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種族別特徴や魔術の基礎知識

簡潔に、この世界の種族や魔術に関するものを纏めました。

イメージの補完に役立てて頂ければ幸いです。

只人(ヒューマン)


世界で一番数の多い種族。他種と比較して短命・脆弱ではあるが、集団になると驚異的な力を発揮することもある。基本的に頭を使った仕事が得意。

平均寿命は60〜70年。



森精種(エルフ)


森の奥で集落を作り、長い時を森で生きる種族。種族的特徴は長い耳と不老長寿、そして全員が美しい外見をしていること。過去にその容姿のせいで他種族(主に只人(ヒューマン))から侵略を受けた為に排他的な者が多いが、仲間と認められれば気安く接してくれる。

平均寿命は4000年以上とされている。



純森精種(ハイエルフ)


森精種(エルフ)の中でも僅か一握りしか存在しない、森に愛された者たち。外見はほぼ森精種(エルフ)と変わらないが、美しい金の髪を持つ(森精種(エルフ)は翡翠のような色の髪)。不老不死に最も近いとされる種でもある。

平均寿命は10000年は軽く超えるらしいが、寿命を迎える前に病没・自殺または殺害される場合が殆ど。



獣人(ビースト)


獣の耳や尾、体毛など、動物的特徴を持つ者たちの種族。膂力に優れ、嗅覚・聴覚が他種と比較して頭抜けている。しかし只人(ヒューマン)と同じく短命である。その生涯で自身が主人と認めた人物に絶対の忠誠を誓うという独自の文化がある。

平均寿命は60〜70年。



龍人(ドラゴニュート)


龍の角と翼を身体に持つ、世界最強の種族。魔術を使用することなく自力で空を飛べる唯一の種でもある。長い時を生きることが出来るが、出生率は低い為に個体数が少ない。先天守護属性の影響を受けやすく、髪や翼を見るだけで自身の属性が知られてしまう。

平均寿命は3500年ほどらしい。



鬼人(オーガ)


褐色の肌と額に一本もしくは二本の角を持つ種族。山奥に生息し、独特の文化を持っている。その為か他種族との交流は皆無と言って良い。

平均寿命は200年ほど。



神人(かみひと)


神の化身として形作られた生物。過去には数名存在が確認されているが、現在は存在しない。

ホシミが一番近い存在ではあるが、近いだけでまったくの別物である。



・先天守護属性


世界に生きる生物には属性が付与されている。

『赤』『青』『緑』『黄』『白』『黒』の六色である。

後述の『魔術器官』が存在する場合のみ、自身の属性の魔術を行使することが可能となる。自身の属性外の魔術は一切使用出来ない。



・赤


炎や熱、力に関するものが当てはまる。力とは筋力等の自身を構成するもの、もしくは武器といった相手を倒す為のものだったりする。単純だが効果の大きい強化や鍛治を得意とする者が多い。



・青


水や氷、治癒に関するものが当てはまる。致命傷を即塞いだり、造血能力を高めたりなど、効果の大きい治癒魔術(ヒーリング)を扱える。解毒や解呪も修得できるため、医者になる者が多い。しかし死者の蘇生だけは出来ない。



・緑


風や木、精神に関するものが当てはまる。精神に働きかけるもの、例えば魅了や催眠、焦燥や高揚といった魔術を修得出来る属性。子どものお小遣いでも買える程度の耐魔術装備で簡単に自衛出来るが、持っていなければ操り人形にされてしまうことも。他には応急処置程度の治癒魔術(ヒーリング)も扱える。修得難度こそ高いものの、空を飛ぶことが出来る。



・黄


地や石、豊穣に関するものが当てはまる。豊穣とは受け身ではあるが、自身と周囲を護り富ませる能力。この才能がある者は国の上位者として存在することが多い。堅固な防御結界を形成することも出来る、護りに特化した属性。



・白


光や雷、空間に関するものが当てはまる。膨大な魔力を消費するものの空間転移が可能であったり、稲妻を纏っての高速移動もこなせる、しかしこの属性を持つ者で魔術器官がある者はごく僅か。



・黒


闇や冥、時間に関するものが当てはまる。時間を操れる属性だが、あくまでも対象は自分と人以外の物のみ。自身に使用した場合使用後に代償があるものの、使いこなせれば大きな力となる。特徴的なのは冥で、これは死者や亡霊を操ることの出来る能力だ。そのためかこの属性は忌避される傾向がある。



・魔術器官


心臓の中にある、魔術を使用する為のもう一つの心臓。かなり小さいが、これの有無で魔術が使えるかどうかが決まる。両親が魔術器官持ちだと子に遺伝されやすいが、その逆もある。先天的な才能である。



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