最初の出会い
私が最初に訪れた惑星は緑星だった。太陽は二つ。
この惑星だけ生命体が存在した。二つの衛星が惑星の回りを公転している。大気圏界面に進入し始める。目下は緑と青が調和になされていた。だが所々大きな穴みたいなものがありまるであそこだけが宇宙の空間に生に晒されていた。
いろいろ考えていると身の回りが赤く輝いた。大気圏突入の際にいつも起こる現象だが希薄な空気だけでこんな威力を持つなんて不思議なことだ。精巧な物理法則、物質などはいったい誰が作ったんでしょう。多分まあ、私の先祖みたいですけど。余談ですが、創始者は私のお兄様みたいですと聞いたことがあります。何はともあれ、もう対流圏に突入し原則し始めた。ふんわり地面に降りて回りを見渡した。
遠くから都市があった。「まずはそっちに行こうか」
発進して超高速に飛んで行った。空間転移ももちろん可能だが飛んでいくのが気持ちがいいので
都市近くに行くと急に軍隊が対応に出た。
「ここは帝国の領域だ!!貴様の正体を明かせ!っ」
どうやら私は歓迎されないみたいだな
「私は荒星宵、宇宙の所々を旅している」
そしたら総大将みたいに見える女性が出てきた。
黒髪に深淵のような黒い瞳、肩まで伸びる髪はそよ風に靡いていた。「お前を不法侵入で逮捕する。大人しくついてきて」
「へえ-」私はちょっとあっけなかった。
「ねえ、わたしあなた達の助けになるかもしれないよ」
「譫言はやめろ」
「全く話が通じない種族だな」
そして私は瞬間的に距離を縮めて女性が持ち上げている銃をさらって銃口を彼女に向けた。瞬き間に起きた一連の事件はその場にいた軍人らの戦意を消し去った。
「お、お前なにするんだ」
「もう信じるんでしょう私神みたいな存在だよ」
そんなこと自分の口でしゃべるのはちょっと照れるがまあいっか
「皇帝の助けになるかもしれないもの」
「それが真実としても一体何故あんなことを....?」
「言ったでしょう 最初に会った人を助けるって その人が従う者を助けるのも大丈夫だから」
「我が名はシテラ、皇帝陛下の命令によって最前線で防衛活動を行っている。」
「私は荒星宵、ただあっちこっち回りたがる存在」
「ところであんた達今戦争してる?」
「詳しくは帝都に着いたら教えますから」
「ほう、帝都まで行くのかい?」
「まあ一応規格外存在の報告とあなたの職位を定める必要があるからな」そして私たちは車に乗り帝都に出発した。
行く途中彼女はこの星の歴史について教えてくれた。