかり甘えてくる。後ろから包み込むように抱きしめられるのが一番好きらしい。

なんの因果か、弄られやすい不憫な子。


南国での騒動では影でなんやかんややっていたものの、ホシミとリアが大体解決してしまい、こうなるなら最初から頼れば良かったと思ったそうな。一応ライゼルを食い止めた功労者として賞されるが、彼女としてはようやく肩の荷が下り面倒事から解放されるといった気持ちの方が強かったようだ。

ユキユキが来てからは更に弄られキャラになってきた。悪戯の餌食になった回数も一番多い。しかしユキユキの服を見繕ってあげたり着せ替え人形にしたりと楽しんではいる模様。ユキユキが出産して生まれた双子の衣服は全てシィナが用意している。塔内随一のお洒落好きの名に恥じない可愛らしいセンスを存分に発揮出来てとても充実しているとか。


シン国の騒動ではお留守番だった為にほとんど出番は無かったが、新しく来たばかりで馴染めないフューリとユニステラ、そして森精種(エルフ)たちのことを気にかけていた。



【ホシミ】

種族:元只人(ヒューマン)

年齢:1027歳

性別:男性

身長:178cm

髪色:灰 瞳色:灰

髪の長さ:肩に掛からないくらい

先天守護属性:消滅

性格:冷静沈着・理知的


以下詳細


『星見の塔』に暮らす賢者。全属性の魔術を扱える唯一の存在で、その身体は不老不死である。

長い年月を生きているせいで達観しており、冷静沈着な性格もあって感情の動きが少ない。だが顔は整っておりなんだかんだで優しいので女性にやたらとモテる。自分を慕ってくれる子に甘すぎるが、それに気づいていて直さない。彼を慕う少女たちは若干呆れつつもその優しさ(あるいは甘さか)に縋っている面がある。そのせいか女誑しに見えることも。


南国の騒動の際は、まだ感情を失っていた頃のリアと過ごしていた時に襲ってきた因縁のある相手と戦い、隙をついて『冥界』に引きずり込んで辛うじて勝利する。

ユキユキが来た時は初めは戸惑っていたが、シィナにお仕置きされた彼女を慰めているうちに良い雰囲気になり結ばれる。その後クルルからの誘導やユキユキ自身も望んだことでユキユキを孕ませた。ユキユキは後に双子を出産、めでたく父親となった。


ユキユキのことが落ち着いた頃、今度はフューリとユニステラという二人の森精種(エルフ)を保護することになる。その際にクルルからシン国が森精種(エルフ)の集落に軍を派遣したと聞き、救援の為に向かった……のだが。旧友アリエスティアと再会して話を聞くと、色々あって女性しか存在しない集落だった為に防衛戦案を放棄、全員を塔で保護することになる。


その後やってきたシン国の軍を一方的に殲滅し、唯一生かしたウェリントン・スパロウマンと共にシン国へ向かった。カミーユ・イレネース殺害、シン国市街戦、巨人戦と様々な出来事を潜り抜け、王女パトラの力もありシン国を変えることに成功する。

全てが終わり、カミーユの奴隷だった森精種(エルフ)のクロースと、盲目の王女パトラを連れて塔に帰還した彼は、今度はユキユキとフューリの妊娠を知ることになる。

その後無事、ユキユキは第三子シラユキを。フューリは第一子ラズリーを授かった。



【クルクル】

種族:元獣人(ビースト)

年齢:不詳(ホシミよりは長生きしている)

性別:女性

胸の大きさ:手のひらサイズ

身長:152cm

髪色:黒 瞳色:琥珀

髪の長さ:横は長いが後ろは肩で切り揃えられている

先天守護属性:黒

性格:従順・献身的


以下詳細


ホシミが不老不死になってすぐに出会った黒猫の獣人(ビースト)。隠密と暗殺の達人で、『冥界』と呼ばれる場所の管理人の一人。ホシミとは男女の関係を持っているが、ホシミを主と定めて今に至るまで忠誠を誓っている。病的なほどにエレノアを溺愛しており、現在も彼女の子孫を陰ながら援助している。


