野球少年
授業参観で、奏は将来の夢はプロ野球選手と言った。俺は最初は野球をやらせようとは思わなかった。だが、俺の過去は奏には関係が無いことで、そんなことで夢を諦めさせるのは親としては良くないことだろうと思い、俺は教えられる範囲で奏に野球を教えてやろうと決めた――
ただ、奏はまだ小さい――出きることが限られているから、まずは奏でとキャッチボールを公園ですることにした。
今日も奏が小学校から帰ってきて、奏が宿題を終わらせてから一緒にキャッチボールをしている。
「なんで、奏はプロ野球選手になりたいんだ?」
奏はニコニコしながらキャッチボールをしている。その姿を見るだけでも愛おしい――
「ともだちが野球してて……プロ野球選手が野球をしてるとこをみせてもらった……くそカッコよくて……僕もなるってきめたー」
「こら!くそなんて言葉使いません。」
「えへへ……ごめんなさい」
俺はいつも奏とこうしてキャッチボールをするのを楽しみにしている。
奏とこうして話すことが楽しい。楽しそうにキャッチボールをしている奏を見ると、本来、野球は楽しいものなのだと気づかされる――
「お父さん……僕、野球ならいたい……ともだちも行ってるんだよ。僕も行きたいよ!」
奏は子供ながらに真剣な眼差しでそう言った――俺はそのつもりだった。俺がしてやれることにも限界があるだろうし。
「いいよ」
「やったぁーー!!」
「ただ、その代わり宿題をちゃんとすること! 勉強もちゃんとしないと駄目だよ! 野球には頭の良さが必要なんだよ……だから、勉強もしっかりしなさい」
俺はあの時の光樹のように野球にすべてをかけて欲しくは無かった。だから、勉強をちゃんとすればしてもいいという条件をつけた。
それからというもの――俺は妻の優香里とどこの少年野球チームにしようか迷っていた。
自分のペースでのんびりできるような、緩いところがいいのか――それとも、本格的な野球で厳しい所なのか――
やはり、俺は自分の過去に引きずられてしまう。関係はないのに――そう思ってしまうのも、仕方がないのだろう――それほどまでに、俺の心の奥深くには――光樹がいる。いつもあの笑顔が脳裏に焼きつく――
「やらせないほうがいいんじゃない?あなたのこともあるし……勉強をさせた方が将来のためになるわ……」
彼女は本当に悩んでいるようだ。眉間にシワが寄っている――
彼女とは大学2年生の時に出会った――それは、運命的な出会い――というわけではなく、彼女は1歳下で、大学に入ったばかりの彼女は教室の場所が分からずに、俺に場所訪ねてきた――それからというもの偶然にも何度か会う機会があり、どうせならと連絡先を交換した。彼女の方から遊びに行かないか? という連絡があり、3度目のデートで俺が告白をし、付き合って3年後に俺たちは結婚した。彼女とは良く馬が合い、喧嘩をすることはほとんど無かった。
だが、子供のことになると、しばしば喧嘩することがあった。奏の兄である晃生が小学校に上がる時にバイオリンをしたい言い出した時は何度も話し合った。口論や言い合いも日常茶飯事だった。相当なお金が掛かるため、悩みに悩んだすえに、バイオリン教室に通わせ、バイオリンも子供用の物を買ってあげた。もうあれから4年が経つ。
妻との喧嘩で仲が悪くなることは無かった。お互いに子供のことを想っていることが分かっており、妻には不満が無いため、お互いのことでの喧嘩ではなく、子供のための喧嘩だからいいのだ。
なんて、言い訳を考えながら俺は、妻と奏の今後について考えている。
「考えすぎだよ……俺のは本当に稀な事例だろ? ただ、野球チームに入れるだけ……たったそれだけのことだ。心配する必要はないよ」
「まあ、そうよね……子供の頃に運動させた方がいいって言うし、考えすぎね!」
妻は少し不安そうな顔だ。俺の過去のせいで不安にさせてしまうのは心が痛い――
「ただ、これだけは約束して欲しいの……子供たちに何かあっても、必ず私たちが支えましょう。辛い思いはさせないわ!」
妻は真剣な眼差しで言った――俺は、子供に対して過保護すぎるのではないかとも思ったが、子供が小さいうちはしょうがないだろうと割り切った。
「わかった。じゃあ、菊ヶ丘リトルズに入れようか。奏の友達もいるみたいだし、実績もある。ここなら安心して入れられるよ」
そう言って、何とか妻を説得した。やはり、妻は心配しているようだ。息子も辛い思いをするのではないかと――だが、それでは息子の――奏のためにはならない――
それに何度も言うが考え過ぎだ――普通、何か習い事をさせるのに、辛い思いをしないか? なんて、心配しないだろう。本人のためになるに決まっている。当たり前だ――なのに、なのに考えてしまう――自分と重ねてしまう――
