8冊目 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』 山口悟氏
8冊目!
意外と週一更新なら続きますね。
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』
山口悟氏
初めてハマったなろう小説。
というか【小説家になろう】というサイトの存在を知るきっかけとなった作品です。
きっかけはネットで読んだコミカライズ版。面白くて続きが気になりましたが、まだ単行本が発売されていませんでした。
Amazonで検索すると原作の文庫がヒット。
さっそく1巻を購入しました。
そして2日後、既に発売されていた残り全巻を買いました。
必要経費です。!
1巻のあとがきで小説投稿サイト【小説家になろう】の存在を知り、深い付き合いになっていきますが、その話題は別の機会にします。
遅くなりましたが恒例のあらすじ
「頭をぶつけて前世を思い出した公爵令嬢のカタリナ。現世の自分が前世でプレイした乙女ゲームの 悪役令嬢だと気づき、破滅エンドを防ぐためフラグを折ろうと画策。元祖、異世界転生!元祖、悪役令嬢婚約破棄!元祖、逆ハー!なろう小説の金字塔!」
大好きなシリーズなので、ついあらすじに熱と私情が入りました。
魅力はやはり主人公カタリナのキャラクター!まっすぐで素直で!
みんなが惚れるのわかります!私もカタリナファンクラブに入れて欲しい。末席で十分ですから!
また、メインキャラ以外にもメイド頭や庭師さんなどサブキャラの心情も丁寧に掬っており、読んでて楽しいです。
そんな中、私が気になるのがカタリナ脳内会議。
カタリナは悩み事があると脳内の自分のキャラ同士で会議を開催します。
先日、自分の小説の創作方法のエッセイでも書きましたが私も考え事をするときは頭の中の人格同士で話し合いをしています。
カタリナちゃん、私と同類!
ここからは本の感想ではなく、自己分析に入ります。
カタリナは脳内でキャラ同士会議をしますが、本人の人格を投影している設定なのか、どのキャラも一本気で突飛な解決案しか出しません。
カタリナの性格そのままに。
ちなみに、私の脳内キャラも自分の人格の一部なのか全く価値観の違う結論を出すことはありません。
これを話すと知人たちは言います。
「じゃあ、悪い人が出てこない物語を書くあなたはとても優しい人なのね」
とても褒めてくれる方々を裏切るのは申し訳ないですが、私の脳内にも悪人キャラは何人もいます。ためらいもなく人を陥れたり迫害する、私の闇の部分。
皆無なのは犠牲者になっても良いという健気なキャラです!
悪人のキャラを生かすためには、酷い目にあう人物が必要です。
頼もうものなら、脳内の中でストライキが起こります。
「「本体!お前が殺されろ!!」」by脳内キャラ一同より
私も妄想とはいえ死にたくはないので、悪人キャラには待機を命じています。
本書『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』
を読んで癒されメンタルを強くし、いつかざまぁ小説を書けるように頑張ります。
カタリナちゃんのファンクラブ、入会したい……
このシリーズ大好きです。!
さて、次は何の本にしようかな
誤字脱字報告ありがたいです。
感想や星もお待ちしています。
それでは次作でお会いできるのを楽しみにしています。(*^▽^*)