『仙』と呼ばれる超越者になっており、物理的な死以外では死ぬことも老いることも無い。その代償として子を残すことが出来なくなっているが気にしてはいないようだ。

ユキユキを塔に送り込んだ張本人で、彼女の幸せを願い、ホシミにユキユキを孕ませてほしいと懇願した人物。以前重傷を負った幼いユキユキを拾っており、もう一人の冥界の管理人と共に彼女を育て上げた。


シン国に軽く潜入してはフューリとユニステラを攫ってきたり、情報を集めてきたりと大活躍。森精種(エルフ)の集落でのシン国軍殲滅戦では圧倒的な技量を見せた。

その後ココノハと共に一度塔に戻されるが、抜け出したココノハを追跡してシン国へ。ホシミの指示で向かった王宮で取り残されていた盲目の王女パトラを発見し保護する。

パトラを救出しに来たエリック・ザントマーに力量差を見せつけて完勝し、彼の望みを受けてその命を絶った。

パトラをエレノアと重ねており、盲目なのも相まって甲斐甲斐しく世話を焼いている。



【エレノア】

種族:只人(ヒューマン)

年齢:享年68歳

性別:女性

胸の大きさ:平均よりは大きめ

身長:160cm

髪色:茶 瞳色:紫

髪の長さ:セミロング 肩辺りで結んでいる

先天守護属性:青

性格:しっかり者・勤勉家


以下詳細


ホシミの初めての妻で現在よりおよそ500年ほど前の人物。およそ450年前に死去している。山賊によって襲われたところを通りがかったホシミたちに助けられた。両親が既に死亡していたこと、まだ幼かったことなどの理由からホシミの庇護下で生活していたが、成人を境にホシミに告白し結ばれる。

頭の出来が良く、学び舎の高等部を飛び級で卒業している。一緒に暮らしていたクルルは良き姉であったらしく、二人で仲良く出掛けたりしていたようだ。



【ユキユキ】

種族:獣人(ビースト)

年齢:20歳

性別:女性

胸の大きさ:巨乳

身長:150cm

髪色:白金 瞳色:赤

髪の長さ:腰に届くくらいのポニーテール

先天守護属性:白

性格:寂しがりや・構ってちゃん・母性的


以下詳細


クルルから荷物として塔に届けられた兎娘。以前はよく悪戯をしていたが、妊娠が発覚してからはさっぱり無くなった。

普段は寂しがり屋で構ってちゃんなのだが、今は子どもがいるのでそれが表に出るのは子どもたちが寝静まってから。あまり表に出さなくなった分をホシミといちゃいちゃして満たしている。


塔に来たばかりの頃に、自身の過去を振り返り、アンリとの再会、両親の墓参り、ガルドとの決着と様々な出来事を通して成長した。その最中でホシミの子を妊娠出産し、姉をユキミ妹をユキノという双子の女の子を授かる。ホシミのことをパパと呼び、子に愛情を注ぐ姿は立派な母親である。


彼女はシン国での騒動が終わった後、第三子シラユキを妊娠、出産した。無事に目標であった三人の子どもを産んだので、もう少しで『仙』になる予定。



【ユキミ&ユキノ】

ユキユキが出産した双子の女の子。

名は亡くなったユキユキの両親から貰い名付けられた。母親譲りの白金の髪と、白い耳と尻尾、そして父母から受け継いだ虹彩異色の瞳が特徴的。ユキミが右目を赤色、左目を灰色。ユキノが右目を灰色、左目を赤色 となっている。

「雪」の名を冠するに相応しい白い天使であり、耳を触られるとその耳でぱしぱしと叩いてくるのがまた可愛らしい。


【シラユキ】

ユキユキが出産した三人目の女の子。

母親譲りの白金の髪と、白い耳尻尾。そして金色の瞳を持つ娘。



【フューリ】

種族:森精種(エルフ)