「もしもし、菊ヶ丘リトルズの監督さんですか?……はい、実は私の息子が野球を習いたいということでお電話させて頂いてるんですけれども……はい……分かりました。では、明後日に体験ということでお邪魔したいと思います……はい……はい……あ、花田優香里と申します……はい、宜しくお願いします」
妻が電話をした。どうやら明後日に体験してみるそうだ――早速、奏に報告しよう。
「お父さーん、バイオリンの弦が切れちゃった……直してー」
晃生がドタドタと足音をたてながら、泣きそうな顔で飛び付いてきた。どうやらバイオリンの練習中に弦が切れてしまったらしい。
「わかったよ。ちょっと待っててな」
そう言って、俺は晃生の頭に手を置いた後、奏のもとへ向かった――晃生は毎日のように家でバイオリンの練習をしている。その上達速度は凄まじい。
俺は将来、晃生が有名なバイオリニストになるのではないかと期待している――
奏はリビングのソファーでテレビを見ていた。うちの家は家族で住むには十分な広さであり、観葉植物やアジア系の装飾品、小物が多い。妻の趣味だ。
「おーい、テレビを見るのはいいけど、宿題はちゃんとしたのかー?」
「ちゃんとしたよ。ほら!」
そう言って、奏は宿題のドリルを見せてきた。今日の分はちゃんとやってるみたいだ――
「おー偉いな! その調子で頑張れよー!ところでな……奏……話がある」
奏は何も言わずにこちらを見た。まだ、小学生になったばかりの奏の顔はぷっくりしていて可愛らしい――
「前に野球を習いたいって言ってただろ?」
奏は困惑したような、期待したような、そんな表情になった。
「お前の友達が入ってる菊ヶ丘リトルズに明後日、体験に行くことになった」
そう言い終わると奏は途端にニコニコしながら、大声ではしゃいだ。
本当に嬉しそうな表情に俺まで笑顔になってしまう――
「キャッチボールしよ!」
奏は玄関まで足音をたてながら走っていった。俺は仕方がないなぁ、と思いつつ、いつもの公園でキャッチボールをしている。
奏は早速、カーブやスライダーの練習をしている。フォームから持ち方まですべてがぐちゃぐちゃで笑いそうになる。
そうして、体験の日になった。
奏は緊張している。それもそのはずだ。習い事は初めてで、尚且つ、監督が怖い。
坊主にサングラス、厳つい顔に鍛えられた筋肉。俺よりは年下だろうがそれでも怖い。
「こんにちは。以前に連絡させて頂いた者です。体験に来ました」
監督は子供たちの練習を睨むようにして見ていたが、こちらが話しかけると、さっきとは打って変わって、笑顔で対応してくれた。
「あ、どーも。花田さんですか?」
「はい、花田将人と申します。この子が今日体験させて頂く奏と言います。本日は宜しくお願いします」
俺は少し怯えながら言った。それが監督に伝わったのか、そんなにかしこまらないで下さいよ~。と、笑顔で言ってくれた。案外いい人なのかも知れないな――
それからというもの、奏はすぐにその野球チームに慣れて、日々練習を続けている。奏の目は以前のような、おちゃらけたような目ではなく、もう野球選手の目だった。
奏も晃生も頑張ってるんだ。俺も頑張らないとな――そう言って俺は今日も仕事場に行く。家族のために働かなければ――
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「次の日曜日、家族皆で釣りにでも行かないか?」
俺はある日の午後にソファーに座っている優香里に話しかけた。
優香里はプイッとテレビの方を向いて黙っている――
優香里と喧嘩をしてしまった。中学1年生になった晃生のことだ。
晃生は中間テストで酷い点を採った。本人に聞くと、バイオリンに夢中で勉強を一切していなかったそうだ。俺はそれでも良いのではないか? と思った。別に晃生はダラダラしていたわけではない、それは分かっていた。ただ、頑張ったのが勉強ではなくバイオリンだっただけだ。中間テストが終わってすぐにコンテストがある。それに向けて晃生は必死に頑張っていたのだ。
だが、優香里はそうは思わなかったみたいだ。勉強との両立が出来なければ、バイオリンを止めさせるつもりだったらしい――話し合いの末に、バイオリンを続けさせることにはなった。実際、晃生バイオリンとても上手でコンテストでは準優勝だった。1位とは僅差だった。
話し合いが終わったのは良いものの、優香里とは仲直りが出来ていない。そこで、家族皆で釣りに行けば仲直り出来るのではないかという、安易な考えに至ったのだ。
「なぁ、優香里。昨日は色々と言いすぎたよ。ごめん……」
優香里はソファーに倒れ込んで、こちらを下から見た。
「いいよ。確かにバイオリンを止めさせるのはあまりにも可哀想だわ……次の日曜日ね。」
