R15指定記事 ボクは警察に捕まらない。 捕まらないのだ、たぶん。
どーか、最後まで読んでほしい。
途中で切り上げられると、どーしても誤解が生じるからだ。
だから、お願い。
ホントーにお願いします。
さて……
職場の同僚たちと『初めてエッチをした時に、ガッカリした事は?』という話になった。
言っておくがボクたちは十代の若者ではない。
いい歳をしたオッサン、またはオジーさんな男たちが集まっての話題がコレである。
ノー天気だと自分でも思う。
それでだ、どんな意見が出たかと言うと、他の同僚の発言は秘密にしておきたい。
ボク的には、なかなか女性に失礼な意見だと思うからだ。
で、ボク自身はどんな発言をしたかと言えば……
「初めてエッチをするまで、女の人の体って、舐めると甘いんだと思い込んでた」である。
我ながら、なかなかカワイイ話だと思う。
念のために言っておくが、マジのエピソードである。
で、セックスの悩みというか実際のところ皆はどうなの?ということに話を進めてみた。
つまり……何と言うか……ボクもエッチについては一通りのことはする。
一通りのことはするのたが、“舐める”という行為に関しては意識的なもので本能的なものでは無いのだけど、みんなはどうなの?という話なのだ。
あ、待って、最後まで話を聞いて。
お願い。
つまり……舐めたくて舐めたくて堪らなくて舐めてるわけではなくて、女のコがアンアンウンウン言ってくれるから舐めてる……あ、待って、だから最後まで話を聞いてほしいのよ、お願いッ。
つまりね、ボクが言いたいのは野性動物のテレビ番組とかあるじゃないですか?
あれで動物の親子とかさ、親が子どもをベロンベロン、ベロンベロン舐めてるじゃないですか?
あーゆー話をしてるんですよ。
可愛くて気になって堪らなくて、暇さえあれば夢中になってベロンベロン舐めてる。
あーゆー気持ちには、なっていないっていう話なんですね。
じゃあ、動物の親みたいな気持ちっていうのはボクの中には無いのか?というと、実はそーでもないんですね。
十代の女のコなんて、いや、それにも満たない1桁代の年齢の女のコも、もぉー可愛くて可愛くて可愛くてベロンベロンに舐め回したくなるんですよ。
ああ! 待って!
ここで切り上げるのは絶対にダメ!
最後まで話を聞いて!
舐めたことない!
舐めたことないから!
未成年なんてボクの人生で舐めたことは絶対にないから!
ボクが言いたいのは、本能的な、衝動的な“舐める”って行為には、ある種の保護衝動のようなものが必要だよね?って話なのだ。
性的衝動とは別に。
性的衝動とは別なのよ。
その割に、舐めたい衝動の対象が異性に限られてるのは上手く説明できないけどさ。
とにかく、性的衝動と言うよりも、赤ちゃんを見て「カワイイーん♪ もう食べちゃいたい♪」とはしゃぐ女性心理に近いという話なのよ。
はぁ、はぁ、はぁ、ボクの言いたいことは伝わっただろうか?
ボクは、だいたい、『カカァ天下』主義である。
若い方に説明すると、『カカァ天下』は『亭主関白』の反対で、女性が主導権を握ってる恋愛関係のことである。
恋愛とか結婚なんて、男は「自分は女性の所有物になったのだ」くらいの意識の方が上手くいくと思っているのだ。
つまり、基本、女性は自分と対等か格上という意識なのである。
『女性は幾つになっても女のコで、可愛い存在である』と思っていてもだ。
だから、ボクにとっては、“舐める”という行為は、かなり意識的な行為なのだ。
そりゃ、舐める以上は全力で創意工夫をしながら情熱的に舐めるけどさ。
ちなみに、同僚たちの意見は訊けていない。
「ベロンベロンに舐め回したくなる」の発言あたりから、「アホか(笑)」「おーい、誰か警察を呼べェ!(笑)」と全方位からツッコまれ、話を最後まで訊いてもらえなかったのだ。
だいぶ際どい話をしたが、ご理解してもらえただろうか?
これって、変な感性なのだろうか?