年齢:490歳

性別:女性

胸の大きさ:少し控えめ

身長:157cm

髪色:新緑 瞳色:翠

髪の長さ:肩までの長さ。毛先はカールしている

先天守護属性:緑

性格:男嫌い・生意気


以下詳細


シン国にて奴隷調教を受けていた森精種(エルフ)。クルルによって翌日のオークション前に救出され、その後ホシミたちの住む塔に保護される。

彼女の性格のせいでひと騒動起こし、一度はリアに殺されかけた。その時に自分を非難せず優しくしてくれたホシミを他の男とは違うと思うようになる。


森精種(エルフ)の集落がシン国に襲われると知った時、自分には何も出来ないことを歯噛みした彼女は、自分の身体を使ってホシミに絶対に同胞を助けて欲しいと懇願する。

その際に森精種(エルフ)に伝わる秘中の秘の薬を飲んだことでホシミの子を妊娠した。

その後和解したユキユキとは子どもという共通点がある為かユニステラに次いで仲が良く、赤ちゃんのお世話の仕方を教えてもらっている。


シン国での騒動が終わった後で無事に出産。産まれたのは元気な女の子だった。現在はラズリーと名付けられた娘を抱きながら笑顔で毎日を過ごしている。


【ラズリー】

フューリの娘。ホシミと森精種(エルフ)の初の子で、塔に住む森精種(エルフ)たちの希望。



【ユニステラ】

種族:森精種(エルフ)

年齢:524歳

性別:女性

胸の大きさ:膨らみかけのちっぱい

身長:146cm

髪色:新緑 瞳色:碧

髪の長さ:膝裏までの長髪。右目は髪で隠れる

先天守護属性:黄

性格:柔和


以下詳細


シン国にて奴隷調教を受けていた森精種(エルフ)。クルルによって翌日のオークション前に救出され、その後ホシミたちの住む塔に保護される。

フューリのとばっちりを受けた可哀想な子。彼女自身は既にホシミのことを認めている様子で、他の男性に対するような嫌悪感はない。ホシミがシン国から帰って来てからこっそりと結ばれていた。


ホシミとフューリが結ばれたことを心から祝福した彼女は、精神的に不安定だったフューリを支え、森精種(エルフ)の集落から連れて来た者たちの世話役もこなし、最年少のリリエルとは姉妹のように仲良くなった。

フューリを自分の半身のように愛し、フューリの娘を自分の子どものように可愛がっている。



【アリエスティア】

種族:純森精種(ハイエルフ)

年齢:2031歳

性別:女性

胸の大きさ:巨

身長:168cm

髪色:金 瞳色:碧

髪の長さ:下ろせば腰辺りまでの長さ。ループテールという独特の髪型をしている

先天守護属性:黄

性格:おっとりお姉ちゃん


以下詳細


過去にホシミとクルルと知り合いになった純森精種(ハイエルフ)。ココノハと同じく魔術器官の色が視えるという稀有な能力の持ち主。

疫病と侵略により森から逃げ出した森精種(エルフ)たちを束ね、別の森に新しく作った小さな集落でひっそりと暮らしていた所をホシミたちと再会する。

おっとりとしているがやるべきことはしっかりとやるので森精種(エルフ)たちの信頼は厚い。


現在は呪いの森の内部に森精種(エルフ)たちと共に引っ越してきた。星見の塔の隣に家を丸ごと転移で持ってきている。彼女自身は黄属性魔術の達人で、その家をベースに、地下に森精種(エルフ)全員が眠れる部屋(全員分の個室)を作り上げた。一仕事終えたので今はゆっくりとしているようだ。

ホシミのことは異性、そして弟として好いている。



【リリエル】

種族:森精種(エルフ)

年齢:53歳

性別:女性

胸の大きさ:微

身長:126cm

髪色:翠 瞳色:翠

髪の長さ:肩くらいの前髪ぱっつん

先天守護属性:青

性格:人見知り


以下詳細


アリエスティアと共にいた森精種(エルフ)たちの中で最年少の少女。

人見知りで警戒心が強く、他の人にはあまり心を許していないのだがホシミの匂いには安心出来るものを感じたのかすぐに懐いた。懐いたついでに自分の存在を預けることも同時に行った為にアリエスティアも驚愕している。


ホシミが留守にしていた間にユニステラとは姉妹のように仲良くなった。また、シン国からやって来たパトラとは何か通じるものがあったのか親友となり、よく一緒になって遊んでいる。

ホシミの森精種(エルフ)三人目の嫁候補。



【クロース】

種族:森精種(エルフ)