優香里はさっぱりとした表情で、何だか少し嬉しそうだ。本当は最近どこにも行けてなくて拗ねているだけではないかと思う。
当日――
ゴゴゴゴッッ……トンネルの中で車の音が響き渡る。長い長いトンネルを抜けるとそこはもう
海だった――
「わぁーー」
奏と晃生、2人とも右手側の海を見て、目を輝かせていた。
「久しぶりの海だからなぁ……」
俺は車を走らせた。緩やかな下り坂で、左には山。右には海。自然の風景に混じりながらゆったりと進んで行く――
ようやく、釣り場についた。堤防の下を見渡すと、アジやメジナなど色んな魚が下の方で優雅に泳いでいる。
「あれなにー?」
子供たちが驚いた様子で下を指差している。
「あんまり近いちゃダメよ」
優香里がムスッとした顔で注意した。でも、楽しそうだ――
俺は3人の竿の準備をしてあげた。竿を組み立て、糸を結んで仕掛けを付けた。仕掛けはサビキだ。今日は魚が多いから良く釣れるだろう――
案の定、魚は沢山釣れた。子どもや妻のサポートで精一杯で、俺はほとんど釣りが出来なかった。それでも楽しい一時だ。
釣りを初めて1時間ほど経った後、子供たちがはしゃぎ出した。
「お父さんヤバいヤバい!」
晃生が大慌てで、走ってきた。どうしたのだろうと俺は晃生の後を付いていく。
「見てー! クジラがいるー!」
俺は晃生が指を指した場所を見た――
「あー、あれはスナメリだね。クジラというよりはイルカだね。まあ……似たようなものか……」
俺は子供たちと正反対に、冷静に分析した。
「えー、お父さんビックリしないのー? せっかく連れてきたのにー」
「あぁ、いやいや、ビックリしたよ。可愛いね」
俺は前にもスナメリを見たことがある――光樹と釣りに行ったときだ。中学生の時、俺たちは良く近くの海に釣りに行っていた。
あの時は本当に楽しかった。
なんの悩みもない、楽しい毎日。朝起きて、学校に行って部活して。休みの日は誰かと遊ぶ。そんな単純で代わり映えしない毎日。
でも、今ならわかる。それがいかに幸せなことなのかを。
「わぁ……よく見たらいっぱいいるよ!」
奏はジャンプしながら、スナメリの大群に指差ししている。俺は優雅に泳ぐスナメリたちを見て、なぜか涙が出そうになった――あー、あんなにゆったりと、自由に生きてゆければどれほど幸せだろうか――
何にも縛られず、未来に絶望せず、今をのんびりと生きていられたのなら――
ふと、光樹の母を思い出した。光樹の母は今から16年前に亡くなった。一人息子を大事に大事に育ててきた母親がその子供を失うとどうなるだろうか――言うまでもないだろう――彼女は光樹が死んで2年後にあとを追った。いつも、ごめんなさい、ごめんなさいと謝っていたそうだ。罪悪感と悲しみに耐えられなかったのだろう――
まあ、もう過去のことだ――今は家族を大切にしたい。この幸せな時間がずっと続くように――
「そろそろ帰ろうか、この時間帯は魚が釣れにくいし、もういい頃合いだろう」
奏と晃生は、まだ帰りたくないと駄々をこねたが、これ以上するともう暗くなるので、2人を納得させてから、一緒に片付けをした。周りに人はおらず、自然の音が心地いい。
波の音や鳥の鳴き声、虫の音が響き渡る――
アスファルトの上に落ちたオキアミをブラシで海にこそぎ落とすと。下から魚が来て、それを突っつく。4人でそれを眺めている。
「よーし! じゃあ帰るよー」
優香里はそう言って一番に車に乗り込んだ。続けて息子たちも後部座席へと乗り込む。俺は少し疲れたが、これから家族を安全に家へと送り届けるために、自分の頬をパチンと叩き、運転席に乗った。
30分ほどたっただろうか、息子たちはぐっすり寝ている。
「今日はありがとうね……楽しかった……」
「俺も楽しかったよ。久しぶりにゆっくり出来たよ」
久しぶりに、優香里とでゆっくり話す時間ができた。
「この前はごめんね……晃生は一生懸命、バイオリンをしてるだけなのに……それを悪いことみたいに言っちゃって……」
「いや、謝ることじゃないよ……子供を思ってのことだ。どっちかが悪いなんてことはない……」
俺は運転中なため、優香里の顔を見ることはできない。でも――どんな顔をしているのか、なんとなく想像がつく。
「結局……私は自分の都合を押し付けているだけなのかもしれない……周りの目や体裁を気にして……本当に大切なのは本人の気持ちなのに……」
優香里はひどく落ち込んでいるようだ。彼女は過保護すぎる一面がある。大切な人のことを考えすぎて空回りをすることがよくある。まあ、それが彼女のいいところでもあるのだが――
「まあ、もう終わったことだしさ、気にすんな……それよりも、またどっかに遊びに行こう」
そう言って、俺は車を走らせた。帰ろう――家に――