年齢:1236歳

性別:女性

胸の大きさ:大きめ

身長:162cm

髪色:薄緑 瞳色:深緑

髪の長さ:腰に届くほどの長さ。両横の髪を編み込んで後ろで結んでいる。

先天守護属性:赤

性格:従順・(ホシミを)狂信


以下詳細


カミーユ・イレネースによって飼われていた奴隷の一人で奴隷たちのまとめ役。ホシミたちの来訪によってカミーユの呪縛から解き放たれた。

自分を救ってくれたホシミに惚れ、側に置いてほしいと懇願した。無事に受け入れられ、歓喜のあまりにそのままホシミと身体を重ねたが興奮し過ぎた結果気絶する。想いを受け入れられて更に結ばれたことで現在は幸せの絶頂にいるようだ。

ホシミへの狂信具合はリアにも劣らないほどの素質を秘めており、彼が与えてくれるものならば何であろうと喜んで受け入れるだろう危うさも見受けられる。これにはカミーユから受けた心の傷が原因である可能性もあるので長い時間を掛けてゆっくりと癒してあげるしかないだろう。


塔に住んでからは率先して家事を引き受けることが多い。元奴隷として何かしていないと落ち着かないのだとか。他にも森精種(エルフ)たちの相談役となったり、姉役となったりして頼られているようだ。本人も満更でもないらしい。



【パトラ・デア・レイス・シン】

種族:只人(ヒューマン)

年齢:7歳

性別:女性

胸の大きさ:無

身長:118cm

髪色:栗色 瞳色:灰色

髪の長さ:セミロング

先天守護属性:白(魔術器官は存在しない)

性格:素直・無知・無垢


以下詳細


シン国の王女。生まれつき目が見えないせいか、聴覚が異常に発達している。聴き取れる範囲や精度は聴覚に優れる獣人(ビースト)をも上回り、透明化(ステルス)を使用していたホシミや隠形をしていたクルルを迷いなく発見した。

ホシミの雰囲気と声、そして名前を気に入り、数度の逢引きや両親が死んだ悲しみを慰めてくれたことからホシミに恋をする。

一度はホシミの誘いを断るが、自身が必要とされていないこと、国の危機に置き去りにされたこと等で国よりもホシミに心が傾いた。


現在は塔でホシミと多くの姉と親友に囲まれて毎日楽しく暮らしている。そんな彼女の夢はホシミのお嫁さん。その願いを後押しをする人しかいない場所なので、彼女が大きくなったら強烈なアプローチが始まることだろうことは想像に難くない。



・サブキャラクター


【炎龍皇ナンゼルレック】

種族:龍人(ドラゴニュート)

年齢:2570歳

性別:男性

身長:188cm

髪色:赤 瞳色:赤

髪の長さ:刈り上げた短髪

先天守護属性:赤

性格:豪胆


以下詳細


シィナの父親。龍人戦争で毒に倒れたところをホシミに治療され九死に一生を得た。以後友誼を結び、ホシミを『賢者殿』と呼ぶ。

南国での騒動で王宮がめちゃくちゃになってしまったのでその修繕に大忙し。



【氷龍皇ノーズヴァンシィ】

種族:龍人(ドラゴニュート)

年齢:1655歳

性別:男性

身長:180cm

髪色:薄青 瞳色:青

髪の長さ:オールバック

先天守護属性:青

性格:勇猛・苦労人


以下詳細


リアの父親。ホシミが未だ若い頃、共に多くの戦場を駆け抜けた戦友。龍人戦争の際、ホシミと再会することになる。

炎龍皇経由で南国での一部始終を聞いて胃と頭を痛めている。

実はかなりの子ども好きであることが判明し、ユキミとユキノに普段はなかなかお目にかかれないだらしない顔を見せていた。

フィリアスィーザという名の妻がいる。



【アンリ】

種族:獣人(ビースト)

年齢:40歳

性別:女性

胸の大きさ:大きめ

身長:161cm

髪色:茶 瞳色:赤

髪の長さ:ボブカット

先天守護属性:黄

性格:穏和


以下詳細

ユキユキの叔母であり、かつて両親と死に別れたユキユキを引き取った心優しい女性。

ユキユキと同じく白い兎耳を持っていることからも血縁が伺える。

以前はガルドという男と夫婦として暮らしていたが、ユキユキを谷底に放り捨てたガルドに怒り、産まれたばかりの子どもを連れて家を出た。

その後は苦労の多い人生だったらしいが、現在はより高度な勉強をするために西の大国メサに行った子どもと離れて、かつてユキユキが両親と暮らしていた場所に居を構える。

ユキユキのことは実の娘のように思っており、再会してからはユキユキが子どもと共に遊びにくることを心待ちにするようになった。



【リヒテン・ゴア老人】

シュメットの一大商家ゴア家の代表にして、シュメットの全ての商会のまとめ役。

ホシミとは若い頃からの知り合い。



【ミール&ノンノ】

ユキユキの両親。故人。



【ガルド】

ユキユキを二度に渡って苦しめた人物。

あの事件後の詳細は不明だが、二度と会うことはないだろう。



【ウェリントン・スパロウマン】

種族:只人(ヒューマン)

年齢:25歳

性別:男性

身長:179cm

髪色:赤茶 瞳色:茶

髪の長さ:刈り上げた短髪

先天守護属性:赤(魔術器官は存在しない)

性格:仕事人間・楽天家


以下詳細

若くしてシン国第三師団団長という肩書きを持っていたが、ホシミたちによって連れてきた部隊は自分を除いて全滅、その後捕虜となる。

本来なら既に殺されていたのだが、話を聞くうちに手駒としての有用性を見出したホシミによって生かされる。

最初は髭もじゃの精悍な顔付きのおっさんだったが、髭を剃ったことで美丈夫に変貌。髭を大層気に入っていたが、無い方が女性受けが良いことに悩んでいる。

ホシミと共にカミーユ・イレネースを殺害、その後シン国内でのはぐれ異種族を保護して回っていた。


全ての片が付いた後、シン国内での救出戦で助けた獣人(ビースト)の女性と結婚した。表向きは菓子店店主、裏では暗殺稼業の二足のわらじ状態ながらも妻と今度産まれてくる子どもの為に日々頑張っている。



【カミーユ・イレネース】

種族:只人(ヒューマン)

年齢:28歳(既に死亡)

性別:女性

胸の大きさ:普

身長:170cm

髪色:黒 瞳色:黒

髪の長さ:ボブ

先天守護属性:緑

性格:残忍・嗜虐趣味


以下詳細


シン国第二師団団長の肩書きを持つ女性。

自宅の地下で数々の悪逆非道を行なってきたが、やって来たホシミとスパロウマンにより殺害される。

これまでかなりの異種族を拷問の末に殺しており、その記録は全て纏め上げていた。

遺体は今もなお彼女が使用していた地下室に封印(ほうち)されている。今後も見つかることはないだろう。



【エリック・ザントマー】

種族:只人(ヒューマン)

年齢:32歳(既に死亡)

性別:男性

身長:182cm

髪色:黒 瞳色:金

髪の長さ:逆立った短髪

先天守護属性:黄(魔術器官は存在しない)

性格:無情・冷酷


以下詳細


シン国第一師団団長兼将軍にして、『外道剣聖』の異名を持つ剣の達人。

命令に忠実で、これまでかなりの異種族を手にかけてきた。信条かそれとも別の何かかは不明だが、苦しまぬ様に一撃で息の根を止めるのが彼の殺し方である。その対象は老若男女問わず、命令されれば誰でも殺す様を見て『外道剣聖』の異名を得るに至った。


取り残されたパトラを救出しに一人で王宮へと向かったが、待ち受けていたクルルに敗北する。命が助かる選択肢もあったのだが、『死ぬまで異種族を殺すことになるから殺して欲しい』とクルルに告げた。

強者との戦いと、己を負かした女の唇に触れた指を自身の唇に押し当てられたことで、どこか満ち足りた表情でこの世を去った。



【ドルー・ドコロタ】

種族:只人(ヒューマン)

年齢:68歳(既に死亡)

性別:男性

身長:170cm

髪色:白髪混じりの黒 瞳色:茶

髪の長さ:短髪オールバック

先天守護属性:黒(魔術器官は存在しない)

性格:排他的・異種族嫌い


以下詳細

シン国の先代の王から仕えている老人。

両陛下に毒を盛り、パトラ王女を傀儡として、己の思うままに国の舵取りをしていた。

両陛下の容体が悪くなったのは彼の指示のもとに毒が盛られていたからで、それを知るのはホシミと、ホシミから話を聞いたスパロウマンのみだったが、兵を引き連れてパトラの部屋に来た際に暴露された。

証拠となる毒物も見つかった為に捕縛、後に両陛下殺害と国家転覆などの罪に問われて死刑となった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