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「おーい! 奏ー、早く準備しろー」
「今やってるって! うるさいなぁ」
中学生になってから、奏は今まで入っていた野球チームを辞めて、椿野中学校の野球部に入った。今日は中学生になっての初めての練習試合だ――
奏は今、反抗期でよく怒鳴っている。嫌な気持ちになることもあるが息子がちゃんと成長している証拠だと割り切っている。
時が経つのは本当に早い――小学1年生から始めてもう6年ほど経つ。奏はかなり強くなった。小学生の時には周りの小学生の野球チームや監督が皆知っているほど、目立っており、頭1つ抜けていた。
ただ、それゆえに、奏は少し傲慢になってしまった。周りよりも自分が強く、優れていると自覚してしまったからだ。子供だからしょうがないのかもしれないとは思うが――それでも謙虚な気持ちは忘れないでほしい――
俺は奏にそのことを言っているが、あまり理解はしていないようだ。親としてどうすればいいか分からない――ただ、一つわかることがあるとするならば――野球をやらせる。それだけは確かなことだ。
俺は今、ベンチに座って練習試合を見ている。奏は楽しそうだ。
「また打ったぞアイツ……」
隣に座っているおじさんが悔しい顔をして見ている。相手の保護者だろうか、奏を見ている。
奏は3年生に劣ることなく活躍していた。何の悩みもない、純粋な奏の瞳を見ているとこっちまで楽しい気持ちになる。何度か試合を行い、勝負は五分五分といったところだろうか。勝ったり負けたりを繰り返している――
奏は悔しそうだ――全部勝ちたいという思いが伝わってくる。野球はチームでやるものだ。どうしてもうまくいかないこともたくさんある。奏はそれに腹を立てているようだ。
「先輩! 何であそこでライトに打つんです? おかしいじゃないですか。もっといいところに打てていれば勝てていたのに……」
奏は負けたことを先輩のせいにしている。負けたのは、チーム全体の責任だ。ただ1人のせいではない。
「確かにそうだよな~すまんすまん。次はもっといいところに打つから、任せとけ!」
奏の先輩である山本くんはとても優しい。奏にあんなことを言われても表情一つ変えずに対応している。
奏がまだ色々と言っているので、俺は止めに入った。
「おい、奏! 人のせいにするなといつも言っているだろう!」
「うるせえよ! だってそうだろ! 俺はバッティングも守備も完璧だ。そんでそんなに言われなきゃならないんだよ!」
そう言って、奏はそそくさとグラウンドへと戻った。
「すいません……うちの息子が……」
俺は奏が怒鳴っていた相手に謝った。
「いえいえ、大丈夫ですよ! あいつは一生懸命なだけです。」
奏は周りに恵まれているなとつくづく思う。ただ、一つ気になる点がある――それは、奏はチームメイトと全然話していないことだ。チームメイトから避けられているのが見てわかる。俺は悲しかったし、悔しかった。俺の育て方が甘いのだと実感した。
きっと奏はプロ野球選手になるだろう――そのくらい飛び抜けて強い。だが、それと引き換えに周りが見えなくなっている。まるで、世界は自分を中心にして回っているかと思うほどにだ――
だが、今色々と言っても奏はわからないだろう。きっと今だけだ――俺はそう思い込むしかなかった。ただ、どんな時でも息子たちの味方でいたいと強く思う。
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「はい、もしもし花田です。……あ、お世話になっております。……はい……またですか……わかりました。すぐに向かいます」
またか――俺は深くため息をついた――あれからというもの奏は更に荒っぽくなった。中学2年生になり、クラスが変わったことで、奏と気が合わない人が増えて、よく喧嘩をするそうだ。今回は奏が相手を殴り、怪我を負わせたらしい。どうして奏はこうなったのか――小さい頃の奏は大人しくて優しかった。
自分の息子がこうも悪くなると、本当に悲しい――息子を止められない俺も大概だな。晃生はあんなにいい子なのに――高校3年生になった晃生は音楽系の高校に入り、今もバイオリンをしている。かなりうまいが、最近伸び悩んでいる。大会でも毎回2位で、1位の子に勝てないみたいだ。
奏はというと、以前よりも数段強くなり、体も大きくなった。だが、性格はまるで変っていない。俺は覚悟を決めた。
このまま奏が変わらないなら野球を辞めさせると――そうしなければ、家族だけの問題では済まなくなるかもしれない。
俺はスーツのネクタイをキュッと締めて家を出た。ジリジリと暑い日差しが俺を襲う――
奏のためだ、親としての責務を果たさなければ――




